ウクライナ・ロシア戦争の見通しが立たない。
最近はロシア対西側陣営の戦いの様相を呈してきて、数年毎に戦争をしてきたアメリカの兵器在庫一斉処分を
疑うのは私だけだろうか。
一方日本に目を向けてみると、台湾有事に備える必要があると言って、敵基地攻撃に改憲果ては核共有まで出る始末。
さらには防衛費をGDPの2%(10兆円)に増額とか、いったいどこにそんな金があるのか?
そもそも国民の生活があってこその防衛だろうに。
核は論外として日本などは小国、しかも日本海沿いに原発がずらっと並んでいるので数発のミサイルが飛んできたら
反撃どころか国自体が終わりである。
一時期イージスアシュアによるミサイルの迎撃が論議されたが、現在はマッハ20を超えるアバンガルトミサイルが
開発されており全く役に立たないものとなっている。
それにしても武器調達条件は、価格・納期などがアメリカの言いなりというから酷いものである。
「ボクちゃん、ポンポン痛くなったの」と2度も首相を辞めたあなた、もう静かにしてはどうだろうか。
3.11原発事故であれほど苦しんだのに、それを海外にセールスに行き、新幹線を含め何の成果も見いだせなかった。
NHKの岩田忖度記者の言う「外交の安倍」って何だったのだろう。
また、懲りもせずに自民は札幌五輪、維新は万博やカジノまで開こうとする。
東京五輪でわずか1カ月間の開催に4兆円も使ったのに ・・・・・ 信じられない。
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ドイツでは、
メルケル前首相は、日本で原発事故が起こった時、自身推進派だったのを180度転換し、再生エネルギーに切り替えた。
またコロナ禍で苦しんでいる時、「恥ずかしがらず生活保護を申請して下さい」、「このような時こそ芸術家の皆さんは
大切です、全力でお守りします」と訴えた。
この違いは何だろうか ・・・・・ そう、国民が政治家を育ててこなかったのである。
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日本も先の大戦時には、報道機関や作家までもが大政翼賛会に走った。
今や、戦争を知らない人々が大半を占める。
政府は元より民間人の海外交流(特に隣国)を深めることが大切である。
ロシアを見ていると、デモや自由な発言ができないことは恐ろしいことだと思う。
金持ちが戦争を起こし、貧乏人が死ぬ (サルトル)
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