CPR/AED（普通救急救命講習）で感じた事 （ＰＴＡ新米副会長日記）

５月17日（日）の普通救急救命講習で感じた事。


皆さん、人間の心臓の位置はどこだか分かりますか？

左側？それとも右側でしょうか？

私はずっと左側だとばかり思っておりました。

実は左向きの真ん中なのです。

だから心臓マッサージは、右乳首と左乳首の間を線で結んだ真ん中から大体1センチ下に移動したポイントを中心にやっていきます。


あと個人的に間違っていたのが、AEDを使用する時のポイント。

「心肺停止」の時に、AEDを使用するものと思っておりました。

しかし実際には、

心臓が血液のポンプの役割を正常にしないで、心房のポンプがケイレン状態にある時に、正常に機能させる為に電気ショックを与えるのだそうです。

これも事実誤認でした。

講習を受けてほんと、勉強になりました。聞くは一時の恥、聞かざるは一生の恥～でしたｗ


市川市内で昨年１年間で、救急車を呼んでから現場に到着するまでの平均タイムは６分。

平均で６分という事はもちろん２分の現場もあれば、１０分の現場もあるという事です。

呼吸が停止して２分も放置しておくと、生命の危険が非常に高くなるそうです。

しかし逆に呼吸が停止して２分以内に、心臓マッサージをすると、生存の確率も高くなるんだそうです。


「助かる命を助ける」


そして注意とお願いです。

決して救急車をタクシー代わりに使用しないで下さい。

市川市内でも、

入院の手続きが終わって、入院用の荷物をまとめて、入院する目的の為に、１１９番をコールして救急車を呼んだ事例があるそうです。


場合によっては、それによって、より重症の患者さんの救急車到着が遅れるという事になります。


救急車は「適正利用」でお願いします、との市川市消防局からのお願いでした！


＊「救急救命講習会」に関する情報は、市川市役所のこちらのＨＰまで。
http://www.city.ichikawa.lg.jp/fir06/1111000001.html