ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

転職成功

2019年01月24日 | 教えること
実は、転職、無事に成功しました。

オーストラリアでは、どちらかというと
転職は日常茶飯事で、オプションがあれば、レベルアップになるかもしれません。

ただ、転職には、前の職場の上司の推薦や、仕事内容が重要になってくるので、1,2年程度のキャリアは無と言っていいかもしれません。

転職は、スパっとですね。

新しい生活。
忙しくなりますが、わくわくします。




新しい挑戦

2018年12月22日 | 教えること
面接日。

緊張😥



今まで約10年、お世話になった
マキロップカレッジには
お別れしました。

勤め始めたのは20代後半。
色々勉強になりました。

出産、育児を機に転職です。

これからの10年、
どのように毎日生きていきたいか、
10年後、何をしていたいか。

そんな事を考えてました。

面接、当たり前だけど、

英語😅

日本語だったらめちゃくちゃ自信あるのになぁ。。。









VCE

2018年10月28日 | 教えること

日本でいう高校3年生は卒業試験シーズン。
日本でいう文部省が決めたいろんな科目の試験を受けます。

実はバイオリンも音楽としてあります。

試験は25分のリサイタル形式。

ソロ曲、現代曲を含む膨大なリストから
自分でプログラムを組んで演奏します。

今日はこんな素敵な学校が試験会場です。


秀才を生む

2018年09月09日 | 教えること

才能があるとかないとか、

向いてるとか向いてないとか、

あるひとつの事を習得するのによく使われる言葉ですが、

私は、まったく、関係ないと思っています。

 

もちろん、大人から何かを始めるとしたら、関係あると思いますが。。。

 

3歳、4歳などの小さいころから始めるヴァイオリンにはそれはないと断言できます。

習慣、性格、考え方、価値観、すべては環境によってはぐくまれるべきものだからです。

種がないところには花が咲かないし、

太陽が強すぎても枯れてしまう。

水も根腐れしない程度に。。。

 

だから、正直、親の負担はかなりのものです。

そう決心したご両親のもとに秀才が生まれるのだと私は思っております。

 

 

 

 

 


恋の駆け引き

2018年09月06日 | 教えること

ヴァイオリンでも、ピアノでもそうですが、

同じ曲を弾いても、吸い込まれる表現をする人がいます。

 

何が違うのでしょう。

 

恋の駆け引きと同じような。。。

 

決して、すべてが感情的ではなく、

冷静に、計算された、何かも感じさせつつ、

とにかく、美しさには超がつくほど繊細で。。

え~!!こんな攻め方、こんな間の取り方ってあり~っ??というような。。

 

指導者として、そんな表現を教えられればいいのですが、

なかなか難しいものです。

 

 


3歳児 ヴァイオリンを始める

2018年08月24日 | 教えること
長男、始めました。

ばいおりん。

始めて4ヶ月、毎日少しですが、
欠かさず練習させてます。

ご褒美作戦、おばけ作戦
Youtube作戦、
一緒にバイオリンで遊ぼう作戦、
バトル作戦。

プロにさせたいとは思ってませんが、
お稽古を通してよい人間になってほしいと思ってます。

一緒に頑張ろうね。長男くん。






メニューイン国際コンクール

2018年05月04日 | 教えること

20世紀最高ヴァイオリニストの一人

メニューインを記念したヴァイオリニストのためのコンクールが、

スイスで行われました。

 

世界中300人以上の応募から、選出された30人。

スイスで決戦を繰り広げました。

 

そして、なんと!!

 

ジュニア部門の優勝者。

オーストラリア国籍、メルボルン出身者。

クリスチャン・リ が優勝。

 

候補者、圧倒的にアメリカ人、韓国人、ちらほら日本と中国。

オーストラリアなんて、彼一人なのに、優勝。

残念ながら私の生徒ではありませんが(笑

あっぱれ!!

