50歳にして初めて親を亡くしたわけですが、これは早いのか遅いのか・・・
私の仲の良い友人は、20代・30代で二親がいませんとか、早くにお母さんをなくしたとかという人がやたら多いので、やっと彼・彼女たちの思いを、やっと知ることができたなーと、そんな思いもあります。
さて。
母が亡くなったという連絡が入ったのが、4月4日午前4時。
急いでおとーとに連絡を入れる。次いで親父に連絡を入れる・・・・・・が出ない。まあいいやと大急ぎで着替えて家を出るっっ。
で、病院に着くまでにすったもんだあったんだけど、それは次にww
【それからそれから?】
寒さでブルブル震えながら(←何故震えているかも、次回にw)、病院につくと既におとーとが到着していた。
コロナ対策で3人まで病室に入ることができるとのこと。そうすると親父も入れるので、おとーとと、ボソボソと話をしながら、何度も親父に電話するが出ない。
とうとう8時半になったんで、これで出なかったら、叩き起こしに行くか、以後連絡せずに、勝手にやるぞと決めたら、寝ぼけて電話に出たようだ。
ジジイ・・・・
おとーとがちょっとイライラしながら事態を伝えると、一時間以上たってやっと来た。
(片道15分程度ですよ、ええ#)
その頃には、死亡診断書と死亡届の用紙も用意が済んでおり、私も会計を済ませていつでも出られる状態になっており、葬儀屋さんを待って、おかん晴れて退院。
亡くなったのが土曜だったので、土日で通夜・葬儀したら、会社休んだりすることもなく出席できる人もいるなと、大急ぎで通夜の準備をすることとなり、葬儀屋さんと私とおとーとで、超特急の早口で次々と決めていき、親父置いてきぼりw
役割分担で、私は親戚筋への電話連絡&通夜・葬儀に出るか出ないかの何となくの確認取りと、おかんが生前大好きだった寿司屋さんで通夜振る舞いを予約して片道一時間かけて取りに行く+おかんの旅立つときの服を取りに行く+、自分の準備して4時間以内に帰ってくること。
おとーとは、引き続き葬儀屋さんとの窓口と細かい手続き等の確認、通夜振る舞いの飲み物の用意と自分と家族の準備をして4時には葬儀場に戻ること。誰か必ず葬儀場にいさせること。
親父は死亡届(私が時間のある時に9割方書き込んだ)と死亡診断書をもって役場に行き、火葬許可証をもって帰ってくることと、自分の準備。
てなことで、解散!
動線を考えて、行く道順も1分の無駄なく決定し遂行する最中、運転中に電話が鳴る。
がしかしっ!
ホレ、アタシってば先日ワイヤレスイヤホン洗濯しちゃったじゃない?
電話に出ないまま運転続行。
チラッと画面見たら親父だったので、手が空いたら電話しよう、そうしよう。
少しでも滞ると間に合わないタイトスケジュールだっっ。
【それからそれから?】
まずは実家に行き、母親の服を取りに行ったら、あーた。
母親が最後の方に来ていたパジャマとかタオルとか、ごっそりゴミ袋に入れてあるじゃないかーー####
まだ生きているときに捨てようとしたのか、あのクソジジイは#######
この辺りで脳が沸々と煮えたぎってくるが、服ですよ、奥さん。服です、服です。
パジャマのままで送っては、おしゃれだった母に呪われます。
一番いいオーダーメイドのシルクのスーツで、治療痕が隠せる首まで立ち上がっている襟のレースのブラウスを持っていってやろう。
その後、自宅について、用意していた喪服と、数珠を箱から出して、数珠袋も持って・・・・マスクがない親戚がいるといかんので、おやびんのマスクと不織布のマスクをあるだけ用意して・・・・と、ここで電話が鳴る。
おとーとだった。
「なんだった?」
おとーと:「あのさー・・・・・親父がさ・・・・死亡診断書と死亡届一式、
無くしたらしいんだわ・・・・」
ワシ:「工工工工工工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェェェェェェ(゚Д゚;│ 」
続く無言。止まる手。白い色が広がる視界。クラクラ~
ワシ:「ど・・・どっっどっっ・・・どぉするんだね?」(←質問がおかしい)
おとーと:「さっきさー、親父から無くしたって電話があって、探したけどないで、何とかしろと言われてさ。まー、腹が立ってさ、てめぇで何とかしろって言ったら、親父もキレてさぁ#### ナンダカンダドウノコウノ###」
(↑問いに対する答えでもないw)
とりあえず、おかんの服も準備できたんで、今から葬儀屋に向かうと告げ、大急ぎで向かう。
おとーとも外でその話を聞いたらしいので、葬儀屋に向かっているとのこと。
【それからどうしたの?】
葬儀屋に着くと、親父は自分のケツを拭きに、病院に再度死亡診断書をもらいに行ったらしいことがわかるが、自分のことをよく見せるためにはどんな嘘も平気で付くため信じられない、という結論に0.2秒で達したので、私が病院に確認を入れ、もしも何もしていなかったら、おとーとが取りに行くことに。
すぐさま病院に電話したら、今、お父様から電話がぁぁ・・・とやさしい窓口の方の声がっ!
