
8月20日火曜日の早朝、午前3時12分の羽田空港の国際線ターミナル。
私たちは午前2時半に深夜タクシーで羽田に着いて、4時半のチェックインを待ちます。
とにかく乗り遅れだけが心配だったので、早めにスタンバイ。
私の脳裏には、ちょうど2年前の3月11日、東日本大震災の時の記憶が蘇ります。
あの日は、翌12日の早朝便で羽田から、ニューヨークに出発する予定でした。
それが12日の便が、羽田空港クローズにより、欠航。
14日の便で旅立つことに。
それが午前4時半ごろに強い余震、またクローズか?と思いましたが、無事、日本脱出のような形でニューヨークに行きました。
あの時の事は、一生忘れることはないでしょう。
だから私の心の中には今でも、「がんばろう、東北!」が生きています。
出発ゲートから見た朝日、なにか楽しい旅の予感。
座席指定不可の安いツアーでしたが、無事、並び席を確保。
シンガポールへは、直航便で6時間40分。
約7時間のフライト。
7時間と言うと、ちょうど、ハワイと同じぐらいのフライト時間。
ハワイと違うのは、時差。
ハワイは当日の午後10時ごろ発ってまたその日の朝にホノルルに着きます。
シンガポールは時差1時間(日本が早い)なので、その日の午後12時過ぎに到着。
時差ぼけの心配がありません。
しかも青空を拝めます。
機内の映画も充実。
新作や、話題作など、たくさんのアメリカ映画や、日本映画を見ることができます。
なので、7時間のフライトも、それほど苦痛ではないです。
まあエコノミーなので、座席の狭さを除けば(笑)
機内は少々、肌寒い。
これはシンガポールのバスの中も一緒。
バスはエアコンがガンガンに効いていて、冷蔵庫みたいです。
なので、長袖の羽織るものが、1枚でも、2枚でもあると、便利ですね。
私も1枚持っていきましたが、重宝しましたよ。
さてお待ちかねの機内食の時間。
この日は、
昼食にカレー。
またはチキンが出ました。
野菜がたっぷりで、なかなかでした。
そしてチャンギ国際空港に到着。
チャンギ国際空港は、いまやアジアのハブ空港。
とにかく広い!
ターミナルが3つあるそうで、単純に言うと、成田の1.5倍。
さらにこのターミナルを将来的に2つ増やして、5つのターミナルに。
すると成田の、2.5倍以上の空港に。
はじめてのSQ、タッキーも上機嫌。
ロッキーは少々長旅でお疲れモード?
まあ、出発から遅れまいと、準備が大変だったので、ご勘弁!
入国手続き、スーツケースをピックアップして、空港内で2度目の両替。
羽田では、SGD1.00=82円でしたが、
ここシンガポールではSGD1.00=78円。
え?
4円も違う。
シンガポールの方がお得でしたね。
それにしても広いなあ。というのが実感。
私たちは、他のツアー客と一緒に、HISのバスに分乗。
初めてみるシンガポール、あれ、道路はイギリスや、日本と同じ、左側通行です。
これは親近感。
シンガポールは東京23区と同じぐらいの面積。
その中に、535万人の人が暮らす人口密集の国。
資源がないのは、日本と同じ。
それでもこれだけの経済発展を続けているのは、素晴らしいですね。
あと「地震がない」のが、羨ましい。
なので、
日本の建築基準では通らないような、ノッポビルが、いっぱいあります。
そんな思いを感じながら、寒いバスに揺られていきます。。