Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ローマでアモーレ

2013-06-28 23:58:09 | 映画 ら行
           
2012年/アメリカ・イタリア・スペイン/101分
原題:To Rome with Love
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、アレック・ボールドウィン、ロベルト・ベニーニ、ペネロペ・クルス、ジュディ・デイヴィス、ジェシー・アイゼンバーグ、グレタ・ガーウィグ、エレン・ペイジ、アントニオ・アルバネーゼ、ファビオ・アルミリアート、アレッサンドラ・マストロナルディ、オルネラ・ムーティ、フラヴィオ・パレンティ、アリソン・ピル、リッカルド・スカマルチョ、アレッサンドロ・ティベリ

ストーリー:ローマでイケメンと婚約した娘に会うため、アメリカから飛んできた元オペラ演出家のジェリー。フィアンセの父親が驚くべき美声の持ち主と知り、彼を担ぎ出してオペラ界への復帰を目論むが…。著名なアメリカ人建築家ジョンは、建築家の卵ジャックと知り合い、小悪魔的な恋人の親友によろめく彼に必死に警告を続けるが…。田舎から上京したばかりの新婚カップル、アントニオとミリー。妻が外出し、ひとりホテルの部屋に残るアントニオの前に、突然グラマラスなコールガール、アンナが現われ…。ごく平凡な中年男レオポルド。ある朝突然、大勢のパパラッチに取り囲まれ、あれよあれよと大スターとなってしまい…。~allcinemaより

愉快な夢を、ローマを舞台にした陽気な夢を見ているような、あるいは大人のための軽快なそしてちょっとだけ苦味がある童話が書かれた絵本を読んでいるような・・・。そして訪れたことのない私にとっても、ローマに行ってみたいなと思わせる、この街の魅力が伝わってくる作品だった。
ローマという街の魅力を背景に豪華で達者な俳優陣によって可笑しくも奇妙で奇天烈にも思われる話が繰り広げられる。それは、どこかシュールでそれでいて現実的で・・・不思議なとらえどころのないふわふわした感じを味わわされる。
そして、やっぱり可笑しかったのは現役のテノール歌手ファビオ・アルミリアートの熱演&怪演による『シャワー・オペラ』~
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雨に咲く

2013-06-26 22:25:54 | 自然
雨の中、濃い緑の葉に囲まれて高い所でしんと静かにタイサンボクの花が開いていました。
     
花の部分だけトリミングしてみましたが・・・う~む、これが精一杯
 
この花を初めて知ったのは学生時代、学生寮の入口の奥の所に背の高いこの木があり白い花が咲いた時にその名前を「タイサンボク」と誰かに教えてもらったのでした。随分大きな花なのに下から見上げても密集した葉に隠れてその花は見えず、樹を見下ろせる場所からしかその姿が見られないタイサンボクの花。今はその寮はないけれど、この木はどうなっているかしらん・・・。山の中の一本になっていればいいのだけれど・・・。

花言葉は「前途洋々」「威厳」
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ハチクを食べる

2013-06-22 23:24:11 | 食・その周辺
今頃が旬だという、ハチク(淡竹/はちく)という筍を初めて食しました。
料理する前の画像を撮り忘れたのが残念ですが、孟宗竹と違い地面から出ている所を取るのだそうです。
細くて長く、その皮はつるんとしています。えぐみは殆どないので下ごしらえも簡単。(私はもう既にゆがいたものを使いました)
筍ごはん、ハチクにつくねを詰めて焼き(要領はピーマンの肉詰めと同じ)甘辛のたれをからめたもの、そしてハチクとわかめの酢味噌和えとハチクづくし。
            
つくねを、ハチクの特徴がわかるようにして撮ってみたのがこちら↓。
             
この日は、赤紫蘇をスーパーで見かけたので、去年に引き続き赤紫蘇ジュースを作りました。
暑さに向かう頃、さっぱりとした酸味が心地よいジュースです。
              
①材料;赤紫蘇:1袋(これが何グラム入りなのかどこにも記述がない)
    クエン酸20g(酢の場合は2カップ、レモン汁の場合は3個分)・・・で私は酢を使用
    砂糖500~800g(好みに応じ加減)
    水2,000cc
②作り方;1.赤紫蘇の葉は水洗いする。
     2.鍋に分量の水をに立て、クエン酸を溶かし、葉を2~3分煮出す。
     3.鮮やかな色になったら葉を取りだし、ジュースを濾して砂糖を加え20~30分煮つめ、熱いうちに瓶に詰める。
③飲用;3~4倍に水か、炭酸水等で薄めて飲む。
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つらつらと・・・

