【2019「ゴールデン麺ウイーク」〜さらば平成、ようこそ令和】「自家製麺 くろ松@群馬県高崎市」かづ屋等で修行された店主の人気行列店
2019年のゴールデン麺ウイーク、元号が平成から令和に変わることから、最大10連休のGW。
ロッキーは麺友と群馬県高崎市へのラーメンツアーを企画。
その下見を兼ねて、4月21日のサンデーに、新幹線で高崎へGO!しました。
ロッキーがエントリーしたお店は、土日祝日に営業しているJR高崎駅から1キロほどの距離にある「自家製麺 くろ松」
創業は2016年9月30日。
店主さんは目黒のかづ屋をはじめ、複数の有名店で修業経験のある方。
午後12時にお店の前に到着。
すでに店頭に5、6人の行列。
程よい並びと思っていたら、実は店内にも10席ほどの待ち席があり、行列待ち。
えええええええええ〜
びっくりしたのと、すっごい人気店なのだと改めて認識。
カウンター席オンリーでしたが、10席、ただ間隔が空いていて、都内だと13席ぐらいは取れそう。
しかもわざとゆったり目にして、3席分は待ち席に活用。
ここら辺のお客さん本位に感銘をまず受けました。
メニューのラインナップは、ラーメンが、梅、竹、松、と松竹梅に別れていて、梅がかけそば(600円)、竹が中華そばで750円、松は特級中華そばで、ワンタンと味玉が入って、950円。
味は醤油と白醤油が選べます。
つけ麺は濃厚清湯でこちらは白醤油のみ、ワンタンに味付け卵が入って、1000円。サイドに、チャーシュー皿、ワンタン皿、メンマ皿、うに醤油漬け卵黄ご飯、ご飯とあります。
夜限定の酒盗のまぜそばもとっても興味がありました。
おかみさんが私のオーダーを取りに来てくれまして、うにの醤油漬け卵黄ご飯が食べたかったのですが、すでに売り切れ。白米も御釜で炊いているので美味しいそうですが、ここは我慢して、松の特級中華そばの白醤油味を注文。白醤油はなんでも松茸の土瓶蒸しみたいな深い味わいで、醤油は、ザ醤油と言った感じのラーメンだそうです。すっごくわかりやすい説明で、聴き惚れました。
はじめカウンター奥の席に通されまして、そこからしばらくして、今度はカウンターの厨房の左側の店主の正面の席に移動をさせられました。
これはカップルが多かったので、一人様は、カップルが座りやすいように、移動となりましたが、ロッキーは喜んで移動しました。
人気行列店、回転を良くするのに貢献出来て嬉しいです。
そして店主さん自ら、特級中華そばをサーブして下さいました。
この接客の素晴らしさは、そう、市川の自然派レストラングレイトの河原さんに通じるところがありますね。
子供連れのお客さんには、お子さんに、今作ってるからもう少し待っててね!と言った声かけもあったり、お子様ラーメンは、薄味にしたり、とら食堂の竹井さんが、お客さんの顔を見て、一杯づつ仕上げる、そう言った姿勢がとっても素晴らしいと感じました。
そしてもちろんラーメンも素晴らしい!
鶏出汁の白醤油の清湯スープ、豚と鶏の低温調理チャーシューも、なんとなく埼玉の名店「四つ葉」に似た仕様で美味しい。
ワンタンも生姜が効いている肉餡で肉汁が溢れる感じで美味い。
自家製麺は、全粒粉入りの中細ストレート麺で、スープとの絡みが絶妙。
ミリ単位の仕事が施されていて、感嘆です。
ゆで麺機が2つあって、ひらざるを操りながら、交互にお湯を交換しているこだわりも凄い。
千葉県では、市川市行徳の「支那ソバ 小むろ」が同じようにお湯を交換していますが、小室の上をいくラーメン店です。
下見に来たお店からすごくて、びっくり!高崎のラーメン店のレベルは高いです。驚き。
そしてお会計の時に、おかみさんが、「先ほどは席を移動して下さって、ありがとうございました。お会計は950円ですが、900円にさせて下さい」と言われました。
なんというサービス。一人一人のお客さんを大切にするこだわり。
ロッキーは快くその申し出を受けて、また来週、千葉から食べに伺いますね!そうお伝えしました。
次回は醤油にするか、つけ麺にするか、あと食べ逃した「うにご飯」もぜひ食べてみたい。
久しぶりにウキウキするラーメン店に巡り合えて、全国にはまだまだ未開の美味いラーメンがあることを深く思い知りました。
ごちそうさま!