Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

バーレスク

2011-01-31 23:51:47 | 映画 は行
                 
               この声で、夢への扉を開けてみせる
2010年/アメリカ/100分
原題:Burlesque
監督・脚本:スティーブ・アンティン
出演:シェール、クリスティーナ・アギレラ、エリック・デイン、カム・ジガンデイ、ジュリアン・ハフ、アラン・カミング、ピーター・ギャラガー、クリステン・ベル、スタンリー・トゥッチ

話の展開自体は、ある意味とおってもありきたりなのだけれど、それを補って余りあるのが全編を彩る「歌」そして「踊り」
アギレラの歌とシェールの歌に酔いしれ、散りばめられ蠱惑的な踊りにすっかり心奪われる。それが全て、それで満足~

吉祥寺のバウスシアターに置かれていた『バーレスク』の迫力ある看板。"IT'S A SHOWTIME"の文字がネオンでチカチカ光ってました!
                 
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雑誌とかCDとか・・・

2011-01-28 00:30:38 | 
基本的に、特に本は本屋で実際に手に取ってみて選ぶものとは思っているのだが、つい便利に使ってしまうのがAmazonだ。読みたいものが決まっていて、しかも本屋で見つけられなかったもの、あるいはユーズドでいいや、と思っていたものが見つかったなら、注文しちゃおっと!になる。暮れにはトイレの便座を価格.comで値段を比較して、Amazonが一番安かったので買ってしまったよ・・・ま、自分で取り付けしなきゃならないんだけどね。送料無料というのも魅力よね。

で、今回は気になっていて買いそびれていた月刊「Pen」2011年1/15号『キリスト教とは何かⅡ』を購入した。

西洋文化と切っても切れないキリスト教について入門から解説し、多くの図版を掲載しているこの号。眺めているだけでももちろん楽しいのだが、書かれている文章も興味深い。
「イエスの教えとは何か、絵画で読み解く」から始まり私が興味をそそられるのが「キリスト教の聖地とは?巡礼地を行く」「エルサレム/3大宗教が複雑に絡み合う、唯一無二の聖地」「サンティアゴ・デ・コンポステーラ/聖年を迎えて賑わう「サンティアゴの道」「十字軍の<聖なる戦い>とは何だったのか」など満載である。私はこの号に先だって発行されている「Ⅰ」は未読だが、でも十分楽しめる。一つ一つの絵に全て解説が付けられているのも、理解の手助けとして大いに役立つ。

そして、この時に一緒に注文したのがCD「Alfonso X: Cantigas De Santa Maria」。
「モンセラートの朱い本」に続き聴いているのが「カンティガス・デ・サンタ・マリア」。何枚か持っているのだがこれは面白そう、と注文したのだ。

期待に違わず、面白いものだった。解説も演奏者の主張がくっきり表されていて、思わずこれもありよね、と思ってしまった。
全然、関係ないけれど同じ曲目でサバールのCDがすっごく高い値段でマーケットプレイスに出ているのを発見して吃驚
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花と小鳥と

2011-01-26 00:08:01 | 自然
歩いていてこの季節によく出会うのは椿・山茶花。
この木はかなり大きく、次々に花が咲き、花が散り、また新たな花が開いているということが実によくわかる木だ。地面に花弁がまき散らされているところをみると、これは山茶花。
           
美しく今日満開の時を迎えました、といわんばかりの一輪。そして一緒に咲けたね~と言ってるかどうか・・・二輪の山茶花。
gooブログでもクリックすると画像が拡大する機能が出来たので、早速それを下の画像に使ってみた
↓クリックで拡大!
  
愛宕神社の境内で望遠レンズを付けた立派なカメラを山に向け構えている何人かのカメラマンに遭遇。興味津々で何を撮っているのか聞いてみた。たいそう親切な方々で丁寧にこんな鳥に会えるのですよと例をあげて説明して下さった。意外にこの小さな神社の境内でたくさんの種類の鳥たちに出会えることがわかった。
その後、公園の中で出会った鳥。私のカメラではこれが精一杯。
ところで、何て名前だったっけなぁ?きれいな声のこの鳥さん。
 

