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ロスチャイルド財閥ー88  1920年代に現れた黒人ユダヤ教徒

2022-11-02 17:08:20 | 国際政治・財閥

 
ハヌカは光のお祭り。「ハヌキア」と呼ばれる燭台に立てたろうそくに、日ごとに1本火を灯す。また、子どもには「ドレイドル」という四角錐の独楽(こま)がプレゼントされる。

最近のアメリカでは12月のこの時期を、クリスマス・シーズンとはいわずにホリデー・シーズンと呼ぶ。クリスマスはあくまでキリスト教徒の祭りであって、同時期にはユダヤ教徒による「ハヌカ」(とアフリカ系アメリカ人による「クワンザ」)も行われることに配慮しているからだ。

中世ヨーロッパの多くの国ではキリスト教が国教だったため、ユダヤ教徒は「ゲットー」と呼ばれる区域に隔離されて住まわされ、農業や工業といった通常の仕事に就くことを禁じられた。

そのため彼らは金融業(キリスト教徒間では利子のつく借金が禁じられていた)、医学、出版、芸能といったニッチな仕事に手を染めざるを得なかったのだ。しかし18世紀に産業革命が起きると状況が一変する。金融業は世界を支配し、都市で働くようになった人々にとって芸能が気晴らしの手段になった。

結果、こうした分野で人脈とノウハウを持っていたユダヤ人が活躍するようになったのである。これを面白く思わないキリスト教徒も多く、19世紀にはドイツや東欧、ロシアでユダヤ人排斥運動が活発化する。

これに対してユダヤ人は米国への移住を本格化。急速に発展する米エンターテイメント界の担い手となっていく。サンドラーが『ハヌカソング』で俳優たちの名を挙げるまでもなく、ハリウッド映画の創始者たちの多くは、ユダヤ系だった。

こうした状況はポップ・ミュージックも同様だった。ジョージ・ガーシュウィンやリチャード・ロジャース、ジェローム・カーンといった現在スタンダード・ナンバーと呼ばれる楽曲を20世紀前半に作曲したヒットメイカーの大多数がユダヤ人である。職業作曲家である彼らはオーダーに応じてどんな曲でも作ってみせた。たとえそれが自分の信仰していない宗教行事にちなんだ曲であっても。

クリスマス・ソング不朽の定番『ホワイト・クリスマス』の作者、アーヴィング・バーリンが祝っていたのはハヌカだった。バーリンだけではない。『ウィンター・ワンダーランド』の作者フェリックス・バーナードや、『レット・イット・スノウ』の作者ジュール・スタイン&サミー・カーン、『クリスマス・ソング』を作って歌ったメル・トーメ、『外は寒いよ』の作者フランク・ロッサーもそうだ。

共鳴し、融合した音楽

彼らのヒット曲の多くは、当時流行しつつあったジャズやラグタイムといった黒人音楽にインスパイアされ、「それ風」のサウンドを狙って作られたものだった。

ここでポップミュージックにある種の化学変化が起きた。彼らは黒人風の音楽を作ろうと感情移入しているうちに、差別され虐げられ続けてきた自らの祖先が継承してきた民謡の哀感を、音楽に持ち込んでいたのだ。彼らのナンバーは、黒人ジャズ・ミュージシャンに頻繁に取り上げられ、ユダヤ的哀感はジャズに欠かせない要素になっていく。 

紀元前2世紀、ユダヤ人がいまのイスラエルにあたる土地を支配していたセレコウス朝シリアから、エルサレム神殿の奪回に成功したとき、記念に灯した蝋燭が8晩経っても消えなかったという伝説に基づくこの祭り。当然のことながら紀元1世紀に生まれた男が創始したキリスト教よりも古い。でもいかんせんユダヤ系アメリカ人の数が少なく、表立って語られることがないため、ユダヤ系であるサンドラーはハヌカを自虐的に歌っているのだ。


米エンタメ界にユダヤ教セレブが多い理由
だがその一方で、サンドラーはハヌカを祝っているハリウッド・セレブが意外なほど多いことを名を連ねてみせる。これまでパート4まで作られたこの曲からざっと名前を書き出してみよう。

カーク・ダグラスをはじめ、ダスティン・ホフマン、ベン・ステイラー、ジャック・ブラック、ナタリー・ポートマン、そして『スタートレック』のカーク艦長とミスター・スポック(を演じたウィリアム・シャトナーとレナード・ニモイ)。ユダヤ系アメリカ人が約500万人しかいないにしては大した健闘ぶりではないか。

出所 Forbes記事




1992年10月、『ニューヨークタイムズ』は、南アフリカでは、20世紀のはじめにユダヤとの同祖論に基づいて新キリスト教が生まれ、現地ではいままたその一派が復活している、と報じています。

