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中学生時代、買ってもらった望遠鏡で月や惑星や星雲をよく観ていた。
ただ口径が小さかったので、月以外はほとんど肉眼と変わりなかったのが残念だった。
冬の夜空と言えばオリオン座だ。
ニュースになる前、夜の散歩をしていてオリオン座が昔観ていたものと違うのではないかと思った。
2011年に、NASAがオリオン座の1等星「ベテルギウス」が超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されたと発表
していたのに気づいていなかった。
近い将来の爆発は予測されているものの、それがいつか(明日なのか100万年後なのか)は分からないようだ。
ちなみに現在の太陽の年齢は46億歳で、約50億年後に太陽はなくなるらしい。
平安時代(西暦1006年の4月)にも明るい星が突然現れ、徐々に暗くなり数カ月後に見えなくなった。
ピーク時には金星より明るくなったという記録がある。
日本でも藤原定家が『明月記』にこの「客星」のことを書いている。
天文学が発達していない当時のことだから、人々は大変驚いたことだろう。
天文ファンとしては、オリオン座の一角が消滅するのは残念なことだが、生きている内に恒星の爆発という天体ショーを
観たいものである。
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