ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

ピアノトリオ

2013年09月03日 | 演奏について

ピアノトリオの演奏会にお越しいただいた皆様、

ありがとうございました

このメンバーで演奏するのが初めてでしたし、

私的には、重要な演奏会だったので、無事に終わってほっとしています。

まだまだ課題はありますが、今回演奏させていただいた曲をさらに磨きをかけて、

自分のものにしていきたいと思います

ちなみにこの写真ぶれてますが、カーラとロードリ、手をつないでいるみたい

本当につないでるわけではありません

 

 


はげしい・・・・・

2013年08月27日 | 演奏について

土曜日の演奏会まであと4日です。 

私の練習用ツールのひとつにボイスレコーダーがあります。

かなりすぐれもので、何かというと、私はそれに録音して、客観的に演奏が聴けるように勉強するのですが、

先日も、録音しました。 

そして、今回、聞こえてきたもので、かなり耳につく音。。。。。

 

それは、鼻息。。。。曲のフレーズに合わせて、けっこうずるずる

 

だれのかは。。いまだに不明。。。。

 


コミュニケーション

2013年08月13日 | 演奏について

今日は、31日のピアノトリオの演奏会の初合わせでした。

音楽は、特に、このような室内楽はコミュニケーション能力が大切!

聞くこと、理解する事、答える事。

自分の担当するパート譜は、いわば、劇で言うなら台本のようなものですが、

全体のストーリーを把握してないと、表現できません。

誰が、どこで、どんな風に、話しかけてきて、それにどう答えるか。

 

お~、ここ、なんか熱が入ってるな~とか、

こうきたかあ!!よっしゃ~、了解 とか、たまには・・・・・

え???そこ、そんなもん??あ、それであなたはいいのね とか・・・・

いろいろ、音楽を通して心つなげてきました

 

そして、私は、その余興のせいか、携帯を忘れました。

とりにいかねば。。。

 

 

 

 

 

 


ベルとAYO

2013年08月06日 | 演奏について

今日はアメリカのヴァイオリニストジョシュアベルとAYOの演奏会に行ってきました。

ジョシュア・ベルを生で聞くのは、2回目です。 

以前は10年前でしたが、あまりかわらず、あいかわらずすてき

前回はプラハでしたが、今回は以前より断然

チケットはオケがユースオーケストラの割りには結構な値段でしたが、

久しぶりに感動した素晴らしいコンサートでした

曲目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とリムスキーコルサコフのジェヘラザード。

しかも、コンマスの席にベルが。。 頭が床につくんでないかというほど揺れてました。

うごく、うごく、右へ左へ、上へ下へ。。。

ベルは、その動きの激しさのためか、以前、弓を駒にぶつけて、演奏を中断した事もあったようですが、

今日は、なんか絶好調に見えました。 

すごく音楽に品があり、特に、弱い音で弾く高音の美しさには、

会場2500人の息をのむ感覚が伝わりました

 

 

ちなみに帰りは、どこに車を止めたか、忘れてしまい、30分間駐車場を漂いました

 

 

 

 


演奏会のお知らせ

2013年07月23日 | 演奏について

メルボルンでは初のピアノトリオの演奏会です。

英国王立音楽首席卒業の優秀ピアニスト、ロードリーと、

同志でもある、天才肌系チェリスト、カーラとの共演です。

前のブログでも紹介しましたが、メンデルスゾーンのピアノトリオをメインに演奏します。

あとは、情熱ピアソラのブエノスアイレスの四季。

このメルボルンの冬にぴったりの哀愁漂う雰囲気。。。ちょっと大人な感じ。

本当に、心にしみる美しさ、葛藤を感じる激しい曲なので、是非皆様に聞いていただきたいです。

あまり普段本格的なクラシックを聞かない方でも、きっとこの美しさは感じとっていただけると思います。

是非是非、応援お願いいたします

チケットは私か、このフライヤーのサイトでご購入できます

 

 

 

 


鷲づかみ

2013年06月18日 | 演奏について

ピアノトリオの演奏会が8月にあり、

メンデルスゾーンのピアノトリオを弾く事になりました。

実は、今まで弾いた事がないのです。。

チェリストとピアニストは、御得意様ということで。。。すごいプレッシャー。

 で、最近、楽譜を読み始め、音楽を聴き始め。。。。

 

 

 

 

やばい。。。。どうしよう。。。。

 

美しすぎる。。。

 

これを弾くの??

 

38歳で亡くなるまで、約100曲を残し、

完成度が高い作品が多く、

とにかく知性とはかなさを感じる美しさは、胸を締め付けられるほどです。

 

どうか、聞いてみてください。

 

メンデルスゾーン ピアノ トリオ No.1 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Paiting

2013年06月05日 | 演奏について

ビララントリオの演奏会を終えて、

当日、宣伝も含めてメルボルンのクラシックFMの3MBSのスタジオにもお邪魔してきました。

コンサートの演奏よりも英語でのFM生放送のほうが緊張し、

とにかく、言う事をずっと考えてましたが、意外とさっくり終わりました。

ミシェル作のビララン組曲の1楽章と3楽章を流していただきました。

メンバーの1人が言うのもなんですが、私はこの曲が結構好きです

曲つくりは、建築だとか、料理だとか、表現する人もいますが???