西欧のキリスト教に幻滅して民族主義に目覚め、白人世界との週末的戦争を想像しているばかりでなく、ユダヤ人と祖先を同じくしていると主張していると言います。

アメリカの一教派である「黒人ヘブライ人」もユダヤ人との同祖論を唱えていると言います。 『アメリカの黒人ヘブライ・イスラエル人、聖地へ』という本で、シャーク・ベン・エフダは、アフリカ系アメリカ人は古代イスラエル人の子孫であると主張しています。


歴史の記録および聖書にある預言によれば、アメリカおよび西半球の地域で。アフロ・アメリカン、にグロ、黒人などの名で呼ばれる人々は絶対に父祖アブラハム、遺作、ヤコブのヘブライ族の聖書にしるされた子孫であり、神との契約にの精神的後継者であることを説くことが、本書の課題のようです。


「黒人ヘブライ人」の歴史と神学、そもそも黒人ユダヤ教徒は、20世紀に黒人が自らの存在のジレンマを解決しようとして考えだした、いくつもある方法の一つです。


第一大戦により、世界の覇権はヨーロッパからアメリカに移り、1920年代はアメリカ黄金の時代を迎えニューヨー国は高層ビルが立ち並び、経済面で門文化面でも大繁栄を享受した時代で、同時に黒人のジャズ音楽が次花開いた時代です。 しかしなから闇の部分として白人による黒人差別は激化し、白人至上主義を掲げるKKKなどの活動が盛んになった時代でもあります。

これについては、すでに紹介しました。


ロスチャイルド財閥ー85 ヴェネチアの黒い貴族: 人類史絶対勝者のルーツhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ee17d9c2af99e8fb646a1c44d6e8e129

ロスチャイルド財閥ー86 アメリカ黄金の1920年代https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1a6701bea73e96d31ca40eb9aa6ca851

ロスチャイルド財閥ー87  バーリとミーンズ 『近代株式会社と私有財産』そしてモルガン財閥https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b5fd0621063d0908176472a59bfcc55d


1911年から1931年までの時期に、少なくとも8派の黒人ユダヤ教がハーレムに生まれています。 ハワード・ブロッツは次のようにその事情を説明しています。

17世紀にイギリスで起こった「失われた十部族」の運命についての議論は、プロテスタント主義には、欠かすことのできない要素でした。 そのプロテスタント主義はやがて」北アメリカで奴隷にされて生きていた黒人の宗教になった。

しかしやがて黒人は、独自のプロテスタントとしての思想と伝統をもつようになる。 黒人こそは「真のヘブライ人である」という考えは、奴隷独自の侵攻の伝統からうまれたものでした。

そして、1920年代の黒人ユダヤ教が現れました。それは黒人民族主義の表現であり、キリスト教への不満の表現でした。 「ブラック・ムスリム」(黒人回教団)を産んだのもその両者でした。

ある社会学の研究によると、黒人ユダヤ人は黒人プロテスタント教徒に比べ、おおかた適応の状態が良好で、ユダヤ人というアイデンティティは無力感、生きるための規範が失われているという感情を和らげているという結果が出たそうです。

このように、同祖論は日本独自のものではなく、信じる者にとって心理的効用がないわけでもない。 世界のいろいろな場所で、疎外され、無視され、抑圧された人々によって、唱えられてきたとされています。

しかしながら、日ユ同祖論は、江戸時代から西洋人・ユダヤ人の方から唱えられ、今日ではイスラエル政府機関網シャーブも認め、東北大学の田中名誉教授も証拠を次々と示し、ており、日ユ同祖論は信頼に足るもののような気がします。 これについては別途紹介します。

同祖論は、ヨーロッパのキリスト教の権威を拒絶しつつつも、なお一神教という力強い伝統は捨てまいとした伝統であるとされています。 

ハーレムの黒人たちが自分はユダヤ人およびユダヤ教と結びついていたのだと思い、我々は黒人ユダヤ人であると宣言したとき。何が起こったのか。 

ブロッツがいうように、彼らは誇るべき過去と意気揚々とした未来を展望する、あらたな民族意識を持つことになったのです。 

黒人が自分たちはユダヤ人であると宣言する。 すると彼らの人種的な特徴は劣っているしるしではなく、むしろ白人のキリスト教徒でさえも尊敬すべき、優越のしるしになります。 いいかえれば、黒人ユダヤ人は白人が最も神聖なものと考えるものを拒否することで、白人文化に対する軽蔑を現します。

