1910年、拉麺の起源とされるお店が、浅草にオープン。
その名は、「來々軒」。
このお店は1944年の第二次大戦末期に閉店しますが、
そのDNAを持ったお店が、世界で唯一、穴川にあります。
その名は、
「進来軒」
*、「來々軒」は戦後、戦地から帰還した店主の息子さんによって、一時期、東京・八重洲にお店を構えました。
4月に、都内の異業種交流会で、
拉麺について講演することになりまして、
その前に再食したいと思い、久しぶりに訪問。
午後8時の閉店前に滑り込みセーフ!
昭和を感じるメニュー表。
ここはチャーハンもおいしいんですよね。
ラーメンがいまどき、ワンコインの500円なのも、凄い!
豚足、鶏がらでとったスープに、生醤油のテイスト。
麺がまた良いですね。
ヒラザルで上げた麺はとても旨い!
完全にクラシックな味わいなのに、
古さは感じない。
初々しささえ感じる。
普遍的な旨さを感じます。
このどんぶりの感じもとってもナイス!
お洒落☆
シナチクや、焼豚は中華的ですが、
ナルトはとてもジャパニーズ。
元々、ナルトは、おせち料理の紅白のかまぼこがヒントになり考案された、練りものだそう。
そう考えると、
起源的な拉麺とは、麺、スープ、シナチク、焼豚、だったのかも?
でもナルトはどこのお店でのったのか、それはミステリーですね?!
どなたか、知っていたら教えてください。。