風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

51. 仁和寺

2009-09-20 | 近畿(京都・滋賀)
朝6時に起床。シャワーを浴びて出かけます。どこに行くか決めていなかったけれど、来たバスの路線で、仁和寺に向かうことにしました。

仁和寺といったら、徒然草の「仁和寺にある法師」ですね。
「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」
兼好法師の教えを胸に、今回の旅でも、道に迷ったらどんどん人に聞いて、先達の知恵に頼るようにしています。

この仁和寺の法師が向かった、石清水八幡宮も気になりましたが、今では当時の華やかさはないそうですね。


世界文化遺産登録。真言宗御室派の総本山。
まずは大きな二王門に圧倒されました。
京都の三大門の一つだそうです。金剛力士像がそれはもう迫力のある怖さで、眠気も吹っ飛ぶほどでした。


御殿入口
ここの御室桜は有名だそうですね。今は季節ではありませんが、春に京都を訪れたら、見に来たい場所です。


勅使門。細かな装飾や透かしが施されていました。


本堂の金堂。桃山時代の京都御所の紫宸殿を江戸時代に移築したものです。
どの建造物も、左右対称の均整のとれた美しさで、心が落ち着きます。


五重塔。高さ32.7m。すらりとした形が、木々の中に映えていました。

朝7時台なので、まだお寺の霊宝館などは開いておらず、境内はとても静か。
散歩をしている人がちらほらいる程度です。
広々とした境内を気持ちよく散策して、京都の早朝を満喫しました。



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