白人の道徳や宗教の原則を嘲笑うことで、白人からの独立を宣言する。 そして、白人が原則だといっていることに正しく従っているのは、実は白人ではなく、自分たち国人の方だ、と主張しているのです。

第一次世界大戦の時代になると、欧米諸国はユダヤのロスチャイルドの強さを十分に知るところとなっていて、黒人の紺プレックスとユダヤ民族への憧れが、1920年代の黒人ユダヤ教徒を産んだのかもしれません。




しかしながら、旧約聖書によれば、ノアの呪いで、白人は支配層となり、その上にユダヤ人が君臨し、そして黒人は白人・ユダヤ人の奴隷となれとしています。 紀元前に書かれた旧約聖書ですが、現代社会を予測しているかの如くで、驚かされます。



明治以降、日本語訳の旧約聖書に書かれなかった一節https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02df639b5ab25372db80ce9dca89b4af

ノアの呪いと黒人差別https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5717d0661572032c599ef59efd580a2e

ユダヤ教(実は軍事同盟)とグローバリズム、そして軍需産業https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/703f7d4234db701908bfd7cbaa536e30





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ロスチャイルド財閥ー87  バーリとミーンズ 『近代株式会社と私有財産』そしてモルガン財閥 

2022-11-02 09:59:01 | 国際政治・財閥

『現代株式会社と私有財産』 著バーリ&ミーンズ

第一次世界大戦後20世紀初頭に急速に台頭し、社会を大きく変革させた大企業が出現しました。 また大企業の出現により誕生した経営学が解決を図った企業・経営が直面した諸問題の数々。 


1932年に、アドルフ・A・バーリ(Adolf ・A・Berlie,Jr.、1895-1971)と ガーディナー・C・ミーンズ(Gardiner Coit Means,1896-1988)は『近代株式会社と私有財産』(The Modern Corporation and Prviate )Property,1932)


という500頁を超える著書(論文)を発表しました。

この著書はその後、一世紀近くに及ぶ大企業の所有と支配論からコーポレート・ガバナンスへとつながる「会社は誰のものか」というテーマの原点ともいうべき歴史的・記念碑的著作です。


この大著が世に出てから90年の歳月が経ったにも関わらず、今なお取り上げられ、議論され、そして読まれています。


この地球上で、豊かで自由な社会を実現する手段・方法としてとして、二つのやり方が提案されました。 一つが資本主義であり、もう一つが社会主義であります。 

資本主義は19世紀からあったにも関わらず、その社会は決して賛同・承認されていなかった証拠に、社会主義思想・運動が生まれ、そして社会主義革命により社会主義国家が生まれたことを見ても明らかです。

しかしながら、国民を豊かにするはずの国家統制(共産・社会主義)を隠れ蓑にした腐りきった独裁政権が誕生し、革命により国民にリンチさながら殺害され、倒されるという歴史的事実も見てきました。






新自由主義というインチキシステム
頭の弱い阿呆やメディアや政治家は、これで資本主義の勝利と大声を張りあげますが、何度も言いますが民間所有の中央銀というインチキにより、一部の国際金融資本家たちは、それこそ天文学的数字の資産を形成し、日米英とも世界のトップレベルと言われた国民の富は収奪され、中間層がほとんどいなくなり、国民の大半が貧困層になり下がっている現実があります。 


アメリカ大都市の現状(明日の日本)
LOS ANGELES SKID ROW VS PHILADELPHIA KENSINGTON HOOD
https://www.youtube.com/watch?v=CimWtc6fKqw
Kensington Philadelphia
https://www.youtube.com/watch?v=Ta_8uTH9_1c
https://www.youtube.com/watch?v=Or6hfcM8tac


そして貧困層に陥った中間層の白人女性の多くはその日の生活費を稼ぐために、ご存じの通りポルノ女優になり下がっています。



イギリスのサッチャー元首相に始まる新自由主義と呼ばれる実は民間企業と癒着した新自由主義ですが、日本では小泉・安倍政権で背局的に取り入れられました。

名前はよく聞いていると思いますが、ロスチャイルドの茶坊主のユダヤ系投資銀行のゴールドマンサックスの竹中平平蔵。 日本N0.1の巨大銀行ゆうちょ銀行がウォーストリートの手に落ち、民営化。 人材派遣会社パソナと安部元首相は癒着し、日系企業の社員の非正規化がすすめられました。  

結果として、多くの真面目に働く若者たちが解雇されホームレスとなっていることが報道され、youtuberが彼rにインタビューしている動画をよく見かけます。 結婚してちゃんとした家庭を築くどころの話ではありません。

もっと悲惨なのが、パト勤務で家計を支えるシングルマザーの女性たちです。 いとも簡単に解雇され、ホームレスになってしまっているケースや風俗送り。子供もやっておれません。

