静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫創設120周年・美術館開館20周年記念 -受け継がれる東洋の至宝-
PartⅡ 岩﨑彌之助のまなざし-古典籍と明治の美術-
期間:9月22日(土・祝)~11月25日(日)
古備前高綱太刀 附 朱塗鞘打刀拵
鎌倉時代の作。武田討伐の際に滝川一益が信長より拝領した。打刀拵は桃山時代の作で、随所に織田家の木瓜紋や桐紋が装飾されている。
唐物茄子茶入 松本茄子(紹鴎茄子)
大名物。天下三茄子のひとつで珠光の弟子・松本珠報が所持した事から松本茄子と呼ばれる。天王寺屋(津田)宗伯から武野紹鴎・今井宗久に渡り、宗久から信長に献上され秀吉から子の豊臣秀頼に渡ったが大坂夏の陣で罹災、家康の命により塗師の藤重藤元・藤巌父子が破片を漆で修復した。X線写真も展示してあり、そのバラバラ具合がよくわかる。よくぞ修復したものだと思いました。
今回は古備前高綱太刀がどうしても観たくて訪れました。滝川一益所用の品は中々無いので拝見できて良かったです。
最近の「探訪」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事