2017年3月16日、逆輸入ラーメン第四弾、ブルックリン、NY発の「YUJI RAMEN」が新横浜ラーメン博物館にオープンします(1年半の予定)。
恒例のレセプションでいただきました。
店主の原口雄次氏は、長年アメリカで魚の卸に携わった魚のスペシャリスト。
看板メニューはマグロのアラをローストし、強火で白濁させた「ツナコツ(鮪骨)ラーメン」。
ツナコツのスープの大きな特徴は、動物系のスープを一切使用しない、アニマルオフ。
マグロのアラをオーブンでローストして、昆布だしで強火で白濁させたツナコツの白湯スープ。
魚の臭みは全くなく、大漁の鮪の旨味が口の中に押し寄せてきます。味変には柚子胡椒を使用。
麺は低加水の極細ストレート麺。ツナコツ白湯スープを良く持ち上げて、とっても美味しい。驚いたのが、NYなのに、麺がとっても長くて、啜り心地の良い麺。外国人は元来、音を立ててラーメンを啜る文化はなかったのですが、このお店で定着したのかも。
トッピングは、チャーシューになんと、希少部位の「マグロのハラモ(大トロの一部)」を使用しています。あとは刻み海苔、白髪ねぎ、ゴマとシンプルな構成。
このラーメン店のコンセプトは、「Honor Your Fish〜お魚を大切に〜」
有効活用されていない食材を、技術と知恵、工夫により高いクオリティに仕上げ、食材廃棄問題の解決策として提案し続けています。
ラー博を愛する女子会、試食した女性陣も絶賛、今までにない鮪の堪能の仕方を提案している。舌の上に鮪の旨味が残っている、マグロのチャーシューが脂っぽくなくてさっぱりしていて美味しかった、など。
僕は無垢が出来た時に似た感触を感じました。
ごちそうさまでした。
原口雄次さん、