最近、ふじこが暴力猫になっておりまして、のりまきがボケェェーっと前を通るだけで、「ミキギャーっ!」「ガフーっ!」と威嚇し、パンチの連打。
いなりにいたっては、しっぽを嗅いで、しっぽに威嚇。
いなりと目が合うだけで威嚇。
夜中、うるさいっちゅーねん。
で、その時、私は威嚇された側の方を不憫に思って、ヨシヨシして、ふじこに対しては「ダメでしょーっ」とたしなめておりました。
そう。理不尽なことをしてはいけないのだということを、分からせようとしていたんです。
そうしたら、ふじこの家庭内暴力がエスカレートしましてん。
しかもっ!いつもなら「ふじこ~?」と名前を呼ぶと、「ピー?」とゴロゴロ喉を鳴らして駆け寄ってくるのに、とうとう私にまで「ぷぅ゛ーーーーーー」とうなり声をあげたのですよ!
そこで、ハタと気づきました。
これは私に対する抗議だ。
ふじこは寂しかったんです。
もっともっと自分だけかわいがって欲しいんです。
いなりんこより、のりまき氏より、自分の名前をたくさん呼んで欲しいんです。
たぶん。(自信少)
なので、作戦変更。
ふじこだけその日一日無条件にかわいがりましてん。
どんなことをしても絶対に怒らず、無条件に。
そしたら、のりまきを毛づくろいしてました( ̄▽ ̄)
riderのカン、ビンゴ♪
「理不尽」とか「道徳」って言うのは人間だけのものであって、猫には関係ないんですよねぇ。
猫には猫の理屈がある。
これはみんなに当てはまらないかもだけど、いけないことをする時って、年をとった猫ほど何かしらの主張がある気がするなぁ。
我が家の場合、私にかわいがられていないと思っているときや、やきもちを焼いているときに、特に問題行動を起こすような気がします。
心理的な問題行動なので、本人を叱ると、さらにかわいがられていないと思い込み、もっと問題行動が強化される。
まるでスダグフレーションのごとき恐ろしいスパイラルです。
あなおそろしや~デス。
だけどみんなの前で本人だけ遊んでやったり、かわいがると、あっという間に落ち着いたりする。
多頭飼いは楽しいけど、こんなこともあります。
【私はふじこ様よっ】
【ボクは・・・ボクは・・・誰だっけ? の図】