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JR千葉駅で、可愛い駅弁を購入。
小腹が減った時には良いですね。
さてJR木更津駅に着きまして、時間があったので一旦改札をICで出て、わざわざ切符を購入。
JR久留里線はICカードが使えません。
ローカル色豊かな路線。
木更津駅から、君津の上総亀山駅までを結ぶ久留里線、その創業は1912年12月28日と古い。
現在は14の駅を結んでいます。
*愛称「パー線」の由来、
沿線の「上総農林高校(現在の君津青葉高校)」の生徒が、乗車マナーの悪さから、「くるくるパー」と揶揄され、そこから沿線住民から久留里線は「パー線」と呼ばれるようになったとの説があります。また多くの学生達がパー線を利用することから、廃線を逃れて来たとも言えるそうです。
他には、木更津から出て→袖ヶ浦→木更津→君津 線路図上で螺旋状に線路が走っているから くるくる回る⇒クルクルパー⇒パー線
ってな感じで変わっていったという説です。
また汽笛が「パーン」と鳴ることから、パー線となったとの説もあります。
そんな予備知識を得ながら乗車。
はじめ、ドアが閉まっているので、まだ車内清掃中かと思いきや、中に乗客がいるので、不思議そうに思っていましたが、
学生さんがこの開けるボタンを押して、自動ドアを開けて、中に入っていたので、点灯しているボタンを押してロッキーもオープン。
中に入ると結構な混み具合。
だいたい1時間に一本。
終点の上総亀山駅までは時間帯によっては、3時間に一本。
途中の久留里駅までが多いですね。
なぜか?
それは行ってみて、良く分かりました。
14駅、全長32、2キロ。
最高速度は65キロだそうですが、ほぼ40キロぐらいのノロノロ走行。
約1時間かけて走行。
久留里線はワンマンカーのディーゼル車。
外からはどこのドアも押しボタン式で開きますが、内側からは一番先頭のドアしか開かない仕組み。
後精算、良く出来てます。
あれ?と思ったのが、横田駅で停車した時。
この時は、どこのドアからでも中から降りることが可能。
なぜ?と思ったら、こちらは有人駅。駅員さんが改札にいるので、運転手さんがいちいち精算しなくても良くなっています。
14駅のほとんどの駅は無人駅ですが、横田や、久留里駅のように有人の駅も減少傾向ですが、まだあります。
久留里線は面白い!
小湊鉄道同様、結構自然の素晴らしさを味わえるのが、パー線の良いところ。
手付かずの自然があって、冒険の楽しさも味わえます。車では味わえない醍醐味。
ワオ〜まるでジャングルクルーズみたい!!
君津市ですよ〜
また田園風景も美しいっす。
千葉県も米処。
やっぱ美味しいお米もいっぱい食べないと!
お百姓さんに申し訳ありません。
久留里駅を通過して、終着駅の1つ前の上総松丘駅。
こちらも無人駅。
そして終着駅の「上総亀山」駅に到着。約1時間の行程。
上総亀山駅もかつては有人の駅でしたが、今は無人駅。
久留里線は、かつて延長して、いすみ鉄道とドッキングする計画がありましたが、どちらも過疎化が進み、さらに車での利用が多いエリア。
なかなか計画通りにはいかないですね。
でもね、これからの観光や、近隣の高齢化を考えると、電車でゴー!もありですよね。
上総亀山駅前通り。
何か、死んだ町のようでもありました。
活気のある久留里駅周辺とは違う、シャッター通り。
亀山ダムや、チョコレート色の温泉郷のある町ではありますが、タクシー会社も撤退。
あるのは行政の「デマンドタクシー」と呼ばれるもので、久留里駅に営業所がありましたが、予約すると利用できるみたいです。
民間のタクシーはここまで来ないみたいです。
駅周辺にあった神社に参拝。
民家はありますが、あまり人の気配がない町。
寂しいですね。
30分ぐらいすると折り返しの木更津駅行きがあるので、それに乗るのは、無人駅でまず乗車駅証明書を発行。
そしてまず久留里駅へ。
お城と名水の町、ここでグルメして帰ります!
続く〜