無線のムに濁点

アマチュア無線・BCL・ユーティリィティー受信などなど デジタル絵日記

DXハンドブックとDXマニュアル

2013-11-12 19:04:02 | モノ

当局がバリバリDXを追っかけていた1990年代の書籍です。今でも思い出したようにページを繰ることがあります。

DX HANDBOOK (CQ出版・1991年・ダイナミックハムシリーズ11)

語りかけるようにDXの面白さを伝えてくれた本です。「バンド別に見たDXの稼ぎ方」が特にお気に入りです。50MHzのDXを取り上げている章にある「DX'erのためのバランスシート」の自局の設備の点数化があり、ここを参考にアンテナやリグのグレードアップを考えたのが懐かしい思い出です。DSPもクラスターも無かった時代の本です。リグなどの広告がない本です。

今でもよく見るのは・・・3章 バンド別に見たDXの稼ぎ方 9章 大陸別に見る高難易度カントリー

DX MANUAL (CQ出版・1995年・HAM JOURNAL 8月号臨時増刊)

DXCCルールの詳しい説明があり一気に知識を広めることができたありがたい本です。こちらは上記の本に比べ「データベース的」要素も強く、全カントリーの解説があるのが特徴です。DSPがちらちら出始めた時代、、、また、インターネットではなくパケット通信によるクラスターが普及し始めた時代です。FT-1000MP/TS-870/IC-775DXIIが広告として掲載されています。

今でもよく見るのは・・・カントリーガイドです。当時の全カントリーの詳しい解説があります。

現在との環境の違いを考えると

・1.8MHz帯の解放(上記の本には160mのスプリットQSOの解説が詳しくのっています)
・WARCバンドの一般化(上記の本には「まだ解放されたばかりでバンドの様子はわからない」とあります)
・設備面では DSP,1KW,インターネットによるDXクラスター,ロギングソフト,LoTWなどなど随分進歩しています。

最近の最新情報を反映させた、新しい DX HANDBOOK に期待です!

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