ネコと仕事する

まことにもって恐縮ではございますが、ほぼ猫の話かと思われます。

幻聴~そして妄想

2004年07月30日 16時24分40秒 | ペット
PIC_0146.JPGウチのネコどもは「お尻ぺんぺん」が大好きである。人間なら変態に分類されるところであるが、ネコは結構多いらしい。しっぽの付け根から太ももの辺りにかけて、軽くぺんぺんすると大喜びある。一番好きなのは「ふじこ」。仕事中だろうが、何だろうが、「ねぇねぇ~。ぺんぺんして~。なでなでして~」と言ってきかないときがある。
そう、ネコバカには「ぴゃ~、ぴゃ~」がそう聞こえる。
いわゆるネコバカ幻聴だ。

少し前、動物番組でネコ特集をしていて、その中で動物学者が、器用に前足を使っている様子に対して「ネコは手を使うのが上手なんです」とコメントしていた。動物学者なのに。
そう、ネコバカにはあの器用な前足は、手に見えてくるのだ。いわゆるネコバカ妄想である。

さらにマズイのは、私自身「ネコの前足」という正しい言葉には、非常に違和感を覚えている。つまり、自分が妄想であることを理解していないことになり、心理学で気には症状としては重い方に分類される。

などとアホなことを書いていたら、出窓に置いてあったフェニックスが突風で吹き飛ばされてしまった。
部屋の中は土だらけ、ネコはびっくりして目がまん丸になっていた。今から掃除である(怒!)


巻きしっぽの悲劇

2004年07月29日 13時40分17秒 | ペット
pic_0000.jpg(←ふじこはあごひげ模様です)
ネコは、しっぽの形が個々によって大きく異なる。まっすぐ伸びたキレイなしっぽもあれば、10センチくらいで先がカギになっているしっぽもある。短いのになるとウサギのしっぽのようなのもあるし、マンクスのようにしっぽのない種もある。
「ふじこ」と「なすび」のしっぽは、長くて美しい。いつも優雅に動き、感情を表現してくれる。全く問題ない。
「いなり」はウサギのように5センチ程度の短いしっぽである。びっくりすれば、ややボサボサに変身するし、イライラしているときはピコピコと横に動く。うれしいときはピンと立ち、丸いしっぽがものすごく小刻みにプルプル震えている。獣医さんに行った時はお尻を隠すフタのように変身する。
問題ありなのが「のりまき」である。彼のカギしっぽは何重にも同じ方向に折れ曲がっているため、絵に描くブタのしっぽのようになっている。このしっぽがクセモノなのだ。電気コードが絡まって充電中の携帯を落とされたり、ネズミのおもちゃが絡まって、しっぽにネズミをぶら下げたまま、時間外に獣医へ走らされたり、まぁ、いろいろなものを巻きつけるのである。これからも何度かあるに違いない。


腹痛完治!

2004年07月28日 15時35分26秒 | ペット
PIC_0179.JPG(のりまきのオマタに注目! 白いパンツ模様激写してしまいました→)
今日、riderはお腹が痛いので、午前中は仕事をする気になれず、ダイニングでだらだらしていた。
「のりまき」がやたらくっついてきて、「ふぇ~、ふぇ~」とないてはスリよって来る。こっちも調子が悪いので、適当に相手をしていたら、ひょいとお腹の上に乗って「フミフミ」をしたあと、そのまま寝だした。痛いお腹は猫の体温で温かく気持ちいい。
で、治った。
昔ペットショップのネコおばさんが、「調子が悪いとネコが寄ってくるのよ~」と言っていたのを思い出した。


毛が性格を決める?!

2004年07月27日 18時10分36秒 | ペット

PIC_0105.JPGネコの性格は毛の色で左右されるという説がある。一番キツイ(感情が激しい)のは「茶」、次に「白」、一番大人しいのが「黒」らしい。

ある動物の番組で、知らないネコ同士会わせたときの反応を見る実験の中で、闘争的だったのは「茶」と「白」だった。
黒猫はというと、ケンカを避けようとして敵にお尻を向けたりしていた。

「じゃあ、ふじこみたいな白黒はどないや!」というと、白い色が多い方がキツイという。

本当かどうか分からないけれど、ウチの場合はどうかというと、感情が表に出るのは茶色の「いなり」である。新しいものはすぐに反応するし、窓の外を興味深げに、耳や鼻を頻繁に動かして何やら見ている。

一方、一部腹にパンツ模様はあるものの、黒猫の「のりまき」は、ぼぉぉぉぉっと外を見ている。すずめがベランダにとまっていても気づかないときもあるし、怒った顔など見たことがない。

実家の白猫は性格キツかったが、それに比べれば「なすび」や「ふじこ」はぜんぜん大人しい。

友人は茶色のネコとアメショー系の色のネコを飼っているが、茶色の子はおてんばである。いつも新しいイタズラをしては飼い主たちの注目を浴びている。
やはり毛の色は関係あるんだろうか。

