【ロッキーの15年間の新店チェックポイント一挙公開】【千葉新店】「麺処しろ@市川」期待のルーキーは間違いなく至宝サラブレッド級の巻
2018年2月16日(金)にグランドオープンした、JR市川駅南口の駅前ツイン高層マンションの小岩寄りのすぐ隣に出来た「麺処しろ」
人気行列ラーメン店、船橋を拠点とした「まるは」グループの出身。
真鯛らーめん麺魚の橋本さんからもお祝いのお花が。
まるはグループが共同でお祝い。
いやいや凄い、まるはの社長さんからも。すごくまるはの皆さんからも愛された店主さんだということが良く反映されています。
こちらは使用している麺が三河屋製麺製だということですね。
おっと、開店前にトラブル発生。
ゆで麺機のトラブルで、営業開始が1時間遅れる模様。
そうは言っても、違うお店に行くわけにもいかず、ここは1時間じっと我慢。
ハプニングによる遅延は、新店オープンの「洗礼」でもありますね。
開店時は、予期せぬこと、「まさか」が起こるものなのです。
これによって準備に時間をさらにかけるようになるでしょうね、念には念を入れて。
補足、告知文の漢字の間違いはそれだけ店主さんがパニックっていた証拠。
午後12時半、
ポールポジションをゲット。
一番乗り。
券売機のラーメンと、つけ麺のボタンの位置に着目。
つけ麺、ラーメンの順かと思いきや、ラーメンが一押しのようです。
店主さんに伺ったところでは、麺量は、並みでラーメンが140グラム、つけ麺が200グラム、大盛りが+0.5玉、特盛が+1玉だそうです。
補足、お店の出入り口は2箇所、なのでお店の看板のある方が入り口で、券売機がすぐあり、反対側が出口になります。出口の自動ドアの感度が悪く、右側の開くボタンを推奨w
さらに驚いたのが、券売機の上の開店祝いのお花。
「まるは」と共に、2つ目の修業先の「ラーメン二郎一ノ江店」からもお祝いのお花。
両方のお店から愛されていた店主さん。
これはますます期待できますね。
L字型のカウンター席。
6席と4席の計10席。
6〜8席だとワンオペでもできそうですが、10席だとワンオペは厳しそうですね。今後人手不足でカウンター席数を絞ったり、そういう事が起こるかも?
この日は「新人パート」のお手伝いの方の厨房2人体制。
カウンターには、割り箸、爪楊枝、七味、胡椒、ティッシュ、お冷のピッチャー、お冷はセルフスタイル。
いたってシンプル。
厨房の奥には寸胴。
濃厚な豚骨スープをしっかりと炊くことができますね。
カウンターの上にはレンゲ、後スープ割りのポット。
スープ割りがポットなのも、若干つけ麺が一押しではない証拠かも。
さてラーメンを提供した後に、ロッキーのつけ麺が登場。
まずは麺、初めお隣さんの大盛りが提供されてびっくりしましたが、店主さんの提供ミス。
まあはじめはいろんなハプニングがありますよね〜
濃厚が謳い文句の豚骨と煮干しのつけダレ。
今はつけ麺の盛り付けまで、綺麗に髪をセットするようなスタイルがありますが、そことは一線を画するシンプルな盛り付け方。
平打ちの太麺は、全粒粉のエキスもたっぷりの美味しい麺。何も付けずに頂いてみます。若干固めの茹で加減で今風。
ベースのスープがしっかりとしているので、さらっとしたマイルドなつけダレですが、しっかりと美味しく頂けました。
閉店したドロ系の「市川ウズマサ」をイメージして行くと肩透かしを食らってしまいますが、カウンターの女性客の反応が良かったように、
若干ライトながら、女性にはウケそうな普段使い出来る美味しいつけ麺でした。
また1ヶ月ぐらいすると、常連のお客さんの意見も聞いて、マイナーチェンジするかもしれませんね。
初めてのお店で強く感じたのが、
「あけどや」の夏目店主に似たお店が誕生したという事。
夏目店主も、パンケ、阿修羅といった違うタイプのラーメン店2店で店長も任された経験豊富な方。
「麺処しろ」の田代さんも、環七一ノ江のラーメン二郎、そして船橋を拠点とした「まるは」、2つの性格の異なる人気ラーメン店で経験を積まれた方。
今日の厨房機のアクシデントはありましたが、やはり店内のオペレーションを拝見していると、そのスムーズなオペレーションは只者ではございません。
今はしっかりと日々の営業をこなして、更なる飛躍を期待したいですね。
市川駅の南口という凝縮されたエリアに、人気実力行列店が2軒出来るのは、これからの「千葉ラーメン界」にとって明るい未来ですね。
千葉ラーメンファンの皆様、どうぞ、ご贔屓に!
食べ終わって出たら、店内は満席で、すでにご覧のような行列。客層も男女混合でバランスが良い。
ここは人通りも多くて、日当たりも良く、場所も最高に良いですね。
「麺処 しろ」
住所:市川市市川南3−14ー6
営業時間:11時半から午後5時まで(ただし材料切れで早仕舞い)
定休日:月曜日