宿に戻り、朝食後にチェックアウトして、東福寺へ向かいました。
紅葉と言えば東福寺。母にとっては永観堂と共に、外せないお寺だそうです。
おしもおされぬ紅葉の名所ですが、残念ながら紅葉はもう終わり頃。散り紅葉の方が多かったです。
両親に、最高のきれいな紅葉を見せたかった私としては、あと5日早く来れればととても残念。
でも、最盛期には、人がわんさと押し掛けて、それはそれで紅葉どころではなかったんでしょうね。
奥の建物の中では、大勢のお坊さんたちが読経しながらぐるぐると回っていました。
袈裟の色がそれぞれに違います。足元を見ると、とてもかわいい靴を履いていました。蹴鞠用のように、先がとんがって上を向いています。
赤い色の靴をはいてる僧侶もいて、なかなかキュートでした。
いつもリッチな京都旅行をしているらしい母に「東福寺境内でも有料の場所しか見たことがない」と驚きのセレブ発言をされたので、無料処ならばバッチリ押さえている私がいそいそと、三門や百人雪隠などを案内しました。
百人雪隠は、五木寛之の『百寺巡礼』でも紹介されています。
バスガイドさんが修学旅行生たちに「昔のトイレも、時代がたったら観光名所になったりするんですねー」と言っていたのが、笑えました。
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