 

●にんにさんの「柄と性格」にトラバしました♪


健康が一番

2004年07月26日 14時29分23秒 | ペット
PIC_0181.JPG黒猫は写真を撮るのが非常に難しい。せっかくの写真も真っ黒のシルエットのようになってしまうか、不気味な悪魔のように写ってしまう。この写真はやや不気味な気もするが、まあうまく写せた一枚である。
さて、「のりまき」は、非常に丈夫で助かっている。
「ふじこ」はアレルギーなので片目はいつも涙が出ているし、くしゃみも多い。「なすび」は肺が1つ機能していないのと、膀胱炎に何度かなっている。「いなり」も膀胱炎を何度かしているのと、調子が悪いとすぐにお腹がゆるくなる体質だ。だからマグネシウム値の低いエサでなければならず、食費は普通のネコの2~3倍はかかってしまう。
そんな中で「のりまき」は去勢の時と、かぎしっぽを通り越した「巻きしっぽ」のために、おもちゃが絡み付いてしまい、仕方なく獣医に駆け込んだだけ。暑くても私と同様、食欲も満点だ。ふじこの鼻水が背中についていても平気。暑いときは部屋の隅っこで腹を出して寝ている。パンツ模様の腹を見て、健康が一番だとつくづく思った。


ゴメンなさい

2004年07月25日 13時17分28秒 | ペット
PIC_0218.JPG写真はいなりの寝姿。こんな格好でも寝違えないのは、本当にすばらしい。
rider家のネコどもは、よくびっくりする。ぼぉぉぉっとテレビを見ていた私の足が、ネコが横を通り抜ける時に少し動くだけでも、背中を丸め50cmも飛び上がる。なすびもふじこもいなりものりまきも、全員そうなのだ。
昨日は、テーブルの真下で私の動く足に驚いた「いなり」。テーブルの上に置いてあったお茶がこぼれるほど、頭を打ったようだ。ゴメン!今回はわざと足を動かしました!


過酷な試練

2004年07月24日 14時24分19秒 | ペット
kan2004.7.7.jpg 友人Nはネコ3匹、イヌ2匹と同居するツワモノだ。写真の引き出しに入っている黒猫は、Nのネコ「カンちゃん」であるが、このネコの大好きなのは抱っこ。とにかく抱っこをしないと機嫌が悪い。こんな暑い日に会社から帰ってきたときも、風呂上りでも、抱っこである。しょうがないので、友人Nか旦那さんが替わりばんこに抱っこをしているらしい。
一見、rider家の「のりまき」と良く似ているが、「カンちゃん」はペルシャのあいの子なので鼻が短い。それになぜか毛が脂性。でもって声も低い。お互い自分ちの黒猫が一番可愛いと思い込んでいる。


まさか、デブ?

2004年07月22日 14時23分20秒 | ペット
PIC_0148.JPG(←爆睡中の「いなり」の足)
「なちゅびぃ~。こんなに暑いのに、何だかまん丸になってきたわねぇ~。」
バカ声を出してネコをなでる至福の時。ふと、後ろに気配を感じて、バッと振り向くと、鏡にうつるでかい尻。(誰だ、このでかい尻は!)
部屋には自分しかいないことを悟ったのは、その1秒後である。
「ウチはデブ禁止だ!」とネコも太らせないように育ててきたのに、
デブ禁止のウチに自分が入れなくなる日も近い。


あぶら足

2004年07月21日 13時53分16秒 | ペット
PIC_0131.JPGウチの出窓はネコの足跡だらけである。水ぶきでは足跡はなかなか取れない。
テレビの上も足跡が付いている。
冷蔵庫の上にもたくさんついている。
最近は洗面台にもついている。なぜかお風呂の中にもついている。
テーブルの上にも食器棚のガラスにもついている。鏡台の鏡にもついている(鏡を見るのが好きなやつが約2匹いる)。
足跡といっても薄く曇ったような感じの跡…。
ネコは意外とあぶら足なんだ(怒)。今日も雑巾を握りしめる。


「ハアハア禁止!」

2004年07月20日 13時17分56秒 | ペット
PIC_0133.JPG (←ちゃぶ台に乗ってくつろぐ「いなり」)
以前、「イヌを飼ったの。見に来ない?」と電話を受け、友人の家に行った。
「かわいいね~。これコーギー?」と聞く私に対し、怒りの炎の映る瞳の友人が「シェルティ!(ミニコリー)」と短く答えた。
(つまり、ややおデブちゃんだったのである)

イヌと子供にはなぜか好かれる私は、例にもれずイヌも私もゼーゼーするほど遊んだ。
先に私がバテて「休憩じゃ~!」と大の字になって転がると、物足りなさそうにハァハァしながら、私が復活するのを待っている。
それを見ていた友人が、イヌに向かって冗談まじりに
「ハアハア禁止!」と命令していた。
なんちゅう無理なことを、と思ったが、1秒くらいはハアハアを我慢しているイヌを見て、愛しい反面、
「んーなもん、できるか!」とネコパンチを食らわすネコの方が、私に合っていると実感したのである。