 

オーストラリアのヴァイオリン界は、

エリザベル王妃国際コンクールで優勝したレイ・チェンも産出しており、

レベルが上がってきています。

 

 

 

 

 

CHRISTIAN LI / Menuhin Competition 2018, Junior finals


構え方

2017年11月03日 | 教えること
どんな楽器やスポーツでも同じだと
思いますが、

体を使って何かを連続して続けるには

姿勢や体の動かし方がすごーく大切です。

そこをクリアーできると効率よく
上達していくし、
音や技術のクオリティも洗練されたものに仕上がります。

バイオリンを構えるときの位置。

これによって左手全体の技術、

例えばポジション移動や、

ビブラート、音の取り方に影響を与えるし、

さらには右手の運弓にも影響を与えてしまいます。

運弓は音楽表現作りでもろに差がでるところですね。

小さいうちにそこをしっかり叩きこまれた生徒は、

やっぱりある時期にグーンとのびます。

先生を選ぶ時はしっかり見学して
そこをチェックしておきたいですね。









育児と仕事 2016年

2016年12月10日 | 教えること

2016年、育児をしながらの仕事復帰。

去年の今頃は不安でしたが、

いざやってみるとなんとかなりました。

お昼休みに保育園に授乳しに行ったり、

授業の合間に離乳食作ったり、洗濯したり、

保育園に預ける時は、毎回胸突き刺さる思いでしたが、

今は、ケロっとしていて家にいるほうが退屈なようです。

 

何よりも理解ある職場環境に恵まれ感謝です。

音楽学部のすばらしい先生達と😀


アナフィラキシーショック講習

2016年10月05日 | 教えること

オーストラリアの学校に勤める

職員全員に御触れがでました。

アナフィラキシーショックに対応するため

講習を受ける事。

食べ物などにアレルギーのある人は

年々増えていますがここオーストラリアは

かなり多いです。

そんな子供たちをアナフィラキシーショックから

守るべく私も受けました!

オンラインで簡単に自分の好きな時間で出来ます。

講習後は実施試験を受けます。

エピペンと言われる注射器の使い方や

症状の見分け方、ショックが起きた時の対応など

多くの生徒に携わる者としてトレーニングを

受けてとてもよかったと思います。

無事、合格!

 


音楽性

2015年10月08日 | 教えること
お仕事で試験官をしてきました。

いろんな方の演奏を聞かせていただきましたが、

その中で、きらりと光り、釘付けにさせる演奏があります。

音楽を表現する技術力はもちろんですが、その上で曲に対する姿勢が違うんですね~

造り上げようとする気持ちが
普段の訓練に反映され、
本番では曲がしっかりと独自の形になって現れてきます。

普段の練習の仕方、大切ですねぇ。







試験シーズン到来

2014年10月14日 | 教えること

春休みも終わり、学校の授業も、レッスンも開始いたしました。

今学期は試験が多く、生徒も私もバタバタしてます

こちらには、VCEをはじめ、AMEBやら、Trinityやら、とにかく音楽の実技試験が多いのです。

日本でいう漢字検定とか、英検のような感じのものが、音楽実技にもあるのです。

初級から上級まであって、上級以上になると教えられます~みたいな資格がもらえます。

そういった試験の結果が、音楽で奨学金をもらう時や、学生オケに入る時、

大学の音楽部に入るときの、審査目安になってきます。

生徒も試験!となるとやはりやる気にはなるようです

ただそれだけをゴールとしてやっているとやはり土台は作れないんですよね

いい意味でも、悪い意味でも、それ以上、それ以下にはならない感じで仕上がっていきます。

とにかく教本が、???の部分が多い(失礼)

いい教本は一歩ずつ確実に能力にさせていくように書かれているし、

いい先生は生徒に難しさを感じさせず、上達させます。

まあ、なんだかんだ言っても、

生徒の練習量と練習の質が一番上達するキーになるのは間違いありません