穏やかな暮らし

日々の暮らしの中で小さな喜びを共感し合えるって
とても幸せ。
手作りの暮らしを心がけています。

木を植えた男

2007年11月29日 | Weblog


見づらい写真ですみません(^^ゞ
一見、この画像180度間違えて処理しちゃったのかと思われるでしょ?
でも、これが撮ったときに見えた、そのまんまなんですよん。

この杉の木は何年前に植えられたのでしょうか
何十年も先のことを考えて・・・
厳しさと優しさが同居しているように見えます。




野菊を探しているうちに、いつの間にか立っていた林の中です。
今は林業も厳しいと言われている時代に
きちんと間伐や枝打ちもされ、下刈りも行き届いていて
こちらの樹たちは、ほどよい光を受けて生き生きと成長しています。
きっと根っこも元気に育っているのでしょうね。
2枚の写真を撮らせていただいた後、足元には沢山の小さな生き物たちが
静かに暮らして居るんだろうなぁと思いまして
「お邪魔しました~」と云ってとっとと林から出ることにしました。

そういえば20年くらい前に“木を植えた男”という絵本を読みました。
絵本といっても、大人が読んで読み応えのある本でした。
こんな時代だからこそ、もう一度読んでみたい本の一冊です。


  今日もアクセスありがとうございました。



秋の野原にて

2007年11月23日 | Weblog
秋の野原に出てみると、あちこちに色んな実りが見られます。
身近な秋も結構いいものですよ^^

カラスウリすっかり夕焼け色ゲンノショウコ白花




アメリカイヌホオズキノイバラの実


サルトリイバラ野葡萄


陽だまりのテントウムシと幼虫紫式部


りんどうなんの綿毛でしょ


ひとつひとつの植物が、それぞれの秋色に染まって
mimiにとって、素敵な贈り物。
自然の宝物を独り占めするのは申し訳ないような気がします。
皆さんにも秋の野原お届けしたくて・・・。

 今日もアクセスありがとうございました。


里の秋♪見てくださいね

2007年11月20日 | Weblog
もう、初霜のお便りもいただく季節になりました。
皆さま、お風邪などひかれては居ませんか?
2ヶ月綴りのカレンダーなら、めくったら壁になってしまいます。
(さっき、去年の暮れにmimiが塗った下手な土壁のボロを再確認したため
こんな文章になっています。w)
あれよあれよと月日の経つのは本当に早いですね。
それにしても、なぜ歳をとると更にそう感じるのでしょうかねぇ・・・。

さて今日は、朝の散歩から、何気ない里の秋の風景を見てくださいね。



山あいの田畑にゆっくりゆっくり陽が差してきました。
稲藁でしょうか、それとも落花生でしょうか・・・
この場所からではよく見えません
秋の収穫を終えて、干し草を積んで冬支度です。





ススキの穂も大分寂しくなってきました。
この辺りは、セイタカアワダチソウとススキが半々くらいの割合です。






昔はここも荒地だったのでしょうねえ。
車がすれ違うことはできないくらい細い道です。
曲がりくねった道を見ていると当時のご苦労が忍ばれます。
自分達が開墾の真似ごとを始める前は、そんな風に考えられなかったです。
道を歩く時、一歩一歩の足裏に暖かいものを感じます。



その曲がりくねった道をどんどん歩いて行く途中
私達の歩く先々を小鳥が急にさえぎって竹やぶに姿を消しては、
カクレンボの連続でした。
あれっ?これは、どこかで見た小鳥
「チャッチャッ♪ チャッチャッ♪」と鳴いて凛々しい眉毛だし
これは、間違えなくウグイスじゃないですか~!