妙な自信と変な忠告

2004年07月19日 13時14分29秒 | ペット
PIC_0212.JPG 朝ご飯を食べると、いつも冷蔵庫の上で寝ていた「ふじこ」が、やっと暑いと思ったのでしょう。最近は洗面所で写真のように寝るようになった。そうすると、洗面所で顔を洗ったり歯を磨くことができない私は、台所でしなければならない。「邪魔だ」といってどかせてしまえばいいのだけれど、何とはなく忍びない。
洗面台のとなりに置いてある洗濯機のボタンを押すのも、「ごめんよ」と遠慮しながら押してしまう。私のウチなのに。
こんな態度をイヌに取っていたら大変なことになってしまうが、ネコはその点ラクである。
イヌを4匹も飼ったら、経済的にも体力的にも、自分の性格上、破綻しそうだが、ネコだから4匹飼えると思っている。ネコなら6匹程度まではたった一人で面倒をみる自信がある。
「くだらん事を言ってないで、さっさと子供を産め」と、結婚もしていない私に周りは忠告をする。


ナマ目覚まし

2004年07月17日 18時56分46秒 | ペット
PIC_0205.JPG (←こいつは「いなり」なすびは下の写真です)
「なすび」はこの殺人的な暑さの中、食欲は満点である。朝5時30分から30分間、私の顔や腕や首を舐めまわす。たまに間違って唇を舐め、あのザラザラの舌が口の中に入ってきたりして、朝からモーニングディープキスをするメス猫に起こされる34歳の独身女は、早朝からやや落ち込むのである。 
彼女と私は朝5時30分から30度を超えそうな部屋の中で、30分程度イチャイチャしているわけであるが、彼女はナマ目覚ましとして欠かせない存在なのである。


恐怖のピンポーン!

2004年07月16日 16時34分45秒 | ペット
PIC_0198.JPG (昼間の「なすび」→)
rider家のネコどもは、ふじこを除いて来客が怖くてしかたがない。宅配便や新聞の集金で「ピンポーン」とチャイムが鳴ると「ドタドタドタ」と走り回る音がして、気配すら隠してしまう。
「もう行っちゃったよ」というと、タンスの上やら冷蔵庫の上やら、トイレの棚の上からボトボトと落ちてくるのだが、これほどまでにビビッてしまうきっかけは、クーラーの設置だった。大きな体の男が大きな声で大きな音を立てて設置していってから、恐怖の「ピンポーン!」になったようだ。
今日も宅配で荷物が届いたのだが、このくそ暑いのにネコどもはいちいち走り回って姿を消していた。ご苦労なことである。


ネコの脳は人間に近い

2004年07月15日 16時30分18秒 | うんちく・小ネタ
PIC_0209.JPG 動物の脳は基本的に体が大きければ重い。従って人間よりゾウの脳の方が大きいわけであるが、大きければ賢いかというとそうではない。前頭葉(思考をつかさどる部分)が大きい方が賢いのは言うまでもない。
さて、ネコは【脳の重さ:体重】の比率は1:99であるという。ちなみにイヌは1:235、馬は1:593、人は1:50程度であると言われている。ネコの脳の占める割合が意外に多いことが分かる。
実際に脳の構造は人間と非常に良く似ているので、抗ウツ剤や安定剤など精神的な病の薬は、人間と同じ薬を使用するらしい。そのため、人間の薬を開発する際には、動物実験でネコを用いることも少なくないようである。
そうはいっても、ネコにも賢いのもいればアンポンタンもいる。
ネコのIQテストというものもあるが、それをみると、好奇心が強くアクティブなネコが数値が高くなるようである。
ウチのネコどもはどうかというと、IQは高かった(飼い主のIQは低かったりする)。従って、飼っている私が大変だということが数値的に証明された。大してうれしくないなあ。


ネコは浮気をするとすぐバレる

2004年07月13日 14時34分15秒 | うんちく・小ネタ
PIC_0114.JPG

「riderんとこはいろいろな模様のネコが生まれていいな」とよく言われる。
知っている方もいらっしゃると思うが、生まれる猫の模様は受精した精子の持ち主と同じ模様になるのである。
つまりお父ちゃんと同じ柄になるのだ。「なすび」は3つの模様のこどもを生んだので、お父ちゃんは3匹ということになる。
当時、近所には黒猫と茶トラと白黒のオスネコがウロウロしていた。「なすび」はそのすべてをモノにしたのだ。
また、人間と違い100発100中受精するという。モノすごく効率がよい。

では、発情しているメスにいろいろな模様のオスを近づければ、いろいろな模様の仔ができるかというと、これも難しい。決定権はメスにあり、どんなに発情していようと、イヤな相手とは決して交わらないのがメスネコである。

何事も、環境を整えたところで思い通りにいかない。