ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

教師としての素質

2005年07月25日 | 教えること
新しい生徒にヴァイオリンを教える時、
時々感じる事がある。
<前の教師の素質>だ。

指板に何年もシールを貼りっぱなし。
楽譜には全てカタカナでドレミが書いてある。

その子は楽譜を読み、
正しい音を判断する能力が身についているだろうか?
 
正しい音程を教えるのは難しい。
レッスンだけでなく、家での練習の時にも
注意を払わなくてはならない。
親の協力も必要だ。

私は指板にシールを長い間貼ったり
楽譜に読み仮名をふったりするのは、
逆に遠回りだと思う。

教師にやる気があれば、
子供は遠回りをしなくてもすむのだ。