古畑任三郎ファイナル

古畑任三郎ファイナル

古畑任三郎ファイナル　第2夜
「フェアな殺人者」イチロー
古畑任三郎。。。今さらですが初めてです
昨夜と今夜観ました
なかなか面白かったです。人気の訳がわかりました。。
脚本は第１夜に軍配かな？
第2夜殺人を犯す理由がチョット。。

疾走 上下巻

重松 清　角川文庫

すごいカバーです（汗）
少年の悲しいまでの疾走感が辛いです
「青の炎」の様な守るための悲劇ではなく
未来のない悲劇が悲しいです
少年が触れる僅かなロウソクの様な灯りにさえ
火傷させられる悲しみ
重いです。。。
残念なのはリアル過ぎる性描写と
馴染みのない聖書の引用に少々密着感をそがれます

ラストにわかるシュウジを”おまえ”とよぶ人物は
実はその向こうのもっと高いステージ（神）をイメージさせます。
ストーリー的には決着のつかない枝葉を遺したまま完結している気がします。

重松さんこの作品とは一線を画した感があります。

★★☆