2013-06-15 23:26:46 | 日々の雑感・近況
取り立てて、誰かのファンということはないのですが、最近私が見ていることが多いと感じているのは松田龍平さん。
つらつら思い出してみると、テレビ東京の『まほろ駅前多田便利軒 番外編』から始まり、映画『舟を編む』『探偵はBarにいる2』と立て続けに見てました。そしたら、最近ではNHKの『あまちゃん』でも見かけるようになって・・・独特な雰囲気と、不思議な空気感に惹かれるということは、やっぱり気になる俳優なのかなあ、と改めて思ったりします。

と、そんなところへ夫が
「松田龍平のデビュー作の『御法度』(1999年公開)この間、見たんだけど、彼って○○ちゃんにそっくりだよね!!特に横顔なんて・・・驚いた」
と言うではありませんか!
最近の髭のある顔は、私もよ~く知っている○○ちゃんにはそう似てないと思うのですが、確かにデビューした時の彼はその顔を見た途端に○○ちゃんを思い出させた記憶があります。

顔が似ていると言えば、中学の修学旅行で「三十三間堂」を見学した時に堂内にずらっと立ち並ぶ千手観音像に息を飲んでいるとガイドさんが「この観音様のお顔の中にはきっと自分と似たお顔があると言われてます」と説明し、仄暗い中で一心にみんなでお顔を眺めていたことをふいに思い出しました。
世の中には自分に似ている人が3人いる、とその時に聞いたような気もします。あれは夢だったんだろうか?
そぼ降る雨の音を聞いていると、何だか心がとろとろ溶けだして、時空を超えて勝手に旅しているようなそんな気持ちになってきます。
そうそう「御法度」未見なのでそのうち見てみましょうっと。

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第58回埼玉県合唱祭

2013-06-12 22:52:44 | 音楽会
6月は埼玉県合唱祭の季節。
今年も下記のスケジュールで開催されております。

『第58回埼玉県合唱祭』
6月1日(土)埼玉会館10:30~
6月2日(日)埼玉会館 10:00~
6月8日(土)さいたま市文化センター 10:30~
6月9日(日)さいたま市文化センター 10:00~
6月16日(日)熊谷文化創造館 10:30~

私が伴奏いたしております『所沢「ねむの会」』は6月8日(土)さいたま市文化センター、第2部の21番に登場いたしました。
合唱:所沢「ねむの会」/指揮:奥村さゆり/ピアノ:守谷としえ
今年は三枝成彰編曲による、日本歌曲の名曲「ちんちん千鳥:北原白秋 作詩/近衛秀麿 作曲」「この道:北原白秋 作詩/山田耕筰 作曲」の2曲を演奏いたしました。
まさに日本歌曲の名曲、誰でも一度は耳にしたことがあるであろう(多分)この2曲が三枝成彰氏の編曲によって新たな顔を見せてくれる驚きと喜びが一杯詰まった作品だと思います。素敵~!
ところで合唱祭の楽しみといえば、やはり多くの合唱団がその日集い、それぞれの演奏をし、またそれを聴くことです。今年もまた様々な形態の合唱、それは混声・女声・男声、大人から児童までの幅広い年齢層による合唱、選曲の多様さ、伴奏ありとア・カペラ、少人数から大合唱までと実に多様な合唱を聴き、そして見ることができました。そして歌が好き、合唱が好きという熱い思い!!に浸りました。充実した一日でした
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今度はベラスケス&ピカソ

2013-06-03 23:26:58 | 語学
語学の上達のためには色々本を読むことだよ~、という助言を受けているのだが、普通の読み物とともに注目しているのが<スペイン語の子どもの本専門ネット書店『ミランフ洋書店』>で紹介されている児童書。
以前、読んでたいそう面白かった「ゴヤ&ガウディのアート絵本」に新しいシリーズが加わっているのを知って取り寄せて読んでみました
新しい2冊も前の物と同じくそれぞれベラスケスが自分自身を、ピカソが自分自身の生い立ちから作品まで語る、という形でお話が展開していきます。
特にベラスケスの方は「シール付き」!!しかもこれが張る場所が本文中に12ヶ所、しかしシールは13枚とちょっぴりトリッキー
この時代はこうだった~、とか修業時代はねえ~・・・など興味深く話が進行する上に、最後はクイズに挑戦、そして年譜で締めくくられる、という構成になっているこのシリーズ、「para niños:子ども向け」とは書いてあるものの、いやいや、なかなかのものです!!
           
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