
【かつて不治の病と言われた病気と闘いながら今日も愛する奥様と厨房に立つ店主さん】「中華ソバ篤々(TOKUーTOKU)@京成勝田台」
京成勝田台にある「中華ソバ 篤々(TOKU-TOKU)」の創業は、2016年9月1日。
元和食の職人だった松原さんが、愛する奥様と一緒にオープンさせたラーメン店。
持病の腰痛と闘いながら、7年目の営業に突入した頃、体調不良に。
先月受けた大学病院の精密検査で、病名が分かったそうです。
その病は、かつて不治の病と言われた3大疾病の一つ。
今月末頃に入院、手術となるそうですが、それまでの間は通院しながら、出来るだけ営業を続けられるそうです。
そのお話をTwitterで聞いて、ロッキーも、2022年12月4日の快晴の日曜日の昼に、篤々の店頭に。
店内満席で、30名を超える行列待ち。
こちらはウエイティングリストに名前と人数を書くスタイルで、代表待ちも可能。
1時間半コースでしたが、行列待ちの店頭であるドラマがありました。
家族4人、若いお父さんとお母さんに、4歳の女の子と、2歳の男の子。
テーブル席がなかなか空かず、カウンター席が4席空いた時に、篤々の奥様が、ご家族に、
「カウンター席が空きましたが、テーブル席ご希望ですか?」
すると4歳の女の子が、
「カウンター席、座りたいな〜」
それを聞いたお母さんが、「だめ、だめ、拓也が食べられないじゃない。テーブル席を待ちましょう」
女の子はぐずって、「やだ、やだ」
この光景に、篤々の奥様も困り顔。
お母さんと、お父さんが、「テーブル席でお願いします!」ときっぱり。
もしかしたらこのお嬢さんは、店主さんが厨房で働いてる姿を見たかったのかもしれませんね。
大丈夫、店主さんはあなたが大きくなっても、まだ厨房にいるから、美味しいラーメンを作ってるから。。。
そう念じて、エールを送りました。
テーブル席で家族4人、ニコニコと、美味しそうにラーメンを頬張る姿は、なんかほっこり。
少子高齢化で子供達の笑い声が、だんだんと聞こえなくなってきましたが、やはり子供達が美味しい千葉ラーメンを食べる環境、
それは本当に大事にしたいですね。タッキーみたいに子供の頃から美味しいラーメンを食べていれば、大人になっても美味しいラーメンを子供達(=ロッキーとカミさんの孫達)と一緒にファミリーで食べる、家族の団欒がラーメン、それは僕が幼い頃に、両親が自営業で、忙しくて、家族の団欒が、ラーメンであった、そんな昭和な時代とリンクします。
さて自分の番になり、奥様と、松原さんにご挨拶。もうそれ以上は何も言えません。無事生還して頂いて、来年も美味しいラーメンをお願い致します。
煮干し出汁の篤々のラーメンは、青森の煮干し中華とは全く異なる、和食の経験を生かした松原さんオリジナルの力作。おろし生姜をあしらった煮干しソバも、白醤油を使ったオリジナル。ご夫婦で二人三脚で築き上げたラーメン店。Twitterの営業情報を確認しながら、美味しいラーメンを黙って頂きましょう!
ご馳走様でした!
















