「ラーメンは愛情と無常」

「ラーメンは愛情と無常」

え～２005年の衝撃のラーメンで思い出しついで～と言っては何ですが、2010年の年初でもありまして、若干ラーメンに関して薀蓄、うんちく～させて頂きます。


２００５年１１月15日、

この日は特別に許可を頂きまして、厨房での準備風景を見学させてもらいました。

それで驚いたのが、麺や福一の店主の石曽根さんが、スープを炊いている寸胴からいっときも離れようとしないこと。

ずっと寸胴に寄り添ってスープを見守っていらっしゃいました。


「料理は愛情」


「食材の鬼」の佐野実氏もお弟子さん達に、「スープに愛情をかけろ、そうすれば美味いスープが出来る」と良くおっしゃいます。

「ラーメンの神様」の山岸一雄氏も、「同じレシピで作っても、作り手でラーメンの味は変わる」とおっしゃってます。


どうして個人店のラーメンが美味しいかというと、やはりラーメンに愛情がこもっているからではないでしょうか。

あとお客さんとして「無常」に思うことは、

店主が何時間も、あるいは何日もかけて作ったラーメンを頂く時間はほんの10分前後。

だからこそ作り手に感謝して頂く様に、心がけています。

醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメン、貴方はどのラーメンが好きですか？と聞かれることがありますが、私は「愛情のこもったラーメン」と答えたいと思います。

以上、新春特別～薀蓄でした（笑）