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ナサニエル・チャールズ・ジェイコブ・ロスチャイルド (Nathaniel Charles Jacob、第4代ロスチャイルド男爵)、1936-
経歴概要
1936年4月29日、第3代ロスチャイルド男爵ヴィクター・ロスチャイルドとその先妻バーバラ・ジュディス(Barbara Judith)の長男として生まれる。イートン・カレッジを経てオックスフォード大学クライスト・チャーチを卒業する。これまでロスチャイルド家はハーロー校を経てケンブリッジ大学へ進学するのが伝統だったので異例のことであった。
ニューヨークのモルガン・スタンレーに勤務して財務を学んだのち、1963年から銀行N・M・ロスチャイルド&サンズに共同経営者として勤務する。1971年にはライフガーズに少尉として入隊している。また1971年から1996年にかけてはセント・ジェームズ・プレイスの社長も務めた。
ジェイコブはN・M・ロスチャイルド&サンズ内では投資部門「RIT」を主導した。ジェイコブはリスクを恐れない積極的なM&Aを好んだ。彼の主導でN・M・ロスチャイルド&サンズには外部からの資金が大量に流れ込むようになり、それを元手に積極的な企業買収が行われた。その買収の1つがグランド・メトロポリタン(英語版)だった。当時イギリス史上最大のお金が動いたといわれている[3]。ジェイコブの企業買収でN・M・ロスチャイルド&サンズの業績は急速に伸びた。 wiki
【ロスチャイルドとロックフェラー、資産運用事業で資本提携 REUTERS 2012.5.30】
https://jp.reuters.com/article/tk8141462-rothschild-rockefeller-idJPTJE84T00520120530
[ロンドン 30日 ロイター]
英ロスチャイルド家のジェイコブ・ロスチャイルド氏が率いる投資会社RITキャピタル・パートナーズRCP.Lは30日、米ロックフェラー・グループの資産運用事業の株式37%を取得することで合意したと発表した。運用事業で、大西洋を挟んだ名門による提携が実現する。ロスチャイルドにとっては、米国に基盤を築くことにもなる。
RITは、仏ソシエテ・ジェネラルSOGN.PAの投資銀行部門から、ロックフェラーの資産運用事業株式を取得する。取得額は明らかにされていない。ソジェンは2008年からロックフェラーの資産運用事業の株式を保有していた。
ロックフェラー家のデビッド・ロックフェラー氏(96)と、ロスチャイルド氏は過去50年にわたって交友関係を築いてきた。ロックフェラー・アンド・カンパニーは1882年、ジョン・D・ロックフェラー氏が自身の資産を運用するために設立。運用資産は340億ドルに拡大した。一方のロスチャイルド財閥は、18世紀後半にマイアー・アムシェル・ロスチャイルド氏がフランクフルトで始めた事業が起源。
(参考)
ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af41696ec05203f68b46d63b897e9b3d
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ロスチャイルド財閥-163 ロスチャイルド財閥について今まで投稿してきた記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fedeabe97fbe342e880f7195d00dabec
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世界の財閥 ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/14d30c37bfae00d834c78d49da070029
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