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オルフェイ・ドレンガル日本公演@NHK芸術劇場

2011-01-25 23:53:27 | 音楽
先週の金曜日、朝刊の番組欄で見たNHK教育テレビの「芸術劇場」の『世界最高の男声合唱団 オルフェイ・ドレンガル日本公演のすべて』がどうにも気になって、よし今夜必ず見ようと思った。
というのは、去年の秋、友人が「凄い男声合唱を聴いた!」と興奮して話してくれたのが心に残っていたというのが一つ(ただし一体なんという名前の合唱団かはきれいさっぱり忘れていたのだが)、そしてもう一つは大晦日に偶然見た教育テレビでの男声合唱団の印象が強く残っていたこと。勿論、友人が聴いたのと私が気になった合唱団とは何の関係もないのだが、ただ共通項は「男声合唱団」~♪
記憶していた時間が間違っていたので1時間近く早くテレビを点けたら、バーバラ・ボニーのスーパーレッスンを放映していた。今日だったんだ!ころっと忘れてた、見逃すところだったとホクホクしつつ彼女のレッスンをほおぉ!とか、ふ~むとか思いながら楽しんだ。

そしていよいよ件の『オルフェイ・ドレンガル
合唱団と指揮者を見た途端、大晦日に見た(聴いた)合唱団だったとわかった。友人から「芸術劇場のオルフェイ・ドレンガルが例の合唱団よ、見てねっ!でもあの時に会場で感じたなんというか3D感覚とでもいうのがTVで伝わるかなぁ」とメールが届く。同じ合唱団のことだったんだ!何たる偶然!何たる幸運!
わくわくしながら見続け、聴き続けた。
空間が歌・ハーモニーで満たされ、しかも不思議な浮遊感と緊密な集中による緊張感とを味わった。
プログラムは梶本音楽事務所のHPによると・・・
ベルマン:OD賛歌/アルヴェーン :夕べ/ボッシ:イル・ブリヴィド/シューベルト:ゴンドラを漕ぐ人 D809/ルミス:幼き頃の思い出/ヒルボルイ:子守歌/ペッテション=ベリエル:「マリットの歌」から「山羊よ、坊やのところまで」・「私が好きなら」/ビーブル:アヴェ・マリア/ワード:テンディング・フィールズ/プーランク:アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り/ラフマニノフ:ヴォカリーズ/サンドストレム:カオヤイの歌う猿たち/ベッリーニ:オペラ「清教徒」から 「エルヴィラのアリア」/ロッシーニ:オペラ「オリー伯爵」から「飲もう!早いとこ飲もう」
「カオヤイの歌う猿たち」を耳にした途端、ああ!この曲だった!!と。これを聴いていると、自分が全然別の世界にいて、それは深い森のようでもあり、そんな具体的な場所ではなく、とにかく今いるところとは全く違うどこか深いところに寂しくも不安もなく行ってしまったかのような気持ちになったのだ。不思議だなあ~。
声で合唱で音楽で、音楽のこんなこともあんなこともできることを発見する喜びに包まれた。
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音楽用語の本

2011-01-21 00:14:08 | 音楽
イタリア語を勉強しているわけではないのだが、NHKラジオの語学講座スペイン語講座の直前が『毎日イタリア語』なので、聞くともなしに・・・なんとなく耳を通過していく。しかし、今期イタリア語講座の金曜日は「Salotto Musicale~イタリア音楽への招待~」(2009年10月~12月の再放送)。以前聞いた時は木・金と続いていたのだが、今回は金曜日のみ。しかし、やはりイタリア音楽の話と音楽用語をイタリア語本来の意味というか使い方から解説してくれるこの講座は何度聞いても面白い。あ~、本になったらいいのに!!と常々思っていた。
2週間ほど前、YAMAHA所沢店で楽譜を購入した際、その袋の中に入っていた一枚のチラシを見て吃驚そこには『関 孝弘:公開講座 ひと目で納得!音楽用語事典』とあった。この講座は『ベストセラー「これで納得!よくわかる音楽用語のはなし」の第2弾出版記念』とあり、テキストはその”第2弾”の本『イタリア語から学ぶ ひと目で納得! 音楽用語事典』だという。関孝弘氏といえば金曜日の「Salotto Musicale~イタリア音楽への招待~」の講師ではないか~!!なんと、既に出版されていたのだ。しかも2冊!!
で今週、本を探しにYAMAHA所沢店へ寄った。なかったら店員さんに聞いてみよう、と思っていたが、聞くまでもなく店頭に2冊が平積みされていた。両方とも手に取ってぱらぱらとでも結構真剣に検討した結果・・・

関孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ共著『これで納得!よくわかる音楽用語のはなし』(全音楽譜出版社)の方を購入。新刊の方はイラストが多用されぱぱっと読むのにはいいかもとは思ったけれど、私はどうしてもラジオ講座のイメージがあるので、その感じに近いこちらをチョイス。
音楽用語の話としても勿論面白いけれど、語学の本としてもたいそう面白い。また”s”の発音が実はいつも気になっていたのだけれど、「カタカナ表記について」として書かれているところを読み、また本の中でのカタカナ表記を参考に読むことでなるほど多様なのだと少うしわかる気がする。音楽用語として知って(?!)いる気になっていたイタリア語をイタリア日常会話の中から読み解くと、全く違う風景が次々現れるのが本当に面白い。また、途中にはさまれる「コラム」も見逃せない!!
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花会話

2011-01-17 00:09:36 | 自然
                 
雪こそ降らないものの、風の冷たい寒い日通りがかった坂道のフェンスから空に向かって咲いている蝋梅に出会った。
眺めていると通りかかった方が「蝋梅ですね」と声をかけてきた。
          
「ええ、きれいですよね」
「でも、ちょっと早くないですか」
「そうですね、蝋梅って2月の花という感じがしますよね」
「香りもいいですしね」
「ほんとに」
「でも、この花は未だあまり香りませんね」
「そういえば・・・香りませんね」
「盛りはもう少し先でしょうか」
なんて会話が展開したのだった。
  
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アンストッパブル

2011-01-16 00:00:38 | 映画 あ行
                   
2010年/アメリカ/99分
原題:Unstoppable
監督・製作:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン
ストーリー:小さな人為的ミスにより、大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載したまま列車が暴走。それを鉄道員たちが命懸けで止めようとする姿を描くサスペンス・アクション。のどかな風景には不釣合いなまでに緊迫した車内の様子がリアルさを倍増。デンゼル・ワシントンと『スタートレック』のクリス・パインが鉄道マンに扮し、体当たりの演技を見せる。~『@ぴあ映画生活』より

中央線・八王子駅で貨物列車『Blue Thunder』を見た興奮冷めやらぬまま観たのが、貨物列車が暴走するというこの「アンストッパブル」。
予告編も予備知識もなく観たのだけれど、最初から最後まではらはらし通し、手を握り締めっ放し~!いやはや、まさに映画館で観るにふさわしい作品だった。このままこの貨物が爆走していったら・・・そう思うとぞっとするしかないのだけれど、しかもそれが実話をもとに作られたというのだから。貨物列車かっくい~!!などという脳天気なことは絶対言ってられない。暴走貨物怖いよう~一つのミスから引き起こされた結果の重大さにおののきながら、これからどうなってしまうのかと思うと一瞬も目が離せないのだ。いやほんとに、堪能いたしました!

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エリックを探して

2011-01-15 00:02:50 | 映画 あ行
                
2009年/イギリス・フランス・ベルギー・イタリア・スペイン/117分
原題:Looking for Eric
監督:ケン・ローチ
出演:スティーブ・エベッツ、エリック・カントナ、ジョン・ヘンショウ、ステファニー・ビショップ
ストーリー:「麦の穂をゆらす風」などで知られるイギリスの名匠ケン・ローチによるコメディ・ドラマ。何をやってもうまくいかず不満だらけの毎日を送っていた郵便局員エリック。そんな彼の前に、憧れの存在だったサッカー選手エリック・カントナが突然現われた。それ以来、カントナはエリックに様々なアドバイスをするようになり……。サッカーのフランス代表として活躍した名選手エリック・カントナが本人役で出演したことで話題に。~『映画.com』

今年の一本目は絶対このケン・ローチ監督の『エリックを探して』にしようと決めていて、お正月休みに観ることができた。
観終わって心がほわっと温かい物で満たされ、同時に「よしっ!」といった前向きな気持ちを自然に抱いて足取り軽く劇場を後にしていた。リアルとファンタジーが絶妙に混じり合い、人と人との関わり方について主人公のエリックの気持ちになってのめり込んで観ていた。そして、キングと呼ばれていたカントナのなんと素敵なこと彼のサッカー現役時代の名場面が随所に散りばめられそれを見られるのも素晴らしい!!

