怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

これはいったいなんだろう?

2008年03月22日 | 風景
道の脇に時々写真のような塔がたっている。
古臭そうだ。
夫や両親に訊くと、「教会関係のもの」とか、「村の境界線」という答えが返ってくる。

でも、今の生活にこの境界線はあまり意味をなさないと思うのだが・・・

日本だったら、即刻、撤去になるのだろうけど、ここはあろうがあるまいがあまり大勢に影響しないからそのままにしてあるのだろう。
ああ、のんびりしたいい感じ!


これは近所の古臭い建物。
居住用ではなく、農作業のための倉庫のようだ。かなり、雰囲気があっていいぞう!!このあたりはほとんど戦後に立てられた家屋だ。

休日出勤

2008年03月21日 | 家族
21日金曜日はここは祝日で休みのはずなのだが、夫は仕事に行くそうである。
ええ・・・・!
ドイツにもある、休日出勤

もちろん、土日や祝日などに関係なくシフトがある仕事はここにもたくさんあるが、夫の場合は、仕事の性質上、祝日に事務所にいてもあまり意味がないと思うのだが・・・

まあ、しょうがない。
夫に稼いでもらわないと、このパラサイト生活が永遠に続くことになるわけだから。





炊飯器

2008年03月21日 | 食べ物
今日の昼食は、トマトのリゾットのようなものだった。

米の料理はここでは比較的新しいものだそうで、義母が小さいころに親戚のパン屋のおじさんが見せてくれたのが始めてだ、と語ってくれた。

そんなわけで、米を常食したいのだけど、残りの3人がほとんど食べない関係上、「炊飯器がほしい」と言い出しにくい。

で、鍋で炊いている。上の写真はその様子。
難しいわけではないが、やはり、目を離すわけにいかないのが難点。
油断すると、噴出しているものね。
義母は圧力鍋を使え、と勧めるが、一人分のご飯を炊くのに仰々しい。

そうそう、この家、電子レンジがない!
冷えたご飯をチンできない!
チャーハンか雑炊にするしかないのだ。(蒸す、のはえらく面倒)

電子レンジはドイツ人が発明したらしいが、やはり普及率の高いのは日本のほうだ。
ああ、炊飯器か電子レンジを買って欲しい!!

ついでに書くと自転車も欲しい!
いや、それより何より、はやくここから脱出しよう!
中年パラサイトはみっともないぞ!!!
あ、この辺でやめておこう、夫はストレス満載の毎日なのだから・・・

画像の練習

2008年03月21日 | 食べ物
今日はマレーシア撮った写真、買った絵葉書を数枚・・・
写真を複数貼り付ける方法がうまくいかなくなったので、練習がてら、昔を懐かしみます。

これはナシレマッという朝食の時間帯にあるメニュー。
ココナッツミルクで炊いたご飯は日本のそれと大違いだけど、私は大好き。


これは確か・・・ロジャックって言ったかなあ、甘辛い間食用の食べ物で、物凄くおいしい・・・ああ、もう何年も食べていない・・・ちなみに、これは路上の屋台で食べるので、撮影のため地面において撮った!





これは現地で買った絵葉書。なんでこんな汚げなフードストールが絵葉書になるのか理解不能だが、現地の人たちの普段の生活の様子がよく現れている。
もしかして、マレーシアの人はこういうのを自慢に思っているのかもしれない。

おお、今日はうまく3枚を貼ることができた



イーストを使った菓子パン。

2008年03月20日 | 食べ物
これはイーストを使ってふくらませた甘いパンだ。

いつものように、午後4時のコーヒーの時間に食べる。

日本の菓子パンのような感じ。ジャムや泡立てたクリームを塗る。
左のには、缶詰の桃が入っている。

もちろん、義母の作品。

パン生地をこねる道具もおそらく40年くらい使っている古いもの。

それを使うことができない私はただ、義母の脇でうろうろしているうちに完成した!
 

