岡山城
春季特別展「城の攻めと守り―武具が物語る武家社会の本質」
岡山県立博物館
企画展「戦国サムライアート変わり兜」
期間:4月26日~6月3日
赤韋威鎧
国宝。平安時代後期の大鎧で、備中赤木家に伝来した。
宇喜多基家所用 紅糸素懸威銀箔押二枚胴具足
烏帽子形金箔押兜。その兜には弾痕が残っています。
板倉勝重所用 日の丸金箔押紺糸威二枚胴具足
日輪の金箔押前立、後立には高さ70cmもの羽飾の兜。金に真っ赤な日輪の胴と共にド派手な具足です。
池田光政所用 黒漆竪矧胴具足
鯖尾形兜。この他にも光政所用の黒塗張抜尖冠形兜、黒塗唐冠形兜もありました。
板倉重宗所用 銀箔押兎耳大角立物付兜
金箔押の輪貫前立。銀箔は黒っぽく変色しているが元は銀色に輝いていたのだろう。あまり「兎耳」という形状に見えないが例えが思いつかないです。
森可成所用 大釘付頭形兜
今回は兜だけが展示されていますが、大石神社の宝物館では具足も展示。ただし大釘の頭立は展示スペースの関係で外して展示されているので今回付けた状態が見れて良かった。
蟹形兜
岩国美術館蔵。蟹のハサミ部分が角のようになっている結構リアルなカニさんでした。
投頭巾形兜
兜の前面に大き目の獅噛、脇立に瓢箪が付く。瓢箪から長く蔓が伸びており、それが角にみえる。今回は普通に変り兜のひとつとして展示されているが、この兜は「明智光秀所用」として昔から知られた存在。思わぬところで思わぬ兜に遭遇して驚きました。
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