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ロスチャイルド財閥ー114 スペイン革命を計画するスターリン

2022-11-26 15:22:33 | 国際政治・財閥



スターリン産業5ケ年計画



世界恐慌の影響を受けなかったソ連 そしてユダヤ勢力を敵に回し坂道を転がり落ちる日本

1922年に成立したソ連は、究極の目標である「国を廃止し、共産主義の社会をつくること」を達成するため、まずは急ピッチで工業化を進めて生産力を上げ、欧米や日本に追いつこうとする政策をとりました。だから、お金が廃止されたわけではないし、国有の企業もあります。

国が国内の生産や金融のみならず貿易を管理下に置き、トップダウンで開発を進めようとしたのです。 民間の企業活動が制限されている以上、欧米や日本など国外との取引も限定的。食糧や鉱業原料も、広大なソ連の加盟国・地域から調達すれば済みます。当時ソ連の一部だったアゼルバイジャンには、世界最大の油田であるバクー油田もあります。

そういうわけで、1929年に世界恐慌が勃発したときにも、ソ連は大きな影響を受けずに済みました。「資本主義社会が壊れていく最中に、ビクともしないソ連は、何かとてつもなく “すごいこと” をしているんじゃないか?」と、かえってソ連への “あこがれ”や “期待” が集まりまりました。

対外的には、ソ連は国際社会への参加を進めていきます。 たとえば1934年には国際連盟に加盟することに。アメリカ合衆国のフランクリン・ルーズヴェルト大統領の「善隣外交」政策の影響です。

その後ソ連は、アメリカ合衆国への接近を背景として、ソ連の西側に位置するドイツ、東側に位置する日本との対決姿勢を強めていきます。たとえば、1935年7〜8月に開かれた国際的な革命推進組織であるコミンテルンの大会では、「ファシズムに対抗する方針」(反ファシズム人民戦線)が打ち出され、共産主義以外のグループとも柔軟に手を結ぶことが可能に。

1935年末以降、ソ連とソ連の友好国であるモンゴル(1924年に社会主義国になっていた)は、日本・満洲国との間に武力衝突を繰り返すようになっていきます。

アメリカにとっては、ソ連は日本の大陸への拡大をおさえてくれる重要な存在。国の「思想」(イデオロギー)の違いよりも、現実的な “地政学” を優先させた形です。国際的な経済危機とファシズムの台頭という情勢を背景として、ソ連は国際社会における存在感をアップさせていったのです。







ダヤ系国際金融財閥を敵に回し、坂道を転げ落ちた日本

これに対して、真逆のお馬鹿をやり続けたのが、明治維新で大英帝国とロスチャイルド財閥に操られていただけなのを何を勘違いしたのか、満州国を作った岸信介率いる長州閥です。 貧乏国日本は資金がないのに、満州国を設立したので、阿片ビジネスをしました。その首謀は、岸信介の盟友の、阿片王・里見甫(さとみはじめ)。

大英帝国の物真似をして、阿片を大量栽培、その取引量は世界のトップクラス、中国人に阿片を売りつけ、その資金で関東軍の運営資金としました。 そして満州鉄道利権で桂-ハリマン(ユダヤ)協定を結んでおきながら、一方的約束を反故。 また中国における阿片利権もユダヤ人を追い出す始末。 完全にユダヤ勢力を激怒させてしまいます。

そして、日露戦争で世話になったい大英帝国とアメリカを敵に回してしまい、挙句の果ては東京大空襲と原爆2発で撃沈。 廃墟と化した第二次世界大戦後、何を血迷ったか岸信介・笹川良一ら自称保守右翼は、8月15日からわずか3日後にRAA(日本人婦女子をアメリカの白人・黒人兵に売春させる組織)を計画し、それは実現。 

鬼畜英米と戦争を煽ったプロパガンダを信じた女性たちは裸電球1個の中で大量の客(白人兵・黒人兵)をとらされ、岸信介・笹川良一らはGHQに媚びを売り、日本国民が飢餓にあえぐ中、自分たちはGHQと贅沢三昧。