ところで、最近単館系の映画館の閉館のニュースが相次ぎ淋しく思っているのだが、こうしたいい作品の上映館としての単館系の劇場がこれ以上少なくなることがないようにと願う。
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貨物列車:Blue Thunder

2011-01-14 00:01:53 | 旅気分
朝、中央線に乗っていて立川の駅で隣のホームに停まっていた貨物列車に気付いた。久しぶりに見た貨物列車、かっくい~な~!!と思っているうちに乗っていた電車は出発してしまい貨物列車の姿ははるか後方に・・・。
八王子駅で下車したところ、さっき見た貨物列車が隣のホームに滑り込んできて、しかも停まった!!カメラは持ってなかったけれど、携帯電話という強い味方を持つ私はホームの先頭まで走って行って何枚かその雄姿を写真に収めた。
立川で見た時はよくわからなかったのだけれど、この列車は先頭車両に『Blue Thunder:eco power』と書かれていた。正式には「JR貨物EH200形電気機関車」でECO POWER ブルーサンダーと呼ばれていると後で知る。

朝日を浴びて光のシャワーの中にいる”Blue Thunder”(携帯でもこんな風に撮れるんだと感激)

横顔~!

力持ち、は貨物列車に欠かせない資質よね~!!

何だか久しぶりに貨物列車をじっくり眺めることができた朝。そして同時に、子どもの頃、長~い貨物列車を踏切で眺めながらその引いている貨車の数を飽きず数えた記憶のかけらを思い出していた。
八王子駅は中央線内の大きな駅だからこんな風に貨物列車も停まるんだなっ。しかし、私にとって中央線というとやはり懐かしく思い出すのは中央西線だ。そして特急というとやはり西線の「しなの」、勿論「あずさ」そして「かいじ」も次に思い浮かぶけれど。
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これも縁。

2011-01-11 00:30:33 | 展覧会・建築・器
狭山の街を歩いていてふっと入った『ふらんすや』で去年見つけたティーカップ&ソーサー。大して物には執着しないと思ってはいるのだが、そのカップを暮れの寒さのせいか洗っていて手が滑って、割れはしなかったのだがひびを入れてしまった。形あるものは・・・と思いつつも、また同じカップに巡り会えたらさぞかし嬉しかろうなぁ、など考えていた。

一昨日『ふらんすや』の前を通りかかったら店が開いていたのでとにかく聞いてみようと中に入った。
「青いリボン柄のノリタケのティーカップの在庫はありますか」と伺ったところ、やはり在庫はないとのこと。そしてこれからの入荷もないという話だった。これは予想通りだったので、やはりそうですよね、と女主人と話していたところ、彼女がソーサーなら2枚あるのだけれど、と言う。私が欲しいのはカップの方で・・・と答えると、「このソーサーにちょっとナプキンでも敷いて使えば素敵ですよ~、どうぞ使って下さい、差し上げますから」と勧めて下さった。どうぞ、どうぞ、ということで結局ありがたく頂戴することに~
それから彼女と話しながら並んでいる商品を見せてもらっていたのだが、白地に金のフラワーパタンが描かれたティーカップ&ソーサーがあった。彼女が言うには多分、輸出用に作られたもので国内に残っていたものだろうとのこと。こちらに置いてあるものがノリタケとか鳴海という名古屋周辺の製品だったのでこれはどこだろうと高台裏の裏印を見ると『MC』とあった。どちらの製品でしょうね、と質問したが彼女もわからないとのことだった。シンプルながらちょっと豪華さも漂わせているのが気に入って、なおかつ裏印がありながらよくわからないというミステリアスなところも面白く、しかも1客¥600に勉強して下さったので思い切って購入。

帰宅してネットで調べてみたら「財団法人 名古屋陶磁器会館」のサイトの中にある「業界人のお話」の第16回に登場していらっしゃる元 森健陶器株式会社 代表取締役 森幸雄さんの話にたどり着いた。この話がまた面白くて惹き込まれて読んだのだが、その中で裏印に「MC」を使っていたとのことが出ていた。なるほど~!!こちらの商品だったのかと思いつつ、最後まで読んでいったら『芸者透かし入りカップ』のことが出てきて吃驚!実は同じ様な芸者の透かし入りのカップを以前、浜松骨董フェスタで見かけて、そうだ!スペインに持って行こう、と幾つか購入したことがあるのだ。その時には、多分名古屋・瀬戸辺りの製品と言うだけでそれ以上の詳しいことはわからなかったのだった。今回、裏印を調べていて思いがけず出所がわかってすっかり楽しくなってしまった。こんな風に教えようとして、カップたちが私に呼びかけてきたのかもね!など思うとある種の愉快さと不思議さを感じる。これも縁なのだなぁ、って。
  
