HONDA RACING SPIRITS / Reborn Tomorrow

「S2000」「FD2 TYPE-R」「FL5 TYPE- R」
車とその周辺のこと そのほか気ままに感じたこと

乗ってみた

2016-01-30 18:52:58 | HONDA
今週、FD2 TYPE-Rのフロントガラス磨きを施工してもらった。FD2のワイパーは、ドイツ車並みに太くて押し付けも強く、また前期型は風圧で浮かないブレードのエアロ形状、それに左右2本ともセンター下から左右外側に動くタイプなので、交差する拭き取りガラス面積が大きいこともあるのだろう、擦りキズがかなり酷くなってきたので磨きのプロに任せた。結果、大満足!!小キズはもちろん、走行時、目障りな深めのキズも消えていた。仕上げには、撥水コートを施工。大枚はたいただけのことはある、プロは凄いね。それでこの2週間、タイヤ交換とガラス磨きの時、一晩FD2を預け借りた2台の代車を高速道も含め運転したので、偏見に満ちた感想を書いてみようと思います。

まずは、ホンダ フリード ハイブリッド。


小さなミニバンですか、だからミニミニバン。運転ポジションが決まらず、メーターが非常に見難かった。走り出しふわふわとして、船に乗っているような感じ。速度がのっても変わらず、ダンパーがヘタって抜けているのか?と錯覚した。でもまだまだ新車の匂いのする状態でした。ハンドルが軽過ぎなのと遊びが多過ぎ、感覚的には遊びが、左右それぞれ10cmはあるのではないか?と感じた。それと左右とも実際タイヤが切れる量が、ハンドルを回していくと変わるポイントがあるのが分かった。重心が高く旋回時のロールが大きいのだが、どこでそのロールが止まるのか分からず、横転しそうで非常に不安であった。あとはブレーキが軽いし、フニャフニャ。タイヤもエコタイヤだろうけど、すぐ滑り出しそうな予感ありで頼りなかった。高速道やジャンクションでのカーブは、特に怖い走行であった。床まで踏んでの加速も、音ばかり唸りを上げて、なかなか進んで行かなかった。こんなのが、同じホンダの車なのか・・・安楽さより、安心安全を優先した造りのしっかりとした車にして欲しいと思った。
借り物に、ボロクソ言ってすいません。


つぎは、スズキのソリオ ハイブリッド。


初のスズキ車だ。軽かと思ったら、普通車だった。横幅というか、車内の幅が広いのと、小物収容ポケットの多さが印象的だった。メーターはセンターに配置、輸出仕様で右ハンドルでも左ハンドルでも生産効率が良くコストダウンできるからだろう?メーターが大きいのが救いだが、非常に違和感があった。操作系やサスペンションは、まあこのクラスの普通車は、こんなものだろうと思っただけで、特に印象はない。ジャンクションのカーブでの旋回は、ロールはもちろん大きかったが一定のところで止まって、横Gというより、久しぶりに上半身斜めになったままの旋回を味わった。値段も含めて考えると、フリードより頑張っているなというのが本当のところ、スズキ車が売れているのも頷けた。

2台ともハイブリッドだったが、自分の意志とは関係ないタイミングでの、エンジンとモーターの切り替えとアイドリングストップは馴染めない。それと無段変速のATと、足踏み式サイドブレーキは嫌だねったら嫌だね。1名乗車時はダメだが、サイドブレーキは同乗者が緊急時に車速を落とせるよう、センターコンソールの位置に設置すべきだと思うけどどうだろう。