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初めてジョン・ケージの作品がまるごと一枚になっているCDを聴いた。
曲目:SIX MELODIES/THIRTEEN HARMONIES
演奏:Irvine Arditti(ヴァイオリン)
Stefan Hussong(アコーディオン)
ジョン・ケージというとつい「4分33秒」⇒前衛、というイメージで捉えていたのだが、これは・・・全く違いました!!とにかくいわゆる前衛的な音楽を想像していたので、誤解を恐れずに言えば、とても聴きやすかった。
アコーディオンは「これがアコーディオン?」って音で(聞くところによるとStefan Hussongは現代アコーディオン奏法を確立したという有名な奏者らしい)そこにノン・ヴィブラートのヴァイオリンが絡む。しかしぼけっとしてると「えっ、今のはどっちの音?」なんて耳が混乱するくらい・・・。美しい~♪吃驚した~♪ほんとに前衛ということにとらわれて聴くのを今まで敬遠していて惜しい事したな、というのは正直な感想。作品と奏者ともに幸せなんじゃないかな、なんて思ったりして。
そんな事を考えながらふと手元にあった「レ・ヴァン・フランセ」のチラシを読んだらその曲目のトップが『ジョン・ケージ:管楽器のための音楽(木管五重奏)』とあるじゃありませんか。ジョン・ケージ
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こういうことって「いやあ、すごい偶然!」と思うんだけれど結局、自分が気になっている事にはアンテナを知らず知らずのうちに張って、感度が上がっているからほんのちょっとの事でも反応できるようになっているってことだよね、違うかなあ?(確かこういうの何とかっていったんだけど・・・忘れた。あとで調べよう)そうはいっても、こういう偶然って嬉しい~
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