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年の初めの初弾き&初聴き

2011-01-10 00:06:51 | 音楽
今年の初弾きは、元日でした。2台ピアノでバッハのフーガの技法を弾いているのでその練習と、同じ曲をソロに編曲してある楽譜を持っているのでそれと弾き比べました。どちらもオリジナルをピアノ用に編曲してあることに変わりはないのだけれど、別の曲のように感じられたのが興味深いです。そしてラフマニノフ、これも2台ピアノ、そしてソロの曲をみて、伴奏の練習にいそしみました。今年もよろしく、と楽器に声をかけながら。

そして今年の初めてのCDは『モンセラートの朱い本:Llibre vermell de Montserrat』をかけました。どれにしようか迷ったのですが、結局この曲に。
聴いていたら、なんだかうきうきして、テンションは上がりすっかり前向きな気分になってました。なんとか鼻歌でいいからふんふん~♪と歌いたいものだと楽譜を探しまわり(ってネット上ですが)先ず『モンセラートの朱い本』でファクシミリを見て、楽譜部分を抜き出してCDを聴きました。けれどすらすら読めないし、特に歌詞は・・・むむむ。どこかに現代譜に起こしたものはないかと探した結果、『Choral Public Domain Library』に行き当たりました。そしてお目当ての楽譜を首尾よく見つけ出すことができたのです。ここはフリーで様々な作曲家の合唱の楽譜を提供しているサイトで私はPDFで楽譜を見ることができました!!ほんとに、色々な譜面があるサイトです。初めて使いましたが、楽しいです!!

5年前に訪れたバルセロナ近郊にあるモンセラート山の記事は⇒こちら
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ザ・骨董フェスタ in 浜松

2011-01-08 00:05:34 | 展覧会・建築・器
浜松に帰省したこのお正月は例年と違って駅南のホテルに泊った。駅の南は殆ど縁がなかったので立派なホテルが軒を連ねていることに吃驚した。しかも、お正月特別宿泊プランとかで宿泊料もたいそう安くなっていてラッキー!企業の多い浜松では平日はビジネス客が多いので、お正月などのビジネスマンの休暇中の集客としてこういったプランを用意しているのかしらん。宿泊客は随分多かった。
せっかく浜松に来たのだからとフロントで「浜松餃子はどこに行けば食べられますか?」と質問したら、得たりやおう、といった感じで机の中から1枚のプリントを出してくれた。「三が日の営業日と時間をリサーチしてあります!」とのことで、浜松餃子について聞かれることの多さと、人気の高さを実感。夕食に食べたけれど、とりたてて特色があるということではなく、普通に美味しい餃子だった。敢えて上げるとすれば野菜の量が少し多めかな。

ところでこの時期には駅近くのアクト・シティで1月2日~4日まで『ザ・骨董フェスタ in 浜松』が毎年開かれているのでそれをのぞくのも楽しみの一つ。今年は会場は同じながら場所が狭くなって、そこに去年とほぼ同じくらいの店が並んだのでより賑やかに感じられた。
毎年、その年の特徴とでもいうのか、扱われる商品の特色があるように思う。布、簪、皿だったり、漆器が多かったりとか・・・。で、今年は三味線を扱う店を何軒か見かけた。撥を扱っている店で色々話したのだが、その時「へー!」と思ったのは三味線についての話。
それは、三味線のお師匠さんが引退を決意した時には、もうこれからは決して弾かないという決意を表す為に、自分の愛器の皮を破るのだそうだ。その破り方も作法が決まっているとのことだった。そう教えられて他の店に置かれていた三味線をみると、すべて皮は同じ様に破かれていた。芸事の厳しさと、清々しさとを見せられた気がした。えらく感心して今までとは違う目で三味線を眺めていた。

結局、この日はいつも使っているご飯茶碗とそっくりな器に惹かれて寄った陶磁器の店で印判の小皿を購入した。直径がどれも約11cmほどで同じ柄ではなく違うものを選んだ。3枚選んだらお店の方が、これはもうあと1枚しかないのでおまけしますと言って下さったので、もう1枚足して5枚にした。そうしたら、たくさん選んで下さったからこれは半額の¥200にしましょう、とまたまたありがたい申し出が~!!
              
帰宅して使ってみると、これが実に使いやすい。柄が違ってるのも面白い。
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迎春

2011-01-03 00:01:53 | 日々の雑感・近況
明けましておめでとうございます。
2011年が皆さまにとって、素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。
          
今年は卯年、思い切ってぴょんで行こう!!など言ってみる・・・

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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