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公式サイト
2005年/アメリカ/106分
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ/ジェフリー・ライト/シャロン・ストーン/ジェシカ・ラング/ティルダ・ウィンストン
こんなにジャージが似合うとは!!とちょっと唖然とするくらいドン( ビル・マーレイ)がジャージを着こなしているのが、妙に可笑しい。(その上、何種類かあるのもね)生活臭の全くない、つるんとした部屋で恋人に愛想尽かしされ去られるドンの背中が急に年取って見えたりして
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昔の恋人からのピンクの封筒に入った手紙を受け取り、自分に19歳になる息子がいることを突然知らされるドン。これはつい「アメリカ、家族のいる風景」を頭に思い浮かべてしまったのだけれど・・・。隣人のウィンストンに背中を押され、スーツを着てピンクの花束を(それぞれの恋人に合わせているのが楽しい)持って、4人(実際は5人、一人は故人)の昔の恋人に会いに行く。
昔の恋人との何だか妙~な「間」が、時間の隔たりを感じさせる。昔の恋人ねぇ~
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それぞれピンクのものを持っているので、結局誰が手紙を書いたのか、息子は誰なのか、それは一切明かされないまま。一体本当に息子はいるのか、なんて、ね。
自分に息子がいる!しかも19歳!言い換えれば19年間も全くその存在を知らずにいたなんて・・・。う~むぅ!だから映画にもなるのだけれどね
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。しかしこういう設定は女性を主人公にしてはできないよね、くくくっ。あなたは知らないでしょうけれど、19年前にあなたは息子(娘)を産んでます、私はその息子(娘)です!なんて、・・・ありえ~んっ!
観てからもうかなりの時間がたっているのだけれど、どうにもテンション上がらず・・・。思い出すと全体になんていうか、中年の湿っぽさと悲哀を感じてしまってます。それは映像の中で、美しかった花瓶の花が次第に枯れて散っていくのに似て・・。