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邂逅の森


熊谷達也 文藝春秋

第17回山本周五郎賞、第131回直木賞をダブル受賞
自分の知らない日本がそこにありました..
運命とはこう言う事か..運命に正面から向き合う主人公に感動です

★★★
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駅までの道をおしえて

伊集院静 講談社

読む人の年齢や今の状況によって評価は相当違うと思います。
秀作だと思いますが「何か面白い本を..」と思う人には体感馬力がないと思います。

★★☆
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深爪

中山可穂 朝日新聞社

通勤の電車で読んでいるカバーを見られている気がした..
なるほどそういうことか..
女性の同性愛者の話..
感想ですか?まあ..何と言いますか..はい..(汗)

★☆☆
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夏の魔法

北國浩二 東京創元社

青春..ミステリ..混ざっていない ミックスジュース..
消化不良の後味の悪さ..
彼女を殺す理由が理解できない..トリックも..なんだそりゃ..

★☆☆
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失はれる物語


乙一 角川書店

乙一だからか..
今、モードに入っていないからか?
飽きたのか..

やっぱり彼の一番は『夏と花火と私の死体』16歳で書いた作品の
インパクトです

今回は普通に合格点..

★★☆
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ナラタージュ

島本理生 角川書店

評価が高いので読んでみました...が...
くだらない男二人に恋愛ごっこを演じる子供の物語..
学生が背伸びをして書いた恋愛小説って感じで
登場人物もみんな子供なので、この小説がいいと言ってる読者も
子供なんでしょうかね..(辛口すぎたかな..(汗))
本のカバーデザインだけがやたらにいい..

☆☆☆


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あぽやん

新野剛志 文藝春秋

第139回 直木賞候補..ちょっと狙いましたか?
いつもの作風とちがいますよね..
でも読みやすい...いい作品だと思います(えらそうに..w)

★★☆
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艶紅(ひかりべに)

藤田宜永 文芸春秋

数年前に「虜」を読んで以来です..
相変わらず大人の小説です。
京都を舞台にしているからかも知れませんが
寄る時も引く時も「粋」です。

★★☆
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クローズド・ノート

雫井脩介 角川書店

Amazonでやたらと薦めてくるので読んでみました。
入りやすくスラスラ読めます..読めるのですが..
色々な話のつめが甘く全てがぼやっとした印象です。
ともすれば伊吹と香恵が混ざってしまいそう..
それが雫井さんの戦法だとは知らずに..
半分が過ぎ..状況は変わらず..
「犯人に告ぐ」の時の様な終わり方は無しですよ..と思いながら進む..
324頁..「えっ!そんな..急に..」またそんな終わり方ですか?
なんて思ったのですが..ココからです..ラストまで一気読み..
「私は先が読めた..」なんて勝ち誇ったレビューを読むと
残念でしたね読めちゃって..って感じです..W

降参..参りました..雫井さんの作品で泣くなんて思わなかったです。
あとがき読んでまたウルっとしてしまった..。
著者にとって大切な作品なんだと思いました..

★★★




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聖なる黒夜

柴田よしき 角川書店

676頁の2段組み..普通の3~4冊分の内容です..軽く2日かかりました。
これで2,000円は安い!!..と言いながら図書館モノです...w
恨みつらみのヘドロの様な純愛小説です..読む人は覚悟が必要です..
そっちの話題が苦手な人には最後まで行けないかもです..
重たくて持ち歩けないですし..

あまりにも色々な恨みが絡み合って物語がぼやけそうになりながらも..
しっかりと本筋の恨みと言う芯が残っているから
超がつく長編なのに、だれないんだと思います。
柴田さんの目線がすごい..どうしてこの目線で物語が書けるのかが不思議..
あれ?男だったかな??と思ったくらい..いや..
逆にノーマルな男には書けないです..
物語の中にでてくる「Because The Night」もちゃんと映像としてからみます。

★★★

Patti Smith - Because The Night


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赤い指

東野圭吾 講談社

賛否の評価が分かれる作品ですね..
惜しい..読みやすいけれど..
泣かせようという企みを感じて...

★☆☆
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天帝妖狐

乙一 集英社文庫

こんなん短編でいいのに一冊に引っ張って..くだらない..
...と言う作品の多い中..乙一は
長編レベルの面白い物語をサラッと短編でまとめる爽快さがあります。
ミステリなのに爽快..素晴らしい..
「A MASKED BALL」本のタイトル作品を食う勢い..
「天帝妖狐」引き込まれます..悲しく..切ない..温かい..
4分5分とだらだら歌わずに2分3分でさらっと凄いビートルズにも似た感じ..

★★☆
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紗央里ちゃんの家

矢部 嵩 角川書店

第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作..
ホントですか?(笑)

日本ホラー小説大賞は大賞と長編賞と短編賞があり
調べると奇数の回数に大賞の受賞作品がありません..
13回も大賞は該当作品無し..
第5回 第7回 第9回は三賞全て「受賞作品無し!」ですって..(笑)

第4回の大賞 貴志祐介「黒い家」だけが輝いています..

「紗央里ちゃんの家」ですが..嘘はいいのですよ大嘘ほど面白い..
ちゃんと納めてくれたらですよ..散らかしっぱなしは誰でもできます..

☆☆☆





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やつらを高く吊せ

馳 星周 講談社

図書館で人気があったから借りて..
しまった...
この人の小説苦手でした..
読んでみて...
やっぱり苦手..

☆☆☆
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殺戮にいたる病

我孫子 武丸 講談社

猟奇的殺人の王道です..怖い..悪いことをしている意識が無く
純粋な愛だと思っている所が怖い..
息子の行動に徐々に恐怖を覚える母親の心の葛藤も伝わります..
この物語が絵空事でない今の社会が怖い..

グロテスクはチョット...って方にはおすすめ出来ません。

★★☆
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