過酷に大多数のアメリカ兵に売春させられた日本の婦女子は精神がおかしくなり気が狂う女性が多数出てしまいます。 それを止めさせたのが皮肉にもアメリカの人権団体とキリスト教団体。 

岸信介の長女・洋子(ようこ)が、安部晋三元首相の母親です。

そしてA級戦犯として投獄されていた岸信介は、GHQに尻尾を振り、奴隷契のような(属国契約)を結び、満州国の盟友・東条英機が絞首刑になるのを横目に、釈放され、日本と日本国民を裏切り、日本の首相にまで上り詰めます。

そしてRAAで稼いだ大量の外貨(ドル)が、自民党の設立に使われることになります。 これについてはスタンフォード大学・フーバー研究所に一級の一次資料が残っており、事実が明らかになっており、その資料を翻訳した本もつい最近出版されてい折るので別途紹介します。  この本は私の手元にありますが、事実の羅列が700頁もありここでは紹介しきれません。 

そして、私も騙されていましたが、この政権に就いた岸信介~安部晋太郎~安部晋三を保守と持ち上げ、GHQと政権与党の自民党に尻尾を振っているのが産経新聞です。 当然、朝日新聞はもっとひどいです。  

日本を露骨に侵略してくる習近平を国賓で招待した安倍元首相ですが、訳が分かりませんでしたが、この本を読むと日本で何が起こっていたのか、また何が起こっているのか理解できるようになりました。   少し長くなったので、話を本題に戻します。







スターリンが仕掛けたスペイン革命

スペイン革命の準備を進めていた時期、スターリンは国際銀行家から,休戦条約が調印された直後に予定されている1918年の経済戦争に積極的役割を果たすよう命じられました。 一般的に言えば、第一次大戦の時期、実際の戦闘に関わっていなかった民族は繁栄を見ました。大戦後は2年間、連合国の人々が好景気を経験しました。

そして、その投機的投資もピークを過ぎたかと思われる頃、通貨供給が大幅に収縮されました。貸し付けは制限され。払い戻し請求が行われるようになりました。 結果として1922年から25年にかけて小規模の恐慌が生じました。 それは1930年に「時の権力者」が大恐慌を引き起こすための実験的通貨操作でした。

1925年に経済政策が転換されると状況は確実に改善され、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアは史上最高を記録する繁栄の時代を迎えました。 株、債権、不動産への投資はうなぎ昇りでした。


ロスチャイルド財閥ー86 アメリカ黄金の1920年代
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1a6701bea73e96d31ca40eb9aa6ca851
ロスチャイルド財閥-89 大正バブル(第一次世界大戦景気)
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ロスチャイルド財閥-94  大正バブル、大財閥、新規財閥の台頭、そして松方財閥 
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ところが、1929年末になると、不意に市場が暴落し、自由世界はかつてない大恐慌に見舞われました。 南百万もの人々が貧困状態に陥り、何千もの人々が自殺。 経済を混乱させたとして失敗が非難されました。 その混乱によって、南百万もの困窮者を生み出す一方で、すでにドルベースで百万長者だった300人の人々を億万長者(ドルベース)にしたからです。

1925年、スターリンは産業5ケ年計画に着手し、いわゆるソヴィエト化された国家の国内復興を強化しようとしました。 この計画は天然資源を活用して原材料を有用な製品にすること、産業および農業機構を近代化することを目的としていました。 国際銀行家からの融資でまかなわれたこの壮大な5ケ年計画は、ロシアの発展とドイツへの会戦への期待感と相まって、ソヴィエト経済を活気づかせました。 

実際、ロシアの支配者には何百万もの人々を奴隷のようにコキ使うことができたから、彼らには、賃金労働者を雇いつつ、高い生活水準を維持する国家をコントロール」するだけの強みがあったわけです。

次の一手は農業の集約化でした。 何世紀もの間、ロシアの農奴は地主の奴隷とほとんど変わりませんでした。 レーニンはピョートル・アルカディエヴィッチ・ストルイピン首相によって1906年から1914年にかけて実施された温情ある政策で保証された以上の譲歩を約束することで、農奴の支持を取り付けていました。

