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トランプ氏「プーチン氏と電話した」 戦闘終結巡り

2025-02-09 23:06:30 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


トランプ米大統領㊧とロシアのプーチン大統領(2018年7月、ヘルシンキ)=ロイター

 

【ワシントン=共同】

米紙ニューヨーク・ポストは8日、トランプ大統領が7日に大統領専用機中で単独インタビューに応じ、ロシアのプーチン大統領とウクライナとの戦闘終結について電話したと明らかにしたと報じた。

トランプ氏は、プーチン氏が戦場で「人々が死ぬのを止めたがっている」と強調した。対話の時期や回数など詳細には触れなかった。

 

同紙によると、トランプ氏はプーチン氏との良好な関係を誇示し、戦闘を終わらせる具体的な計画があると主張した。

ウクライナのゼレンスキー大統領と交渉し、安全保障に関する支援の見返りにレアアース(希土類)やガスの供与を求める考えも示した。

 

タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は9日、プーチン氏とトランプ氏の電話会談について「肯定も否定もできない」と述べた。

トランプ氏は7日、日米首脳会談の冒頭で、ゼレンスキー氏と今週会う可能性があると明らかにしていた。ゼレンスキー氏はドイツで14〜16日に開かれるミュンヘン安全保障会議に出席する。バンス米副大統領が現地で会う予定だという。

 

トランプ氏は1月にプーチン氏と「非常に近いうちに対話する」と語り、停戦に向けた交渉に意欲を見せていた。

 

 

 
 
 
 
 

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

 

 

 

 

広瀬陽子のアバター
広瀬陽子
慶応義塾大学総合政策学部 教授
 
ひとこと解説

トランプ・プーチンの電話会談については、11月にも米紙が伝えたが露側が否定していた。

今回も露側は明確な回答を避けたが、ペスコフ氏はTASS国営通信に「多くの異なるコミュニケーションが出現している」と語っており、会談はあった可能性が高い。

実際、プーチン氏が目指しているのはウクライナを排除した米露による交渉及び解決であり、早期のトランプ氏との交渉を望んでいる。

露議会国際問題委員会委員長のスルツキーは先週、米露サミットの準備は高度な段階にあるとし、2月または3月の開催可能性を示唆した。

他方、トランプ氏は7日に来週のゼレンスキー大統領との交渉可能性を明かしており、関係国間での駆け引きが展開されそうだ。

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日経記事2025.2.9より引用

 

 



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