この曲は白いキャンパスにオーストラリアの自然を

絵の具で表現しているような感じです。

次回のビララントリオは8月7日で、Geelongです。

 

 


東京クヮルテット 

2013年05月28日 | 演奏について

 東京クヮルテットの最後のメルボルン公演に行ってきました。

44年間、世界中をとび、偉大な功績を残したその活動は、

6月でフィナーレを向かえるという事です。

メンバーが、舞台に現れた時の雰囲気が、すごいオーラをはなってました

なんとなく、舞台と楽器を持ったメンバーがひとつの絵のような。

音も、、、、弦楽器って、音が重なるとこんなに美しいんだって惹きこまれるほどの響き

楽器はすべてストラディバリウス。(日本財団貸与)  パガニーニが所有していたストラドのセットらしい。 

演奏が終わった時のなりやまぬ拍手、スタンドオベーション

またひとつ素晴らしい演奏家の幕が閉じられました。

さみしいな~。。。。。

 

 


6月1日

2013年05月25日 | 演奏について

ビララントリオの演奏会があります。

日時 6月1日土曜日 2時開演

場所 リッチモンドユナイティングチャーチ (Richmond Uniting Church on 304-314Church St.)

入場料$20 16歳以下$15 

曲目

ネルソン:ビララン組曲、パガニーニー:ヴァイオリン、チェロとギターのためのトリオ、

ディフォッサ:ギタートリオNo.2、ボッケリーニ:マドリッドノ夜警隊の行進 他。

連絡先 0488 954 300

久しぶりのビララントリオ、メルボルンでの演奏会です。

皆様に、応援していただけましたら、幸せです♪

 

 

 

 


初体験

2013年05月21日 | 演奏について

今日は、本番だったのですが、 舞台上で、結構派手に、ヴァイオリンを持ちながら、こけました

カーテン裏だったのがまだ救いでしたが、

そのにぶい音は、カーテンむこうのお客様にも響き、ざわめきが。。。。

黒カーテンの下のほうから、私の片足がはみ出てたのは確実です。。。

 

それでも、さすがに、転び方はヴァイオリニストを貫き、

ヴァイオリンは無事 

とにかく、指揮台が見えなかった。  指揮台につっかかった。。。

ひどい鈍い音がしたので、まわりがかけつけてくれましたが、

平静を保ち、痛みをこらえながら、演奏は、無事終了しました。

足は皮がむけ、今は青あざになっております。。。。

 

我ながら、ヴァイオリンを守りながら転ぶ姿は、プロと自負しておりますが、、、、

いったい、舞台で転ぶ演奏家はいかがなものか

 


Birrarung Trio

2013年05月13日 | 演奏について

 

(演奏会前、舞台裏にてカーラと。。。by ミシェル)

Barwon Heads での演奏会、無事、終わりましたあ

久しぶりのトリオでの演奏会だったので、課題も残りましたが、

会場は、音楽愛好家で、心温かいのお客様が多く、

そんな雰囲気をステージでも感じる事ができ、安心して演奏させていただきました。

次回は、6月1日、Richmond Uniting Church です。

6月1日の演奏会前には、3MBSに出演予定です。

詳細などはオフィシャルサイトのほうに載せておきますので、

お時間あれば、是非、聞いてみてください

 

 

 


Barwon Heads

2013年04月28日 | 演奏について

ビララントリオの、オリジナル曲<ビラランーヤラ川ー>を録音して、

やっと、最終段階の編集CDをいただきました。

 

なかなかよい。というのが、感想です

 

癒やし系というか、自然派というか、オーストラリアならではの音だと思います。

 

私が、小鳥のさえずりのものまね、

カーラが、川の流れ、

ミシェルが、空気の雰囲気。

 

来月、母の日に、Barwon Heads で演奏します

演奏会の後にお茶会もあるみたいです。

もちろん、メンバー全員参加です

 

詳しくは、私のオフィシャルサイトにフライヤーを載せてます。

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

 

 

 


ラザニア昼食のリハ

2013年04月10日 | 演奏について

東京の桜はもう散ってしまってるんですね~。

さみしい

桜もそうですが、私の育ててたひまわりも、今は無惨な格好です。。。

季節の移り変わりは時には寂しいものですね

 

さて、ビララントリオのリハが、昨日、ウチ  で ありました

 

 

今度の演奏会では、ヴィオラ奏者のマンフレッド氏を向かえます。

マンフレッド氏は、ジュリアードを優秀な成績で卒業した、すごいパワフルなヴィオラ奏者です。

と 同時に、すばらしい歌い手でもあり、なかなかめずらしいタイプの音楽家です。

存在感があり、その空気がまわりを巻き込みます。

すばらしい音楽家と一緒に活動できる事は、音楽家としての喜びですね

プログラムは、パガニーニ、ボッケリーニ、フォッサ、オリジナルのビラランを含め、約2時間です。

私は、いつもいっぱいいっぱいですが、なんとか、がんばりまっす。応援よろしくお願いします

 

ミシェルと、マンフレッド。 すごい存在感。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


モーツアルトの音楽について

2013年03月16日 | 演奏について

モーツアルト。 

1人で弾いていても、

ひとつひとつの旋律に性格があって、物語がつくれてしまいます。

落語のようです。 

落語で物語を語るように、モーツアルトの作った音楽でも、物語があるのです。

落語の物語では、いろいろオチがありますが、

モーツアルトの音楽でも、オチがあります。 

ほとんど、ソープオペラであり、シモネタです

とにかく、オペラというと高尚なイメージがありますが、

どうか、モーツアルトのオペラの内容を確認してみてください

何百年も前の人の生活模様が、大して現在と変わらないことが新鮮に思われるはずです。

そんな、安物の大衆劇が、完全な美しい音楽で支配されてるのです

このミスマッチ。。。。なんといおうか、すごい芸術と私は思うのです。

豚に真珠。 でも、 豚がとにかくきれいにみれる魔法の音楽なのです。