All Souls College, Oxford
オール・ソウルズ・カレッジ (All Souls College、正式名称: The Warden and College of the Souls of all Faithful People deceased in the University of Oxford)は イギリス、オックスフォード大学のカレッジ。
世界に冠たるオックスフォード大学は、実はさまざまなカレッジの集合体。そのひとつであるオール・ソウルズ・カレッジは、学部学生を有せず、選ばれた研究員のみが所属する施設。
米国新聞界におけるネットワーク権力構造のはじまり
英国エスタブリッシュメントの米国支部は、五大新聞(ニューヨークタイムズ、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン、クリスチャンサイエンス・モニター、ワシントンポスト、廃刊となったボストン・イブニング・トランスクリプト)を通じて多大な影響力を発揮しました。
実際、クリスチャンサイエンス・モニター編集長は、ラウンド・テーブル誌の米国屈指の記者(匿名)が務め、ラウンド・テーブル誌の初代編集長で後にローズ信託基金理事長(1925-1939年)、駐米大使を歴任したロジアン卿もしばしばモニターに執筆していました。
アングロ・アメリカ(英・米)秘密ネットワークが英米のあらゆる社会階層に浸透した理由
20世紀にロンドンとニューヨークで成長した権力構造は大学界、新聞界、外交政策の実務に深く浸透しました。
英国では円卓会議グループが、米国ではJ・P・モルガン商会あるいはボストン、フィラデルフィア、クリーブランドにあるその支社が中核となりました。
どちらかというと偶発的な彼らの活動例のなかには、偶発的であるが故にとても意味深いものがあります。
例えば、彼らはオックスフォード大学にある円卓会議グループの主だった本部と酷似した「オール・ソウルズ・カレッジ」をプリストン大学に設立しました。
「先端研究施設(Institute for Advanced study)」と呼ばれたこの施設は、一般にはアインシュタイン、オッペンハイマー、ジョン・フォン・ノイマン、ジョージ・F・ケナンらの科学者を匿った(かくまった)場所として有名ですが、組織化したのはエイブラハム・フレクスナーです。
彼はオックスフォードでローズ記念講師を務めながらオール・ソウルズを満喫した後に、カーネギー財団や、ロックフェラーの「一般教育委員会(General Education Board)」に加わりました。
そうした計画を祖先したのは円卓会議きっての知略家で財団理事のトム・ジョーンズでした。 こうしたウォール街とアングロ・アメリカン(英・米)枢軸の存在は、指摘されてみれば一目瞭然といえます。
ジョン・W・デービス、ルイス・ダグラス・ジョック・ホイットニー、ダグラス・ディロンといったウォール街の名士が、ロンドン駐在米国大使に任命されたという事実が何よりの証拠です。
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