もしも、わけのわからんことを言いだしたらすぐに親父を回収しに行くので、私の携帯までお電話くださいと、平にお願いをする。
で、この状況を葬儀屋さんにも知っておいてもらおうと、話をすると、今日の役場は午後4時で閉まりますという衝撃の事実が判明。
残り時間2時間です(; ・`д・´)
【それからどーちたのっ?】
おとーとは、本当に落ちている可能性もあるので、もう一度見てくるとジジイが再発行の書類をもって来る間に役場に探しに行き、この件は任せるっ!と私はお寿司を取りに行くことにっ。
ここでロスした10分で、戻ってくるのが遅れ、おかんの湯灌に間に合わず・・・・
結局、また無くされると困るので、親父が再発行してもらった書類を持って、おとーとが役場に行くことになったらしい。
んで、その日、親父の携帯に落とし物のお知らせがありましてね。
「大切な書類が落ちています」とwwwwwww
で、死亡診断書というものは、諸々の手続きをするときにコピーを出せと言われますからと、葬儀屋さんが言っていたにもかかわらず「破棄してください」と言っておいたと、自慢げに伝えに来た。
(オレって気遣いできるいいヤツと言いたいようだ)
( ゚Д゚)ハァ?
まあいい。だったら何度もお前が取りに行けよ#
しかもだ、お前がゴミ袋に入れたあれは何なんだ#
と言おうとすると、おとーとが首を横にフリフリして、葬式が終わるまで事を起こすなという。(お前もなw)
そもそも、親父としゃべるときに真剣で滅多切りしているような顔しているので、せめて模造刀ぐらいの顔で話せというので、仕方なく鞘に納めてやった。
で、結局、この大事な書類は私が月曜に役場に取りに行くことになり、親父が書類の電話をくれた人は「アチワさん」とゆーので、窓口でそういったら、そんな人はいませんと言われる。
耳が遠いので世話をかけた人の名前を間違えてしまったようで申し訳ないと、平に謝り、探していただいたら「柴田さん」だった。
全然違うやないか、ジジイ#########
そんな通夜法要の前までのお話でございました。
ふー。
書いてて疲れるわ、この話www
(つづく)
我家はある程度が終わってからも、残されたオカンが色々とやらかしてくれていて(記憶を書き換えちゃうのよ〜😖)いまだに色々と問題が生じておりますょ(涙)
riderさんも弟氏も、我家よりはまだ若いから動ける!大丈夫(どんな太鼓判だ;;;)
親が亡くなると本当に色々大変だよね。しかも、身内からの邪魔が入るってなんだよ(怒)と。
頑張れ!!
私も頑張るw
うちは妹だったけど。
もともとアテにならん人間なのはわかっちゃいるけど、大変な時って少しなら手伝ってもらってもバチはあたらんだろう、とか思うとつい、ね。で、結果更に面倒なことになるという。
身内の困った人ってホントにもう。。。
こうやって笑い話?にして書けるriderさんが好きですw
ほんっとお疲れ様!!!
でも、riderさんのお父様が書類を無くす件、なんか予測出来て笑ってしまったw!(失礼!)
葬式の時、大変でしたから。
うちはすでに両親を見送りましたが
どちらもバタバタしてました。
落ち着いて
慣れるものでもないですよ…(*_*;
あまり無理なさって
お疲れが出ませんように…ね。
ありがとうっ!
たこさんちは・・・おかあさんがっっっ
しかも身内の邪魔だとぉぉぉ??
なんか大変そう。゚(゚´Д`゚)゚。
ジジイがオカンのものを捨てて自分の居場所にしたがっていて、勝手に捨てられると嫌なので早々に遺品整理してるんだわ、今。
本当に老害とはこのことよっっっ#
がんばるわっっ
●ぐりさん
ありがとうございます。
●クロハハさん
なっ、なんと妹さんがっw
そうなんだよねー。ほんとは手続き系は全部私かおとーとでやろうとしていたんだけど、葬儀場で居座られて、葬儀屋さんと勝手に色々決められても困るから、所払い的に手続きに行かせたのにさーーー。
どーしようもないわ、ほんと。
笑っていただければ、書いた甲斐があったよぅっ
ありがとねーーーっ。
●ねこ宅さん
そっ、それは、おじいちゃまちゃんは動転していたんでしょう。
仕方ないですよぅ。
でもね、うちの場合はちょっと事情が違うのでっっ
あ・・・そ・・そうなんですか・・・。
なんかもう、どの家庭もいろいろとエピソードが出てきますね・・・。
って、書類無くすの予想できた??(笑)
実は私も何かをやらせない方がいいなと思ったんだけどねー
葬儀時用のお留守番係だと、葬儀屋といらんことを決めたり、して欲しいことを断ったりされても面倒だからねー・・・
スリリングな通夜準備でしたよ。
●akoooさん
そっ、そちらのジジイ様もww
なんなんでしょうねー、ジジイ害ってばっっっっ
●南瓜さん
ああ、そうなんですね。
すごいなー、南瓜さんは。
これは慣れるものではないですよね。
だって最大でも2回しかしないもんね、親の葬儀なんて。
無理しないようにしますっっ。
ありがとうございます。