〔去年の暮れに家に迷い込んだウグイスです〕

嬉しいですねーこんなに沢山のウグイスたちが、お宿まで導いてくれたの?
獣道ほど狭くはないけれど、舗装されていない道を見るのは
かなり久しいような気がします。
この写真のずっと奥に見える光の先には、一体どんな景色が広がっているのでしょ
ちょっとドキドキします。


  今日もアクセスありがとうございました。








お帰りなさいと・・・

2007年11月12日 | Weblog


「お帰りなさい♪」と帰宅を待っていてくれたアプリコットネクターです。
薔薇の魅力を十分お伝えできる表情を見せてくれています。
薔薇を育てていてこんなに嬉しいことはありません。
心がほっこりする瞬間撮れました。




そしてこちらが遅い朝日をやっと浴びることができたばかりの
マチルダです。
秋の薔薇はゆっくり、ゆっくり花開く
「貴方は、ピンクのグラデーションがいつも綺麗です」
「この秋も楽しませてくれてありがとう。」と思わず話しかけたくなります。
家に帰り、薔薇たちに会うとほっとします。
「早くいつも一緒に暮らせるようになりたいね」
最近、そういう想いが日ごとに増してきました。
丁度昨日、一昨日は雨で、庭に出ることができなかったので
粘土を買ってきて、敷地図を基に縮小版の庭を作り
イメージを形にしてみることにしました。

 今日もアクセスありがとうございました。


鍬入れ式で見つけた花

2007年11月03日 | Weblog

開墾一日目
思い立ったが吉日というわけで家族総出で(といってもいつもの二人と一匹)
今日は秋晴れの下、真新しいクワでささやかながら 
鍬入れ式の真似ごとなどしてみました。



ググググ・・・
ススキの根っこってこんなにすごい頑張ってるのね^^;
結構いい汗かきました。たまにはいいものです。
途中で、喉が渇いたので庭に成っていた温州みかんを食べました。
すっぱいはずなのになんだか甘く感じました。




遠くからは見えなかったのですが、ススキの根元に蘭のような
綺麗な花がひっそり咲いていました。
 
この花は自分で光合成ができないのでススキやキビ、ミョウガに
栄養を貰って生きています。いろんな植物があるのですね。
今だったらパラサイトとか依存症と言われそうだけど・・・
万葉集に「道の辺の尾花がしたの思ひ草 今さらさらに何をか思はむ」
と歌われているようです。ここで言う「思い草」は、
このナンバンギセルのことだそうです。
ススキの陰で慎ましく、小首を傾げて
 私はあなた一人を頼りに生きているのですから、今さら、
何一つ考えることはありません」(清水 清.1984)という意味だそうです。
なんでも面白おかしく捉えたほうがいいかも知れませんね^^。


今日もアクセスありがとうございました。





正解は~

2007年11月01日 | Weblog
前回の記事で、mimiは A、Bどちらの畑を選んだでしょうかとお訊ねしましたところ、全員の方に「B」と予想していただきました。ありがとうございました!
は~い正解で~す!ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォゴザイマス♪

そういうわけで、地元の皆さんにいただいたお芋さんで作ったかりんとうを
プレゼントいたしま~す。 ほんの心ばかりw(写真でごめんなさい(^^ゞ)



ゲストの皆さんがすっごくmimiの気持ちを解かってくださっているわ~!
と思いました。
そして改めて、自分に正直に判断できたことが嬉しかったです。
mimiは、普段、何か決めるのにも、とっても時間が必要な人間です。
あれこれ迷ったあげく、
「決められない」ということが、度々あります。
でも今回は割とすんなり判断できました。
なぜかって?確かに開墾というのは大変なことだと予想できます。
腰のことを考えると尻込みをしたくなります。
マイナスから始める野菜作り・・・
いったいどんなことが起きるのだろう・・・
不安もありますが、やっぱりできる範囲でいいので、
手作りの暮らしをしたい自分の気持ちに押し切られました。

“コツコツと地道にやっていく”
この遣り方はmimiはとっても苦手です。つい夢中になってしまうんですよね。
でも田舎暮らしでは、それができなかったら抱いた夢を捨てなければ
いけなくなりそう・・・
でも、どうしても農薬や化学肥料に浸かっていない、真っさらな土で、
創めたいのです。自分の責任で失敗しながらやりたいのです。
自分らしく居られる場所が欲しいのです。
そして、いつかきっと土だらけになった服を着たまんま、おろん氏に
「今日はこんなのが採れましたぁ^^」と虫食いの野菜を得意げに
抱きかかえた私を見て欲しいんです。
「今晩も家で採れた野菜ばっかりでごめんねぇ!」と言ってみたいのです。^^


 今日もアクセスありがとうございました。