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1211 五島美術館 時代の美 第2部 鎌倉・室町編

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五島美術館

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時代の美 第2部 鎌倉・室町編
期間:11月23日(金)~12月24日(月・祝)

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佐竹本三十六歌仙絵 清原元輔像
秋田藩主佐竹家に伝来した歌仙絵。清原元輔は枕草子を著した清少納言の父親で著名な歌人。黒の束帯姿で描かれている。
佐竹本三十六歌仙絵は元は上下2巻の巻物でしたが1919年売却の際、あまりに高額であった為に歌仙ごとに裁断し抽選で購入者が決定されました。なんとも無体な事と思いますが昔から巻物状態の絵や書を切っちゃうことは多く行なわれて茶掛として使用されてるので普通の事だったのでしょうかねぇ。
アメリカでは有名人の手紙等からサイン部分を切り取ってトレカに貼っちゃうなんて事をしてますので日本よりエグイかもしれません。
ちなみに佐竹家伝来ですが江戸後期に入手したようで佐竹義宣とは無関係なのは残念。
君台観左右帳記
足利義政の同朋衆であった能阿弥や相阿弥が著した秘伝書。座敷飾りや方法や道具類の説明・中国伝来の絵画について記されています。
芦屋獅子牡丹紋釜
東山御物。筑前芦屋で製作された釜で獅子と牡丹が表されている。近衛家・小堀遠州が所持した。
芦屋真形霰地紋釜
底の損傷のため底部を別の小さなものに付け替えられており、側面がザクザクの状態のままになっている(尾垂れ)。千利休の愛用とされ、後に姫路藩主酒井宗雅所持となった。

この美術館に関しては次の展示会が本番なんですが、静嘉堂文庫美術館に近かったので偵察がてら寄ってみました。
次回の桃山・江戸編楽しみです。
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