
本日(12月3日)、月曜日に続いて2回目のラー博訪問。
今日は会社の同僚を従えて、醤油らぁ麺の復刻版と現在版の食べ比べをしてみたいと思いました。
2つのドンブリが、まず現在版、そして30秒遅れぐらいで復刻版が着ドン。
ドンブリの違い、ドンブリにまでこだわった佐野さんは、全国を探し回って、現在版のドンブリ(有田焼)も探されたとか。
見た目の違いは他にも。
メンマが柔らかい穂先メンマに。
バラ肉チャーシューが薄切りの2枚に。
創業から28年という時を越えて、よりスープに馴染む食べ易いスタイルに進化。
復刻版のスープを一口。
動物系の鶏と豚の旨みに、魚介系の旨みも感じます。
同僚が思わずつぶやいた
「うわあ、こんなラーメン、28年前に出されたら、それは並んでも食べたくなるよね!」
私は深く頷いた。
現在版のスープも一口。
こちらは鶏メインのスープになりますか。でも「旨みの重戦車」は、復刻版にひけを取りません。
どちらのらぁ麺にも佐野さんの燃えるような「魂」が宿っているように感じました。
「らぁ麺とは、麺は男、スープは女」
「(ラーメンの)杯数を売るな、味を売れ!」
「俺は客へのお礼は味で返す。そう思ってずっと研究してきた」
「寸胴の前に立って愛情を込めるんだよ。そうするともっと旨くなるんだ。だから大量生産のスープは駄目なんだ」
「ラーメン屋はスープ屋じゃない。だから麺にもこだわって自家製麺をやらないといけないんだ。」
生前の数々の名言が頭をよぎります。
食べ終わって、強く感じたのが、佐野実さんこそが「ラーメン界のミシュラン三ツ星」ではないかと。。
本当にありがとうございました、ご馳走様でした☆☆☆