東京オリンピック開催の是非が騒がれている。
私は、JOC理事の山口香さんの「世界中で正常な生活が送れない状況がある中で、7月に開催して誰が喜ぶのか」
との指摘が妥当だと思う。
それに対して、山下泰裕会長は「JOCの中の人が、そういう発言をするのは極めて残念」と述べたのには驚いた。
やはり、総理・都知事と同じ穴のムジナということか。
TVで他のJOC委員が「アスリートのことを考えると延期や中止はあり得ない」と発言、また元JOCの参事が
「オリンピックは今まで4年毎に開催してきたから延期などは論外」などと訳の分からない発言をしていた。
ウィルスで苦しんでいる世界中の人達のことが想像できないらしい。
今日、IOCは4週間以内に結論すると発表したが遅すぎる。
ただ、現状では中止や秋・1年・2年の延期を論議するのはナンセンスだ。
ウィルスが終息するのを待つしかない。
どうもその裏には、やはり金の問題が大きいようだ。
マラソンが東京から札幌に変わったように、権限はIOCにあるため延期や中止を日本から提案した場合、莫大な
損害が生じる恐れがあるため二の足を踏んでいるように見える。
それから、JOCは相撲協会と同じで現役時代の成績で役員を選ぶと、視野の狭い集まりになると思う。
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