ラー博のがんばれ東北!がんばろうらーめん企画第二弾は、
津波に襲われた岩手県久慈市の「らーめんの千草」。
2012年1月18日から22日までの5日間の期間限定の出店でした。
この日は丁度日テレの夕方のニュース番組every.も取材に来ていました。
昭和23年創業。
種類はらーめん1種類のみ。
以前のラー博の出店の時にあった、鶏皮のトッピングの他に、三陸の天然ワカメのトッピングも。
東北のワカメでふと思い出すのが、仙台の五福星。
生ワカメラーメンがありましたが、気仙沼のワカメ漁師さんが津波で被災して帰らぬ人に。
これは食べないと!
厨房内には、千草三代目の店主の遠藤さんのお姿も。
程なくして、純鶏のらーめんが到着。
2004年3月から2005年11月までラー博に出店していた千草。
約6年ぶりの再会です。
三陸の天然ワカメも、別皿で。
店内に入った時から、大安食堂の時は、醤油の上品な香り。
そして千草では、鶏の上品な香りが店内に充満しています。
復興に向けた「熱気」を感じます。
自家製麺も、良い塩梅。
透き通ったスープ。
口の中にスープを含むと、まるで圧力窯で炊いたような鶏の旨みが、バーン!と広がります。
「質実剛健」。
派手さはないが、
鶏の旨みが凝縮されたスープも、東北人の人柄の良さ、優しさ、繊細さを表していると感じました。
鶏にこだわるラーメンは、チャーシューも、鶏チャーシュー。
純鶏スープを吸ったチャーシュー、なかなか美味しいですね。
食べている途中で、
三陸産の天然のワカメをトッピング。
逞しいワカメですね。
すごく美味い。
麺と一緒に食べても、ワカメの存在感が、パワーアップ☆!
岩手県久慈市のソウルフード、美味しかったです。
行列は、大安食堂ほどではないけど、どちらも甲乙つけがたい程、良かったですよ!