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ハリス氏、バイデン政権の継続否定 「新世代で独自色」

2024-10-25 06:31:40 | 米大統領選2024


ハリス氏は副大統領を務めたバイデン政権で「多くをやり遂げたが、まだやるべきことはたくさんある」と主張した=AP

 

 

【ワシントン=坂口幸裕】

米民主党のハリス副大統領は23日、11月5日の大統領選で勝利した場合の新政権について「バイデン政権の継続ではない」と明言した。

「新しいアプローチをとらなければならない」と述べ、新世代の指導者として独自色を示すと誇示した。

 

米CNNテレビが東部ペンシルベニア州で開いた有権者とのタウンホールで語った。次期大統領に就けば「私自身の考えと経験をもちこむ。多くの問題で新しい世代のリーダーシップを体現する」と訴えた。

司会者から「4年間ホワイトハウスにいて、副大統領だった。なぜこの4年間でできなかったのかという疑問を持つ有権者もいる」と問われた。ハリス氏は「多くをやり遂げたが、まだやるべきことはたくさんある」と反論した。

 

ハリス氏は10月上旬に米メディアのインタビューで、バイデン氏との具体的な違いを聞かれ「我々は異なる2人なのは明らかだ。私が注目している問題のひとつは医療問題をどうするかだ」と答えた。

一方「過去4年間でバイデン氏と異なることはやったか」との質問には「思い浮かぶものはない」と言い切った。「大きな決定のほとんどに関与してきた」とも断言した。現職副大統領のハリス氏も責任の一端を担い、弱みも引き継がざるを得ない面がある。

 

選挙戦を戦う共和党のトランプ前大統領はバイデン政権の下での歴史的な物価高や不法移民の急増による治安悪化を現政権の急所とみて攻撃する。

ハリス氏が掲げる政策について「彼女はなぜそれをいまやらないのか」とあおる。

 

米調査会社ギャラップが10月1〜12日に実施した世論調査によると、バイデン氏の支持率は39%だった。

歴代大統領の1期目の同時期と比較しても低い水準で、ハリス氏がバイデン氏との違いを出そうとする一因でもある。

 

1992年のブッシュ氏(第41代)は34%、96年のクリントン氏は56%、2004年のブッシュ氏(第43代)は49%、12年のオバマ氏は50%、20年のトランプ氏は45%だった。5人のうち、再選できなかったのはブッシュ氏(第41代)とトランプ氏の2人になる。

米リアル・クリア・ポリティクスが集計した24日時点の世論調査で平均でハリス氏の支持率は48.7%、トランプ氏が48.5%と競る。

 

経済政策ではトランプ氏への期待が大きい。

米CNBCテレビの15〜19日の調査によると、有権者の関心が最も高い政策テーマは経済で「トランプ氏が勝利すれば経済が良くなる」との回答は42%、ハリス氏は24%、誰が勝っても変わらないが29%だった。

 

 

 
 
 
 
 
 
カマラ・ハリス

カマラ・ハリス副大統領に関する最新ニュースや発言・解説などをお届けします。2024年のアメリカ大統領選挙でバイデン大統領の出馬断念をうけ、民主党の候補者として出馬します。

 

 

 

日経記事2024.10.25より引用

 

 


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