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トワイライト

重松清 文芸春秋

何末年始のスペシャル番組が苦手な私は結構本読みました..
3週間で7作品ですか..年間100冊ペースですね..

実はこの本..読むのが辛くて断念してたんです..
同級生の重松清さん..同年代の私には苦いです..
そこかしこに「喜怒哀楽」のスイッチがあります。
でもこの本は..10代でも20代でもなく50代でもない
まさしく70年代型少年少女小説なんですね..
私達の小説なんだと思います..
物語のどこかに自分がいるような気になります。
登場する団地に友達の団地が重なり
学校が自分の母校と重なります..

中学を卒業して10年間毎年同窓会を開きました..
高校を卒業して1度だけ同窓会をしました..
今の僕らの年代は何と言うか..
同窓会が出来ない年齢なんだと思う..
そんな気がする..

★★☆

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エアコン


年末にエアコンが壊れてしまいました。
13年間ご苦労様でした。
さて本日のニューフェイスです..
いいですね新しい家電は。

前回は霧ヶ峰君だったのですが今回はナショナルちゃんです
ごめんなさい..(誰に謝ってるねん)

前回は16畳の新型でたしか 30MAN くらいしたと思いますが
そんなにいらないのですよ..この部屋..結局いつも弱だし..

今回は去年のモデルで8畳 6MAN でした..
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誰か

宮部みゆき 文春文庫

本格的なミステリを期待されると少々物足りないかもしれません。
私がこの本を面白いと思うのは宮部さんのストーリーの厚みだと思います。
色々な糸(意図)を絡ませてその全てを解くことなく物語を進めるあたり
「もしかしたら...」「いや..そうじゃなくて..」の部分を
残してくれる物語の可能性の面白さがあります。
杉村三郎が刑事ではなく..探偵でもなく..有名な記者でもないあたりも
物語に体温があっていいと思います。

★★☆
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