いつ、まただめになるか・・・

2008年03月19日 | ここの生活
またいつインターネットにつながらなくなるかわからないので、投稿できるときにできるだけ書くことにした。

写真は両親の寝室。
まるで、モデルルームのようだ。

一般にヨーロッパ人は、町や家の中の見た目を心地よいものにする、という能力に、東洋人より長けていると思う。

ヨーロッパ人移民中心の文化が見られるパラグアイでも、その傾向は感じていた。

で、生粋のヨーロッパ人義母もその例外ではない。
私は自分用に一部屋与えられているのだが、すでに日本風のカオス世界になっているのを、義母は口にはしないが不満に思っているだろう。

先月、夫は金属パイプ製の無機質な真っ白のコートハンガーを買ったのだが、義母はそれを見て卒倒しそうになっていた。
ベロニカちゃんのおかあさんもインテリアに無関心で、がらんどうの家で、私から見たら「すっきりしていいじゃん」と言いたいのだが、義母は帰ってくるなり義父にいかにひどい家だったか、長々と話し込んでいた。

もしかして、義母の次世代はすでに、インテリアについてセンスなくなっちゃたのかしら?
ま、それはそれで私にとって楽だからいいけど


おたんじょうびおめでとう

2008年03月19日 | 
きょうは夫の誕生日だ。

転職のため、新しい勉強をしたり、日本からドイツ、実家からミュンヘン、また実家への引越し、面倒くさい国際結婚の手続きなど、神経質な夫には大変な数年だった。

これからはもうちょっと、落ち着いた生活をしようね・・・・

写真は日曜日のメニューになりやすいジャガイモと、ほうれん草のソース、目玉焼き。


私の好きな料理

2008年03月18日 | 食べ物
日本で、夫と付き合い始めてしばらくしたころ、彼は私に妙なレシピを渡して
「作ってみましょう」と誘った。

バゲットを買ってきて細かく砕き、たまごや牛乳などと混ぜて丸い団子状にしたものを沸騰したお湯で20分ほどゆでるのだ。

何も知らないこのときは「これはお湯の中でばらばらになる可能性がある」などと私が一生懸命主張しちゃったものだから、なかなか料理が進まなかったものだ。

が、後年、ここで義母の本物を食べるようになってから、わたしの好きな料理の一つになった。

ほとんど外食をしたことがないので、旅行ガイドブックなどでしか知らないのだが、レストラン等ではこのクヌーデルは付け合せの料理らしい。

肉類を口にしないうちでは、これはメインだ。
マッシュルームを入れたホワイトソースで、こぶし大の結構カロリー高そうな団子を一人2,3個を食べなければならない。

私の場合、調子に乗って食べ過ぎると、下痢になり(やはり、油分が多いらしい)やせてしまうので注意が必要だ。



義母の台所用品

2008年03月18日 | 食べ物
義母のキッチンツールのひとつを紹介する。
この家の道具は軽く40年たっているものが多く、驚かされる。

写真のキッチンスケールも古いものだそう。
ただ、えらく使いにくい。
乗せれば数字で重量を表示してくれるものではなく、天秤の仕組みで、乗せたものとセットした重量があえば、左右に振れる角度が同じになる、という恐ろしくややこしい機器だ。

何度も使い方を訊いたが、やっぱり使えない・・・・
ということは、正確な計量が必要な菓子作りはわたしはここで一人でできないということである。

ま、いいか。
ここにいる間は義母の手伝い程度にケーキを作ることにしよう。

地下室の窓から浸水

2008年03月17日 | ここの生活
これは近所の家の地面の部分を撮影したもの。
真ん中の黒い部分は窓で、内部は地下室になっている。
そう、半分だけ地面に接した窓なのだ。

ヨーロッパは降水量が少ないのがよくわかる。
日本の梅雨などのように大量に雨が降ったら、この窓から水が流れ込んでくるからだ。

実際、何年かに一度起こる豪雨で、家屋の地下室が浸水する被害があいつくのだ。

6年前には親戚の新築の家が(ピアノを弾いてくれたベロニカちゃんの家)地下室浸水で置いてあった物資がだめになったそう。

豪雨はめったに起こらないが、あるとこのようにけっこうダメージが大きい。
日本のニュースなどでもヨーロッパの豪雨を報道したりするのを見たことがあるが、
ここの被害者たちはさして気にしていないようにも思える。
テレビにでインタビューに答えていた女性などは、インタビューがうれしいらしく、ニコニコして答えていた

きっと、ヨーロッパ人のほうが楽観的なのだと思う。
日本人だったら、早速こんな地下室の窓のシステムをどうにかして、排水設備を作ったりするだろうけど、きっとヨーロッパ人はそんなに気にしないで災害を受け入れてしまうのかもしれない。

若者

2008年03月17日 | 文化
図書館には日本の漫画も少々そろっている。
私はセーラームーンを読める年齢を大幅に超えているので、この本の下段にあるベルサイユのばらを借りて読んだ。
もちろんドイツ語に翻訳されているのだけど、ストーリーは覚えているので結構楽しめた。

