4億年以上前からほとんどその姿を変えず生息している生きた化石。
血液は銅を含むため青色で、菌類や細菌の内毒素と反応して凝固することから、これらの検出に用いられるという。
我々人間の命を救っているとも言える。
血液を遠心分離機にかけ、LAL(カブトガニ血球抽出成分)を生成し、1リットル弱でなんと15000ドルで病院などに
売られている。
毎年、50万匹ものカブトガニがアメリカのデラウェア湾を中心とした東海岸で捕獲されている。
カブトガニから全血液の30%を採取し海へ戻す ・・・ 血液が元に戻るのには数か月かかるし中には死ぬものもいる。
カブトガニ恐るべし。
|
|