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【ニューヨーク=小谷野太郎】米アップルは19日、日米欧など10か国・地域で16日に発売した新型の多機能情報端末「iPad(アイパッド)」の販売台数が、300万台を超えたと発表した。
最初の3日間で100万台以上が売れた前モデル「2」の勢いを大幅に上回り、アイパッドの人気の高さを改めて印象づけた。
新型機の画質は前モデルの4倍に高まり、高精細の動画が録画できるほか、次世代の高速通信網にも対応するなど、機能を大幅に高めた。23日にはオーストリアやイタリアなど24か国でも販売が始まる。アップルのフィル・シラー副社長は声明で、「我々も世界中の消費者の手元に届くのを待ちきれない」と述べた。
インターネットを通じた新型機の購入は現在、「2~3週間待ち」となっている。米調査会社は、今年のアイパッドの出荷台数予測を6560万台に引き上げるなど、画面に触れて操作するタブレット型端末市場で、「アップルの独占状態がしばらく続く」との見方が強まっている。