町の中心から郊外へ向かうバスに、学校帰りの子供たち(18歳くらいまで)がたくさん乗っている。
彼らが、バスの中で何をしているかといえば、主におしゃべりだ。

携帯電話を操作している光景はほとんど見たことがない。

ゲーム機に夢中になっているのも見たことがない。

私が数ヶ月の生活で実感したここの平均可処分所得は日本のそれの約半分のように感じる。物価が高いこともあり、このように感じるのだ。

そうすると、子供の娯楽に使えるお金も自然と日本より少なくなるので、持つことができない子供が多いのではないのだろうか。

実家の近所にスイスからお嫁に来て30年近い女性がいるのだが、彼女によると、日本は文字でコミュニケーションをとる文化が発達してるのだそう。彼女の子供たちが学校から持ち帰るたくさんの家庭向けの印刷物は、日本語を読めない彼女を困らせているらしい・・・・

そういった、文化背景の違いも携帯電話の普及率の差を作り出すのかもしれない。

ここの子供たちの服装や持ち物も日本の標準よりかなり質素で、時には貧乏くさく思えることさえある。
ヨーロッパ好きの日本人はきっと「質素は教育によろしい」などと言うだろうが、ここの学力の低下は日本のそれより著しいのだから、質素にしていれば教育にいいなどとは絶対思えない!

要するに、私は日本の物質文化に深く敬意を表していることをここで改めて感じているのだ。



ヨーロッパは乾燥しているのか?

2008年03月16日 | ここの生活
ヨーロッパが乾燥しているのは、夏場だけの話だと思う。
森を散歩していて、コケがたくさん生えているのでちょっと疑問に思ったのが始まりだった。コケって、湿度が高いところを好む植物でしょう?

街中の薬屋などの外壁に気温、気圧、湿度計があって、町に出るたびに確認するのだが、気温が低い割には湿度が高いことが多い。

東京近辺の冬が3,40パーセントが多いことを考えると、冬に関しては日本(北海道や沖縄は別だと思う)はヨーロッパより乾燥しているのではなかろうか?

ただ、ここの屋内は密閉した空間で、効率の高いセントラルヒーティングをしているので乾燥しているのは確かだ。夜に干した洗濯物が一夜で乾いてくれるのは、ちょっとうれしい

窓の結露はない。
義母にこのことを訊いたのだが、なにぶん言葉が不自由なもので、ほとんどわからず、しょうがないのでネットで調べたら、窓の二重のガラスは内部が真空になっていて、これが結露をさせないのだそう。

ドイツに住む別の日本人のブログに「結露がひどくて困る」といった内容のものを読んだことがあるが、彼女の住む住居はたまたま真空ガラスの窓を使っていないのだろう。
このあたりのどの住居を見ても、窓が真っ白になっているのを見たことがない。

ヨーロッパに関する日本で手に入る情報は偏っていたり、著者の主観が入ったりするせいか、実際に生活してみると、結構「あれ?おかしいぞ」と思うことが多いものだ。
私は言いたい。
ヨーロッパの冬は湿度が高い、と。

りんごケーキ

2008年03月03日 | 食べ物

今日のケーキはりんごケーキだ。
マーガリン・砂糖・粉・りんごを小さくきったもの・卵を混ぜて、天板に広げて焼くだけの簡単なもの。
いただくときは、あわ立てた生クリームを添える。

ところで、この天板なのだが、結構大きい。
縦30センチ、横40センチくらいかしら。
体の大きいヨーロッパ人のケーキの消費量は日本のおよそ倍くらいと思っていい。
私もすっかりそれに慣らされて、胃が大きくなった。

絵本

2008年03月02日 | 文化
ドイツ語学習のために、図書館で絵本を借りてきて読んでいる。

たいていの絵本が動物や子供が主人公なのだが、中には結構面白いものがある。


これは認知症のおばあさんが主人公の内容なのだが、どういうわけかこういったシーンが出てくる。まあ、このあたりはそこいらじゅうでチュウチュウやっているので、絵本に出てきてもさして子供に強い影響があるとは思えないが、この本が日本の書店の絵本コーナーに並ぶとは思えない。



これはオーケストラの団員が、家を出る前の準備風景の内容の絵本だ。
この内容自体が子供のためとは思えないが、さらに女性たちが着替えるシーンまで出てくると、これは大人の絵本?と思ってしまう面もある。

こんな絵本があるおかげで、私は楽しく図書館通いをさせてもらっている。