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2012年/スイス/94分
原題:Sagrada: El misteri de la creacio
監督:ステファン・ハウプト
出演:ジャウマ・トーレギタル、外尾悦郎、ジョルディ・ボネット、ジョアン・リゴール、ジョアン・バセゴダ他
ストーリー:スペイン・カタルーニャ地方出身の建築家アントニ・ガウディが設計し、1882年に着工していまだ完成していないバルセロナの教会建築物サグラダ・ファミリア。300年かかるといわれたサグラダ・ファミリアの完成予定が、ガウディ没後100年にあたる2026年にまで早まったという。スタッフしか入ることを許されていない内部の映像や、建築関係者へのインタビューによって、その理由を解き明かす。~シネマトゥデイより
なかなか聞けない話、表からは見えない作業の現場が映し出された貴重なドキュメンタリだった。
永遠に作り続けるのでは、と思ってしまうほどのサグラダ・ファミリアが、あと11年で完成するという。日々作業・建設の連続、片方では旅行者の大行列、そして教会としての役目も果たしつつ・・・という現在進行形の大聖堂。
映画の中で聞かれる言葉もカタルーニャ語、スペイン語、フランス語、英語、そしてドイツ語。そして流れていた音楽はJ.サバール指揮によるJ.S.バッハのロ短調ミサ・・・う~む・・・多文化が交錯し、そうすることで深まり作られて行くのがこのサグラダ・ファミリアなのだろうか、と思いつつ画面を眺めていた。