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阪急うめだギャラリー
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開館60周年記念 藤田美術館展
1月15日(水)~1月20日(月)
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大井戸茶碗 銘 蓬莱
胴体に轆轤目が強くめぐる。枇杷色も濃く美しく、ぼんやりと青みをおびている。
武野紹鴎が所持した事から、武野井戸とも呼ばれる。昨年の根津美術館で拝見したばかりですが早くも再見となりました。
赤楽茶碗 銘 文億 本阿弥光悦作
全体に丸みを帯び、光沢のある赤楽茶碗。これだけなら他にも同種のものが存在するが、この茶碗は胴体が大きく傾いている。普通なら失敗作と思えるものだが、それを取り上げるのも光悦らしい所か。
黒楽茶碗 銘 千鳥 楽道入作
全体は光沢のある黒釉がかかり、2ヶ所の黄釉の抜けがある。薄作りでノンコウらしい作品
銘の由来は2ヶ所の抜けが千鳥の足跡に見えるかららしい。ノンコウ七種のひとつ。
今回は光悦の「文億」が見所。事前の告知では白楽の「白狐」が展示予定でしたが、私は以前に拝見しているので展示変更で逆に良かったです。
光悦の茶碗は一見失敗作か?とも思える作品が有るけれど、じっくり見ると唸らされる物が幾つもありますねぇ。