
【千葉県3大ご当地ラーメンの一つ】【日本一秘境系の美味しいラーメン店】【コロナ禍で感染予防対策を講じたアリランラーメンとは】
「八平の食堂&ラーメン八平@千葉県長生郡」
元祖アリランラーメンの創業は1972年。
創業者店主の古市豊さんは、元屋台のラーメン店主。
リヤカーで普通のラーメンを販売。
常連のお客さんからもっと個性的なラーメンを出すように進言されて、試行錯誤の末、約5年かけて現在の「アリランラーメン」を考案。
アリランラーメンのアリランは、韓国の民謡の「アリラン峠」から、峠を越えるにはスタミナがいるので、スタミナたっぷりなラーメンをイメージして名付けられたそうです。
アリランラーメンの特徴は、ゲンコツや煮干しを8時間煮込んだあっさり目のスープと、中華鍋に玉葱などの香味野菜をたっぷりと炒めスープを合わせ、素朴な中太の自家製熟成麺とのコンビネーション。
そして最大の特徴は、炒めたニンニクにプラスして、仕上げにおろしたニンニクも大量に投入。こうすることで味に統一感が増し、醤油の香ばしさと相まって、お店の外までニンニクのパンチの効いた香りが訪れたお客さんの食欲をそそります。(ラー油も入りピリ辛です)
私のオススメは「アリランチャーシューメン」
肉の旨みと濃いめの醤油が凝縮されたチャーシューは、香味野菜とニンニクたっぷりのスープとの相性が抜群。
身体の芯から元気になること間違い無し。
古市さんのお母さんがやっていた山内ダム近くの「ラーメン八平」は、現在、古市さんの娘さんが継いでいます。ここは築100年以上の日本家屋を移築したもので、「峠の茶屋」とも称される楽しい観光スポットです。
*コロナ禍の「ラーメン八平@山内ダム」に久しぶりに訪れましたが、この時期は例年、「ホタル祭り」の時期。
店内での飲食は禁止で、お店の外で、森林浴をしながら食べる野鳥のさえずりがBGMのスタイルになっておりました。鍋持ち込みでテイクアウトもやってました。ヤックスとのコラボカップ麺(日清食品)は品切れ。大人気ですね。2020年6月6日(土)に再訪問しました。