独居シニア通信

読んで字のごとくのブログ((笑)

宝塚(2)

2013年02月01日 15時24分11秒 | 本日も平凡な日常
今回の「ベルサイユのばら」を観てびっくりしたのは、
アンドレがオスカルを迎えにくる“ガラスの馬車”のシーンでした。

その迎えにきた馬車を見た第一印象が『きゃぁ 馬車がめちゃめちゃ進化してる…』で、
実に立体感と存在感のあるガラスの馬車で、昔のいかにも作り物っぽいのではなく、
ガラスの透明感がでているような精密なガラスの馬車でした。

でも、その次のシーンにさらにぶっ飛びました。
なっなっなんと!スーパー歌舞伎のように

ガラスの馬車が空を飛んだのです!!


今回の目玉の演出なのでしょうか!!!
それとも今までにもこんなシーンがあったのかはわかりません。
だって、ベルサイユのばらを観劇するのは30年ぐらいのブランクがあったんですから…

ワイヤーでつるされているガラスの馬車ですが、臨場感があって最後の最後に盛り上げてくれました。
そのガラスの馬車に乗っているスターさんは恐怖心など微塵(みじん)も見せずにこやかに笑って唄っていらしゃいました。
そのあとのフィナーレまでは時間があっというまに過ぎていってしまいます。
残るのは…観劇後のここちよい幸福感と興奮とぼーっとした余韻と……



批判するつもりはありませんが、正直な気持ちとして苦言(?!)をば

今回の「ベルサイユのばら―オスカルとアンドレ編―」は、王妃さんもフェルゼンさんも出てきません。
華やかな宮廷が舞台ではなく、おまけにオスカルが近衛兵ではなく衛兵隊に配属されたシーンからです。
したがって、じみ~~~な民衆の衣装とか軍服(近衛隊なら原作のごとく華麗な軍服姿ですが、衛兵隊の軍服はじみ~~です)ばかりなので、
場面展開しても変わり映えがしなくて…
舞台前半は、観ために退屈なシーンが多くてうとうとする箇所がありました。
原作を熟知していなければ、理解できないのじゃないのかなぁ…というストーリー展開のように思いました。


でも、後半のガラスの馬車からフィナーレにかけては、
前半の退屈加減を払拭(ふっしょく=はらいぬぐい去ること。すっかり取り除くこと。一掃。)させてくれるような、
いつもの宝塚歌劇の本領発揮です。

たのしい時間を過ごせたことに間違いはありません。
その証拠にまたチケットをとる予定をしていますから…

こうなることを(=宝塚のおっかけ)を恐れて、長い間宝塚歌劇を観にいかなかったのに…
やはり寝ている子を起こしてしまったようです。


▽劇場内パチリ



▽昭和40年代、ベルサイユのばらがきっかけで知り合ったおばさん連です。

△今も親睦が続いています。

読んでいただいてありがとう byアスカ \(^o^)/






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