そして、一方では安倍さんとユニクロの柳井社長は、お友達、安倍政権に多額の献金をしています。 そして癒着のインチキシステム発動。 

ご存じ、ウィグル問題で欧米諸国から不買運動が起きているユニクロですが、日銀にユニクロ(持ち株会社のファーストりティリング)株を大量に購入させ、安売りで有名だったユニクロの柳井社長の個人資産は数兆円と世界の大富豪の仲間入り。

そしてユニクロの一番の大株主は、なんと日本銀行で20%以上を保有。 またまた欧米諸国から非難されてます。←この数字はネットで簡単に見れます。

挙句の果ては、日本を露骨に侵略してくる集金平を国賓で招待するわ、2016年に高市早苗を相大臣に任命した途端、高市は演説とは真逆に、Huawei基地局を大量導入、挙句の果ては、世界のドル体制を崩す中国版SWIFTのCIPS人民元決裁を三菱UFJ銀行とみずほ銀行に採用導入させ、同盟国アメリカを本気で怒らせました。 この導入については日本経済新聞の2019年7月2日記事、他で紹介されています。

親中になびく安倍政権を、米シンクタンクCSISが公然と非難した直後、安倍元首相は健康を理由に電撃辞任。 元気でしたけどね。w
菅政権の誕生となりました。 以後、菅政権・岸田政権では親米・反中政策です。

このように、中央銀行を癒着の道具として利用する腐れ政治家も現れました。



さすがに案メリカの中央銀行FRBをつくったもモルガン・クーローブ・ロスチャイルド・ロックフェラーはこのようなチンケで姑息な情けない真似はしていませんが、 第一次世界大戦で巨額の資産を形成しました。





経営と所有の分離
しかしお金ができたから企業経営ができるというものではありません。 1932年のバーリとミーンズによる『近代株式会社と私有財産』では、経営と所有の分離についても論じています。

どういうことかと言えば、近代アメリカ型金融資本主義では、株を購入することにより、自分で会社を経営しなくても会社を支配できます。 株主資本主義と呼ばれ銃行人のためにもなっていなく、社会のためになっていなくても、株主に有利な方向で会社は経営されます。

また、専門の経営者を採用し、経営してもらいますので、ある意味株主のためというより専門経営者にとってゆうりに経営はなされることもあります。

そして株式も占有され、専門経営者まで配置されてしまった創業者一族の最初の想いは、などなど。 会社を支配しているのは誰か?
また、コーポレート・ガバナンス(企業統治)論について、また株式会社論、経営者(権力)論、さらに証券市場論、企業の社会的責任論、ステークホルダー論など、幅広くかつ深く論じた名著が、バーリとミーンズが記した『近代株式会社と私有財産』です。


企業経営者はもちろんの事、証券市場や金融の携わる人、今後の社会の在り方を考える哲学者や学者、また一般の人々、さらに政治家の人たちには読んでおいてほしい一冊です。



私、個人的にはヨーロッパ型の資本主義を日本は採用すべきと考えています。是金は高いですが、学費は幼稚園から博士課程まで無料、医療費(手術・入院しても)も無料。 すなわち、どんな家庭に生まれても、最低限の医療サービスと教育サービスを受けることができる。 かつその上ので自由競争社会。 たぶん、50年、100年単位で見たとき、国力に大きな差が出ると思われます。


は欧州時代に計算したところでは、日本は教育費や医療費が高額なので、結局は同じ年収でも税金は多くとられますが、支出は変わらないという結果になりました。 政治家の方々には、ぜひ検討してほしいと思います。

アメリカはひどいです盲腸の手術で数百万円取られたり、とにかく医療費や教育費はひどく高額で、両親の医療のために借金(ローン)、自分や子供のために教育費の借金(ローン)。  このローンのために自己破産している人が大きいます。





アメリカの影の政府と呼ばれるモルガン財閥
第一次世界大戦でぼろ儲けしたモルガン財閥ですが、前述の通り経営と資本の分離の考えが広まり、モルガン財閥はその豊富な資金力で次々と大企業を買収していきました。

もはや時代のトレンド、経営と所有の分離により、経営する能力がなくても会社を支配できる時代になっていたのです。

GM、GE、ATT、USスチール、カーネギー、NY鉄道など、すべてモルガン財閥が所有していました。 ちなみに東芝の前進は江戸時のからくり人形の田中製作所を所有していた三井財閥ですが、

東芝は、モルガン財閥所有のGEの子会社となり、原子力や医療機器などの先端技術を入手しました。 その代わり、国際金融財閥のコントロール下となり、今日も経営に関しては怪しげな動きが多いです。





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