ストルイピンの時代には200万人以上の農夫家族が農村共同体(ミール)を離れて自作農となりましたが、1916年1月1日にはその数は620万人家族に膨れ上がっていました。

しかし、産業振興プログラムのために「行った貸し付けの支払いを確保しようと、国際銀行家はソヴィエト化された諸国家の輸出入を管理することw主張するとともに、農業の生産性を大幅に向上させる唯一の方策として農場の集約化を要求しました。

この命令をスターリンが実行したとき、何が生じたかは歴史が示す通りです。 彼は農夫をその法律に従わせようとしたその非道な行為で、一人の人間として、常に非難を浴びてきました。 50万の農夫が、従うことを拒否したり、命令を逃れようととしたとして、処刑されたり強制労働させられました。

また、一般には知られていませんが、ロシアの農夫から没収された穀物は、国際銀行家の代理人によって、カナダおよびアメリカ合衆国以外で買い上げられた大量の穀物と共に備蓄されました。 穀物ばかりでなく、アルゼンチンはじめ食肉生産国では加工肉、冷凍肉の在庫が大量に買い占められました。 カナダおよびアメリカ合衆国は生産した食肉、穀物の販路を失いました。

1920年から1929年にかけて、国際銀行家はイギリス、カナダ、アメリカ合衆国以外のほとんどの国の海運業を抱き込みました。その海賊的行為の結果、イギリス、カナダ、アメリカ合衆国船籍の船が他国の商船と競うことは不可能となりました。 何千隻もの船舶が自国の港につながれたままとなり、輸出業はかつてないほど落ち込みました。


連合国からの輸出の減少は、ドイツ、日本、中央ヨーロッパからの低コストで生産された輸入品の増加を現出しました。 カナダの賃金労働者8人のうち5人は、そこそこ豊かに暮らすためには、直接的にしろ間接的にしろ、輸出業の結果としてその賃金を得なければなりません。 それ故、輸出業の落ち込みは、人口の8分の5の購買力の低下から、すぐに景気後退につながり、そのまま、さまざまな種類のサービスを提供して生計を立てている人々に影響します。輸出業が低下したままであれば、景気後退が恐慌へと悪化するのは必定です。

その基部構造を根底から揺さぶられた連合国経済にダメ押しの一撃を与えるために、穀物と食肉を買い占めた人々は、世界中の市場でその在庫を、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアで生産されたものの価格以下でなげうるを始めました、 この行為によって、第一次世界大戦時に連合国と称した国家の穀倉は売れない穀物であふれかえり、それ以外の国家では穀物不足、食肉不足から人々が餓死していきました。

イギリスは海運業から年間8500万ポンドを稼いで、年間の貿易不均衡を相殺しなければなりません。 だから、不公平な競争によって、その相殺資金を稼ぎ出すことが出来なくなった時の衝撃は清国でした。 イギリスの人々は最も安い市場でパンや肉を買うことを余儀なくなされました。

国家的陰謀を指揮する人々だけが、この人為的経済混乱を利用して、英連邦のさまざまな構成組織のなかに深刻な誤解を生じさせ、帝国の絆を弱体化させようとしました。 

この経済戦争の結果として、連合国あるいは資本主義国家の海運業、産業、農業といった活動は実質的に行き詰りましたが、ソヴィエト連邦および枢軸国はフル操業を続けました。 

ここでも忘れてはならないのが、世界革命運動を計画する人々は、戦争は経済停滞に終止符を打ち、まだ支配されていない国家での革命運動の道を開くという原則に基づいて常に活動するということです。 

よって、彼らが願ったときに第二次世界大戦が引き起こされるよう国際的出来事を手配するすることは、その長期的計画の実現のためには、何が何でも必要でした。

レーニンもスターリンも早くから、スペインを「要(かなめ)」とみなしていました。 長くなってしまったので、そのスペインがどのようにる利用されたについては、次の投稿で説明します。








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