穏やかな暮らし

日々の暮らしの中で小さな喜びを共感し合えるって
とても幸せ。
手作りの暮らしを心がけています。

思い出の花 ミソハギ

2015年07月30日 | Weblog


 庭の、エゴの木陰にこの季節になると細々と咲いてくれます。

私が通っていた 小学校の近くの休耕田にも咲いていたっけな・・・。

それから、昔住んでいた地域でのお盆の行事にもミソハギの思い出は必ず出てきます。

そうそう、もうじきお盆ですよね。

そこでは、お彼岸の入りの日になると、迎え火と言って、民家の角々に数軒の人々が集まってご先祖さまをお迎えします。

集まった人の中にもしも家に、田んぼがある人は、藁を持ってきてくれます。

藁を四方八方から寄せて積んで、火を点けます。

子供からお年寄りまでさまざまな人が和をつくり、手にはお盆を持っています。

片方の手で持つお盆の上には 生米と 小鉢にはいったお水が載っています。

そして、もう片方の手にこのミソハギの枝を握っているのです。

やがて辺りが薄暗くなってきた頃

お米を藁の焚き火の中に少しずつパラパラと撒き、ミソハギで小鉢の中のお水をすくってやはり火の中に振り落とします。

その掛け声が様子を表しています。

「焼き米食い食い 水飲み飲み、この火をたよりに 来やっしぇ~」

始めのうちは、煙の中で時々しみる目をこすりながら・・・。

火が勢いよく燃えてくると、やがてパチパチとお米のはぜる音が聞こえてきます。


そうして 無事にご先祖さまはお盆になると生前の家に帰ってくることができるのです。

風流な話ですよね。

今でも続いているのでしょうかね~^^

迎え火の日は 夕方早めに集まりますが、

送り火の日は なるべくぎりぎり暗くなってから ゆっくり集まってこの行事をします。


(なお、コメントの公開とお返事はできなくて申し訳ありません。)



山椒の実を採っておいたので。

2015年07月26日 | Weblog



 今日は、相当暑くなる予報だったので、早朝菜園に行きハクビシンに食べられたトウモロコシを全て抜いて処分しました。
その後、地域の道路沿いの草刈を頑張ったら もうクーーラクラ 体重は1.2kg減っていました。
長袖の下に着ていたTシャツは、もう汗がこぼれんばかり。
でも、労働の後のシャワーの心地よいこと!、冷たいお茶は格別に美味しいです。
そうね~他の食べ物のどれより最高に美味しいかも!
口が容器の中に吸い込まれてしまいそうになるわ。

 さて、日中はもう暑すぎてこれ以上体力を消耗することを避けることだけ考えなくては・・・。
エアコンのリモコンが壊れて表示が見えなくなってしまったからです。
そこで、わんこにこの家の中で一番涼しい場所を教えてもらい同じ格好をして休憩。
よく知ってるんです ひゃっこいとこ^^v

 少し充電できたので 6月に採って来た山椒の実を使って小女子の釘煮を作りました。
夏は、できるだけガステーブルの前に着きたくないから常備食の一品のつもりです。



元気なのは藪蚊だけ

2015年07月10日 | Weblog
 お日様を見たのは かれこれ10日ぶりくらいになります。
久しぶりの見るお日様はまぶしい~;
日照不足で庭のミニトマトがあれよあれよと腐ってしまいました。
あんなにたわわに実って、枝がしなっていて順々に赤やオレンジ、黄色さまざまな色、味わいが楽しみだったのにね。
遊びで植えたあんどん作りのスイカは蔓が延びてくれるのはいいんですけど、
人工授粉の甲斐もなくまだ一個も実ができないんです。
メロンも、ソフトボールくらいの大きさになったけど、そこで枝が枯れてしまいました。
 
 あーあ。。。今年は何をやってもうまくいかないわ。
まあ、本業じゃないからいいんだけどね。
しかし蚊だけは、元気にそれー!俺たちの出番だ~!とばかりに私の手の指を攻撃。
しまった!手袋をしないで庭に出て失敗失敗。

弱ってる時こそ

2015年07月07日 | Weblog
 ある日、朝食の後片付けの時にキッチンカウンターから何気なく庭を見たら 

風もない静かな日なのに、ガウラの花が一枝上下に大きく揺れたのです。

それでなくても、ガウラの花は蝶々のような姿だから、ピンクの蝶々が飛び立ったように見えたのよね。

その謎は、ガウラの花の蜜を吸いにきた昆虫がお引越ししたから!

その無風状態の中で起こった不思議な現象を偶然見つけただけのお話です。

でもね、たったそれだけのことなんですが、私にとってはとってもラッキーに感じられました。

最近、自分や周囲の人に不調なことが多くて何となく晴々しない日々が続いているから余計に感じるのかもね。