そして誰もいなくなった

【全員集合】

昨日の土曜日、外泊許可が出たので、ちょっと調子は悪いけど自宅に戻った。
昨日は全員、玄関でお出迎え。ドアが開くとご飯がもらえると言う事を学習してきたようだ。

さて、今日はふじこの話を…。

ふじこは私が仕事部屋でパソコンを叩き始めると、急に遊んで欲しくなるという迷惑な習性がある。
昨日もネコのエサが少なくなっていたので、ネット注文をしていると、大急ぎでやってきて邪魔をし始めた。

仕方がないので
「ふぢこぉ～。ちょっと待っとってぇ～」と、気持ち悪い声を出して頬ずりをしてあげた。
するとふじこは、この上なく嫌な顔をして私の頬ずりを振り切って、長いしっぽをタワシのように膨らませた。

遊んでって言ったじゃん(￣(エ)￣)

しっぽ、ぼわぼわになる位、嫌なのかい(;｀O´)o

　
　
　
　

ふじこは去った。　
　

謎の皿洗い

【ふじこ姫、私が前にいるのにどこ見てるんですか？】

「あんた、病院抜け出したでしょ！」

　
病室に来るなり、名古屋弁でまくし立てるおかん。

とうとう狂ったか（；-_-）=3 フゥ
お大事に。

「昨日、ネコの夜ご飯さぁ、お父さんがあげに行ったんだわぁ。
ほんで、時間がなかったもんでネコの皿を洗わずに出たって言っとったんだけど、今日行ったら、皿がキレイに洗ってあるが！
掃除までしてあったに！」

　
　

………って、知らんがや！(;｀O´)o
夜中に抜け出す体力なんか、まだないわ！


しっかし、ヒソヒソ声もでかいのね、あなた。


おかんのこの一言で、また妄想がふつふつと涌いてくる。


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妄想(1)カギを預けてある友人が来た説
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そうにきまってんじゃん。


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妄想(2)親父、痴呆スタート説
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ある意味、恐い((;゜ロ゜)
考えなかったと言う事で……


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妄想(3)いなりが「しょうがねぇなぁ」と言って洗った説
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わがままだけど、いいところもあるんです。
茶パツだけど、にゃーって言えず「え゛ー」ってなくけど。


…………。


いずれにしても、どなたか存じませんが、皿を洗っていただいてありがとう。

飼い主の習性 その３ 思い込み

【親子で昼寝】

飼い主の習性として、末期的な状態に、「ウチの子は特別な子」症状がある。

まず、自分が産んだわけでもないのに「子」といってしまう事が多いのは、注目すべき点である。
次に、その「子」が、どのように特別かというと

１．しゃべる
２．言葉を理解して行動する
３．特別な芸ができる

だいたいこの３つに分類できる事が多い。

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さて、病院から家に帰ってゴロゴロする私に、なすびがネズミのおもちゃをくわえて持ってきた。
わざと、何度も私の前でくわえては落とし、くわえては落とす。
これは、ネズミを遠くに投げろという意思表示である。

「よ～し、遊ぶか！」
とネズミを思いっきり遠くに投げる。
走って取りにいくなすび。
ネズミを見つけるとくわえて、全力疾走で戻る。

これは何十回もリピートされる。

だから投げる方もたまには失敗して、ネズミをテーブルの上に乗せてしまったりする。
「なすび、上だよ、上！」
するとなすびが上を向いて探すではないか！

おおっ！(゜ロ゜;)　
彼女は言葉を理解しているではないか！
なんと賢い、すばらしいネコなんだ！
きっと、スペシャルに脳が発達した特別なネコなんだ！

…………。
　
　
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ガンは末期ではなかったが、こっちの方は末期的状態である。
　
　

ネコの寝姿を見て

【手が……】

４日ぶりに帰宅。
今日は玄関になすびがお出迎え。

ネコどもに朝ご飯をあげて、自分もコンビニサンドイッチを食べる。

ホットカーペットに人も含め、全員集合してゴロゴロゴロゴロ。

舌を出して寝るネコどもの姿を見て……。
どうしても頭から離れなくなってしまった事がある。

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ネコ早口言葉
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●黒にゃーにゃ、まだらにゃーにゃ、茶にゃーにゃ

●１(いち)いにゃにゃ、２(ふた)いにゃにゃ、３(み)いにゃにゃ

●おネコおにゃおにゃ３(み)おにゃおにゃ。
　合わせておにゃおにゃ６(む)おにゃおにゃ。

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所詮、ネコの飼い主の頭の中は、こんなもんである。

riderです

【黒い笑み】

riderです。
ネコとしかしゃべらない日が
結構あるとです。


riderです。
私の友人はみんな人嫌いなヤツばかりです。
……。私は人じゃなかとですか。


riderです。
「抗ガン治療」と入力したかったのに「厚顔治療」と表示されました。
何だか腹立たしいとです。


riderです。
20日ぶりに帰宅したのに、猫に無視されました。


riderです。
ネコがトイレから出てきて、私の枕に座りました。


って一回やって見たかったんです。ネコネタで。

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さて、今日からまた入院です。
今度は土日は帰宅できる事も多くなるので楽しみです。

成長する４歳女児

【新春！変な顔】

昨日、弟一家がやってきた。
４歳女児「さやか」を連れて…。
昨日で４回目のネコとのご対面である。

ふじこ・いなり・のりまきは、この４歳女児と同い年である。
なすびに至っては、１つ年上と言う事になる。
去年会った時はウチのネコの方が賢いかもっ、と思っていたが、４歳女児も少しずつ賢くなってきた。
よしよし。早く人間になれよ。

しかし、どこから探し出したのか、みかんの入っていた網で作った「りんご」を持ってきた４歳女児。えらくお気に召したらしく、私とキャッチボールを始める。
わざとおでこにぶつけてやると、大喜びである。

実はこのりんごのおもちゃ、のりまきのおもちゃ。
遠くに投げると、喜んで取りに行くんだぜ。

この４歳女児はのりまきと同じレベルまで成長している。

聞くも涙、語るも涙の再会

【寒くなりました】
約20日ぶりに帰る我が家。
ネコどもは、帰るなり足元にすりよって離れないだろうか。
顔や手をペロペロと舐めてくれるだろうか……。
ややドキドキしながら玄関を開ける。

………。虫一匹、出てこない。

「おーい！ただいまぁ」

………。やはり虫一匹、出てこない。

リビングに行くと、いた！
「のりまき」と「ふじこ」が！
２人とも、じーっと私をにらみつけている。
しょうがないので、私もじーっとにらみつけてみる。

変化なし。

寝室に行くと、ばあちゃんの形見のタンスの上から「なすび」がじーっと私を観察している。
「ただいま」
「………。」

あっ、そっ。

ん？いなりは？？
ふとんもぐって爆睡中の「いなり」を発見。
ふとんをめくってみる。しばし見つめ合うが、いなり睡魔に襲われそのままダウン。

逃げもしなければ、寄っても来なかった、ネコバカとバカネコの感動の再会シーンをお届けしました。